ゆらら 絵本館

こみねゆらの絵本

オルゴールのくるくるちゃん

2015年10月19日 | 2012年~
「オルゴールのくるくるちゃん」
こみねゆら 文・絵  講談社  2015年 9月17日
この2年、ずっといつも頭にあった、くるくるちゃんの物語。
やっと絵本の形になりました。うれしい。
とても好きな絵本になりました。

四年変組

2015年02月25日 | 2012年~
「四年変組」
季巳明代 作   こみねゆら 絵
フレーベル館  20015年2月発行

白黒のカットを55枚ほど描きました。
「おーばあちゃん」に続いて、ものがたりの本の挿絵です。
どちらもとても枚数が多かったけれど、描いていてうれしくなる、とてもいいお話でした。
4年生の教室のにぎやかさや、子どもたちの心のうごきが、うまく描けているといいなあと思います。

おーばあちゃんはきらきら

2015年02月10日 | 2012年~
「おーばあちゃんはきらきら」
たかどのほうこ さく   こみねゆら え
福音館書店 2015年2月15日発行

14年は展覧会が続いたので期間が空いて、まるまる一年ぶりの新刊です。
大ファンのたかどのほうこさんと、初めてご一緒しました。感動!
たかどのさんの本は、デビュー作の「ココの詩」からずっと大好きです。
読み物の本。カラーと白黒の挿絵を40点ほど描きました。



ミシンのうた

2014年03月14日 | 2012年~
「ミシンのうた」
こみねゆら 作  講談社 2014年 2月13日発行
愛用のアンティークミシンで服を縫いながら、浮かんできたお話です。
とても気に入っているかも。

花びら姫とねこ魔女

2013年10月10日 | 2012年~
朽木祥 文  こみねゆら 絵
小学館  2013年 10月14日発行

朽木祥さんとの初めてのお仕事です。わがままな花びら姫のお話。
たくさんのねこを描きました。ツイッターで写真を提供して下さったみなさま、
本当にありがとうございました!!><
可愛く描けているといいなあ。

月の貝

2013年03月06日 | 2012年~
名木田恵子さんとの2冊目の本です。
佼成出版 2013年 2月28日発行

名木田恵子 文  こみねゆら 絵


海がまだ返してくれないおかあちゃん。えなは空を見上げます。

ともだちできたよ

2012年08月30日 | 2012年~
内田麟太郎さんとの絵本「ともだちできたよ」ができてきました。
文研出版 2012年9月
内田麟太郎 文  こみねゆら 絵


春に熊本で、内田さんも出席する絵本学会の講演を聞きに行きました。
座談会での内田さんのお話、とても深く優しくきっぱりとした生き方が感じられ、感銘。
そんな内田さんの物語をちゃんと私は絵に表現できているかしら・・・心配だけど。





2013年の春に「ともだちできたよ」で日本絵本賞をいただきました。
うれしかったです!

空のしっぽ

2012年02月23日 | 絵本 2010年2011年
名木田恵子さん作の「空のしっぽ」  
佼成出版 2012年2月25日発行
各見開きに白黒の絵があって、時々カラーの絵がはいる、おはなし絵本の形式です。
きりんさんやぞうさんやおさかなさん、描きました。
名木田さんとはまた一緒にお仕事しましょうということで、
次のお話の完成を待っているところです。楽しみです!

つきよはうれしい

2011年10月12日 | 絵本 2010年2011年
「つきよはうれしい」
あまんきみこ 文 こみねゆら 絵 文研出版 2011年9月30日
外を歩くのがこわくなっちゃったあこちゃん。
水色のカーテンのむこうには・・・。
あまんきみこさん、すごく素敵な方です!
一緒に絵本を作れてすごくうれしかったです。

あそびましょ

2011年08月23日 | 絵本 2010年2011年
「あそびましょ」
いしいむつみ 文  こみねゆら 絵  アリス館
ずっと長いこと、一緒に作りましょうね!と話していた、
いしいむつみさんとの絵本2冊目です。
(一冊目はパメラ・パティー・ポッスで10年以上前!)
とてもきれいな印刷でうれしいです。
気に入ってもらえるかしら。どうかなあ。ドキドキ。

「おもちゃのくにの ゆきまつり」

2010年12月25日 | 絵本 2010年2011年
「おもちゃのくにのゆきまつり」
「おばあさんのうちへ」が出版された2003年から考え始めて、
やっと出来ました。
物語は、変化したりとどまったり、やっと先に進んだり。
姿を変えながら、7年かかって出来上がりました。
出来てきた本を見ながら、「手を離れちゃいましたねえ・・・」と
編集の方と、寂しくなりました。
何度もの打ち合わせをしながら姿を変えていく過程もまた、
楽しかったです。
でも、手を離れて出来ちゃったからには、たくさんの方に読んでいただきたいなあ。
よろしくお願いします。
大好きな絵本になりました。

書店での注文になるのかな?こどものとも。

おまけ付きは、乙女屋さんの方へ。

「宇宙のはてから宝物」

2010年12月25日 | 読み物
「宇宙のはてから宝物」
井上林子さんの初めての長編です。
あかりとゆうの物語。小学校高学年。
心を込めて書いた林子さんに応えたいと、私も一生懸命描きました。
林子さんの好きな町並み、川辺、ちゃんと表現できていたらうれしいな。
たくましく生きていってほしい、あかりとゆうへ。地球のどこかより。


おばあさんのうちへ

2010年12月25日 | 絵本 2010年2011年
2003年に「こどものとも」で出た絵本「おばあさんのうちへ」が、
部数限定ですが、ハードカバーになりました。
アマゾン等にはないのだと思います。
普通の本屋さんはどうなのだろう??ないのかなあ・・多分。
予約数のみの復刊だと思います。


乙女屋さんにお願いして扱ってもらいました。
今は品切れ表示になっていますが、またしばらくしたら
再入荷のお知らせが出ると思います!

「おばあさんのうちへ」
こみねゆら作、絵
「こどものとも」2003年 福音館書店
復刊2010年 こどものとも社


ふゆねこ

2010年12月08日 | 絵本 2010年2011年
ふゆねこ
講談社の絵本通信に書いたかんのさんと私の文をコピーさせていただきましたー。

・文/かんのゆうこさんからのメッセージ

「四季ねこえほん」の第一弾となるこの「ふゆねこ」は、お母さんを亡くしたばかりの女の子のもとへ、雪のようにまっしろいねこが訪ねてくるところから始まります。「お母さんが亡くなる」という、悲しい出来事から始まる物語ではありますが、この絵本に一貫して流れているものは、包み込まれるような優しさであり、読み終えた後に胸に残るものは、銀色に輝くかまくらに、そっと灯された明かりのような温かさかもしれません。なぜならこの絵本は、親が子どもへ注ぐ、尽きることのない愛を描いたものだからです。たとえお母さんがそばにいなくなったとしても、お母さんの愛は、いままでも、これからも、ずっとずっとかわらない。「ふゆねこ」の存在を通してそれを伝えることが、これから子どもたちが生きていくための、静かで強い力となってくれたら……そんな願いを込めて、この絵本を創りました。

・絵/こみねゆらさんからのメッセージ

ちさとちゃんの悲しみを、どうしたらほんの少し和らげてあげることができるだろう。
わからないまま、ふゆねこになったり、おかあさんの思いになったりしながら、
そっとゆっくりちさとちゃんの手を、温めることを願いながら描いていました。
ちゃんと届けることができていたら、うれしいなと思います。

にんぎょうげきだん

2010年12月08日 | 絵本 2010年2011年
にんぎょうげきだん
09年のお正月に書いたお話です。
出版は2010年の5月。草原を歩いていくのに、気持ちいい季節です。

小さな何かを作り、だれかが観てくれたらうれしい。
ほんとうにささやかな劇だけど、てくてく歩いて演じに行って、
もしもだれかが喜んでくれたら、すごく幸せ。
そんなにんぎょうげきだんの団員さんたちです。
何が伝えられるか、喜んでもらえるのか、いつもわからないまま
でも、今日を一生懸命いきましょうって思いで描いてみました。

   おまけ付き(蔵書票みたいなカード)は、乙女屋さんにて