yuntanのハッとしてgood !

にゃんこ、映画、カメラ、食べる・飲む、ハイテク…結局なんでもありっすね。

映画レビュー4連発!!

2014年07月25日 | ムービー
あけましておめでとうございます。yuntanです。



…え? もう7月なんですか? しかも後半…。



( ̄▽ ̄;) 全然更新してなかったよ。いやはや自分でもビックリ。


取りあえず近況報告ですが、最近はiPadでのお絵描きにはまってます。
絵と言ってもイラストですけどね。
学生時代は良く描いていたのですが、最近すっかり描かなくなってて、
iPadのお絵描きアプリ「Procreate」とスタイラスペン「JOT TOUCH 4」を手に入れて
描き始めたら、すっかりはまりましてですね。
会社の休み時間とか、家とかでも道具を準備・片付けすることもないので
ささっと描けるのも魅力です。

後はももクロのライブが明日と明後日、日産スタジアムで2Daysあるので
そちらも楽しみなのですが、果たして梅雨明けした夏の炎天下に2日も耐えられるのか…。
(特に相方が心配)
正に「おまえ達が先に倒れるか、私たちが先に倒れるか、勝負だー!」って感じです(^_^;)


さーて、前置きが長くなりましたが、今年に入ってから4本映画を見ていまして、
簡単ですが今更なレビューをまとめて書いちゃいます。


「トリック劇場版 ラストステージ」

おおっと、いきなり1月に見た作品のレビューですか ( ̄▽ ̄;)
こちらはテレビドラマからスタートしたトリックシリーズの劇場4作目で
シリーズ完結編にもなっています。

テレビドラマが始まったのが2000年ですから、実に14年も続いたシリーズ。
いやはや、なかなかすごいもんですよ。
当然シリーズのファンとしては思い入れも強いのも確か。実際私もそうです。

今作はそんなシリーズの完結編ということで、
完全にシリーズのファンに感謝の気持ちで作られた感じですね。
逆に言うと、それ以上でもそれ以下でもない…と。
まあ、いきなりこの完結編だけ見るって人はまずいないでしょうけど。

とはいえ、今ひとつ奈緒子=シャーマンの下りがハッキリしないままだったりとか
少しもやっとした部分は残りましたが、まあ無難にまとめたなぁという印象。
個人的にはもっと前半は思いっきりはっちゃけて欲しかったですねぇ。


監督
堤幸彦

脚本
蒔田光治

出演者
仲間由紀恵
阿部寛
生瀬勝久
野際陽子
東山紀之
北村一輝

公開
2014年1月11日

上映時間
112分


この映画の評価:★★★★★★★☆☆☆(あくまでもシリーズファンとしての評価)



次に紹介するのは「ポリス・ストーリー/レジェンド」

タイトルからわかるように、これはあのジャッキー・チェンの人気シリーズ最新作。
一時は「もうアクション物には出ない」とかなんとか言ってましたが、
ちゃっかり止める気配無しですね。本人も何か前言撤回的な事言ってるようだし。
それはそれで、ファンとしては嬉しいのですけど…ただやっぱなんていうか、
全盛期のように動けないのも理解できるし、その中で出来ることを最大限やろうとしてるのも分かる。

ただ今作に限って言うと、なぜ「ポリス・ストーリー」シリーズにあえてしたのか、
私的にはすっごい疑問に思うんですよ。
セガールみたく、また邦題で勝手に付けたのかと思ったら、原題は「警察故事2013」なので
「レジェンド」はまあいいとして、シリーズのタイトルを付けたのは間違いではない。

では何は不満なのかというと、「コミカルさ」が無くなってること。
一応シリーズの4作目的位置づけの「ファイナル・プロジェクト」まではよかったけど
それが「香港国際警察/NEW POLICE STORY」から消えてしまったんですよ!!
(その前の「新ポリス・ストーリー」は邦題が勝手にシリーズ名を付けたので
今回はこちらについてはあえて言及しない)

んでもって今回の作品もコミカルさがなく、ジャッキーお得意のアクションが冴えない。
恐らく、警察物ってことで「リアルさ」を出していきたいのでしょうけど、
じゃあこのシリーズにあえてする必要はないでしょ。もう人気シリーズの名前使って
客を呼ぼうという魂胆見え見えなのがやな感じです(-_-)

そのリアルさの表現のひとつとして、今回はバーリトゥード的なアクションがありました。
まあそこが最大の見所って感じですかね。
他のアクションは今回閉塞空間での話なので、今ひとつパッとしません。

アクションものを続けるのはいいのですけど、
もう一度原点に帰ってもらって、自分のアクションの何がうけていたのかを
見つめ直して欲しいですね。
やっぱり私的に彼の作品は、見た後に爽快になれるのが好きなんです。
あ、でも噂にある「ラッシュ・アワー」の続編は勘弁です ^^;;


監督
ディン・シェン

脚本
ディン・シェン

出演者
ジャッキー・チェン
リウ・イエ
ジン・ティエン

公開
2014年6月6日

上映時間
110分


この映画の評価:★★★★★☆☆☆☆☆



3作目は「X-MEN: フューチャー&パスト」

こちらは人気のアメコミ実写版「X-MEN」シリーズ最新作。
「ファースト・ジェネレーション」の続編で、もう1作とで3部作になる予定。
(でも話的には「ファイナル ディシジョン」の続編にもなるような…)
シリーズ物の宿命でもありますが、しかも3部作の2つ目ということもあり、
これだけいきなり見ると、過去と現在の同一人物が入り乱れてのストーリーなので、
「なんのこっちゃ?」なものになるでしょうね。

ただシリーズのファンとしてはかなり納得のいく脚本とアクションになってるかと。
とにかく過去と現在の繋げ方と見せ方が秀逸で、
ぐいぐいとストーリーが引っ張ってくれるおかげで、2時間超えてるのにあっという間です。
VFXはもう今更言うことは何もないです。もうこれ以上何を求めるの?って感じ。

アメコミの「デイズ・オブ・フューチャーパスト」は見ていないから分からないですが、
恐らくこちらではウルヴァリンがメインではないのかな?
今作ではある理由で過去に行くのがウルヴァリンになるわけですが、
これはこれでいい見せ方だと思います。
原作以上に映画では完全にウルヴァリンはX-MENのアイコン的存在になってるので
(スピンオフの映画が2作もあるくらいですからね)
興行的に見ても良いでしょうし、話も整理して見やすくなったかと。

続編はある意味ホントの意味での「ファースト・ジェネレーション」の続編になると思うので
それが終わった後の、一旦オールクリアとなった世界で見せる新シリーズも
期待せずにはいられないです。

ただ、ウルヴァリンは再生治癒能力が高いので歳を取りづらいわけですが、
演じるヒュー・ジャックマンも大変だなぁ…と思うわけです(^_^;)


監督
ブライアン・シンガー

脚本
サイモン・キンバーグ

出演者
ヒュー・ジャックマン
ジェームズ・マカヴォイ
マイケル・ファスベンダー
ジェニファー・ローレンス
ハル・ベリー
アンナ・パキン
エレン・ペイジ
ニコラス・ホルト
ピーター・ディンクレイジ
イアン・マッケラン
パトリック・スチュワート

公開
2014年5月30日

上映時間
131分


この映画の評価:★★★★★★★★★☆(これもシリーズのファンとしての評価)



ながくなりましたが、最後は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」

こちらは日本のライトノベル「All You Need Is Kill」が原作という
極めて珍しい近未来SE大作映画。
私は原作は読んでないのですが、映画公開前に短期連載されたコミックの方を読んでました。

原作では主人公は軍に入りたての新兵という設定だったのですが、
主役をトム・クルーズがやると聞いたときにはどうなるのかと心配。
幾ら歳よりは若く見える彼ですが、とはいえ新兵役は流石に…と。
しかし、まあ見事な設定のチェンジと脚本で、そこをうまーくカバーしてました。

トムはまあ説得力のある変更もあってか、違和感なかったのですが、
一緒に戦う女性兵士リタが、パツキンのごついお姉さんになってたのはちょっとがっかり。
恐らくトムとの年齢差を考えると、美少女ってっせいのママではムリがあって
こちらも変更してたと納得するしかないですが、
整備士の少女までおっさんにしちゃって、ラノベ的な萌え要素は全くの排除です。

あと、コミックは原作と同じ終わり方なのですが、映画版では変わっています。
ここは好みの分かれるところでしょうが、個人的には映画の方が好きですね。
でも基本のループの設定とか、根幹の部分はきっちりと原作を押さえているので、
原作が好きだって人にもオススメできます。

それからパワードスーツがコミックでは「宇宙の戦士」みたいな格好いいものでしたが、
映画では、かなり現在の技術で作ったらこうなるてきな、かなり現実的なデザインで、
これはこれでありなんだけど、個人的にはやっぱコミックのようなのが、
大立ち回りする姿を見てみたかったですねぇ。

それにしてもトムさん、もう50過ぎてるのにまぁようここまで激しいアクションしますね。
ちょっと同じ歳のジャッキーさんも見習って欲しいかな…なんて思ったり。


監督
ダグ・リーマン

原作
桜坂洋

脚本
ダンテ・W・ハーパー 他

出演者
トム・クルーズ
エミリー・ブラント
ビル・パクストン
ブレンダン・グリーソン

公開
2014年7月4日

上映時間
113分


この映画の評価:★★★★★★★★★☆


yuntan’s golden award 2013

2013年12月31日 | 雑多
今年はももクロに始まり、ももクロで終わった1年のyuntanです。


みなさん、ゴキゲンよう。



このブログでは全然触れてませんでしたが、実は少し前からももいろクローバーZにはまってまして、
今ではファンクラブに入って、ライブにまで行くようにまでに。

おっと、この年末にいきなりのカミングアウト ( ´,_ゝ`)フッ…

この間の23日、極寒の西武ドームのクリスマスライブにも参戦!!!
めっちゃ寒かったですが、あの国立競技場でのライブ発表の瞬間に立ち会えて
これはもう一生の思い出となりましたよ。

彼女たちは歌はもちろんですが、見てるだけで元気になるという
ホントに奇跡の5人組です。
Youtubeにたくさん動画が上がっていますので、一度見てみてください。
まあ、はまって抜け出せなくなっても責任は取りませんけどね。


おっと、ももクロのことは置いといて、年末と言えばやっぱこれ書かないと。
yuntan’s golden award 2013! キタ━━゜+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゜━━ ッ ! !

・・・なんて盛り上げてますが、今年見に行ったのはったの8本。
去年が11本だったので、ずいぶんと減っちゃいましたねぇ (ノД`)
ま、仕事がいそがしかったのとももクロに気持ちが行ってたということもあってのことなので
仕方ないってところでしょうか…と良いわけを言ってみたり (* ̄∇ ̄*)

では、今年のノミネート作品を改めて見てみましょう。
星はレビューの時に付けた、私的な評価(10点満点)です。


007 スカイフォール
★★★★★★★☆☆☆(007シリーズとしての評価)


ホビット 思いがけない冒険
★★★★★★★★★☆


ダイ・ハード/ラスト・デイ
★★★★★★★☆☆☆(シリーズとしての評価)


ライジング・ドラゴン
★★★★★★★★☆☆


パシフィック・リム
★★★★★★★★★☆


モンスターズ・ユニバーシティ
★★★★★★☆☆☆☆


スター・トレック イントゥ・ダークネス
★★★★★★★★☆☆


マン・オブ・スティール
★★★★★★★☆☆☆


以上となります!
こうやってみると、相変わらず趣味全開ってラインアップですな。
巧夫ものが1本もないのが、悲しいです。来年に期待です。


では、まず最初に最優秀主演男優賞は・・・

やっぱりあの身体を張ったアクションを見せられたらこの人しかいないでしょ
(あれ?去年も同じ事書いた気が…)
ジャッキー・チェン です!!!

来年60を迎えるジャッキーが、あそこまでのアクションを魅せてくれたら
ファンとしては文句なしの受賞でしょう。
この作品で「超大作アクション」は最後と一応言ってますので
尚更感慨深いものがあります。
最後と言わず、もっと頑張って欲しいなぁ…。


それでは次、最優秀主演女優賞は・・・

007のM役、ジュディ・デンチ です!!!

まあ「主演」では無いのですが、今回が最後だと思うとこちらも感慨深いものが。
今回はボンドガール最年長という大役(?)も果たしましたしw
取りあえずお疲れ様ですねー。



それではいよいよ作品賞の発表です。



では、まずは 第3位!


ホビット 思いがけない冒険 です!!

このトールキンの原作が大好きなもんで、
ちょっと普通の人と評価が分かれるところでしょうが、
私的にはめちゃツボでした。
指輪物語を見事に映像化したピーター・ジャクソン監督ですが、
今作も見事。文句の付けようがなかったです。
しかも嬉しいことに三部作になるとは…残り二作も楽しみでなりません。



それではお次、 第2位!

スター・トレック イントゥ・ダークネス

これも前作に続き、マジで興奮ものの良作でした。
スーパーマン同様このシリーズもリブートしたワケですが、
いやー見事に新生スタトレですよ。
昨年の「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」に続いて
監督のJ・J・エイブラムスは連続の2位獲得!!
次のスターウォーズの監督もやるみたいなので、この監督は今後も要チェックですね。




さてさて、それではいよいよ 第1位 の発表!!

文句なしにパシフィック・リム !!

いやー予約してまでブルーレイ買った買った。
もうこんな熱く、興奮する作品はそうそうお目にかかれないですな。
本当なら巨大ロボットものなら日本で作って欲しかったけど、
でもやっぱこれ見ちゃうと…日本じゃムリだなと思いましたわ。
ハリウッドの底力を魅せていただきました。完敗。
ツッコミどころも多いですが、それ以上の熱い演出の数々…よかった!!!
何故か日本ではそこまで興行成績良くなかったみたいだけど、
是非この監督で続編を作って欲しいです。


以上、yuntan’s golden award 2013 これにて終了!


ももクロも紅白で今年最後のサイコーの舞台を見せてくれたし、
今年の更新はこれでおしまいです。
なんだかんだで今年の更新は映画のレビューしかなかったですね。
来年は…もう少し…まあマイペースで ( ̄ー ̄)ニヤリッ☆

では、みなさまよいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします!!!!

マン・オブ・スティール

2013年12月30日 | ムービー
ようやく年賀状を書き終わり、後は紅白を待つばかりのyuntanです。


みなさん、ゴキゲンよう。



いや~何とも今年はあっという間に終わった感が… (;´Д`)
映画の残りレビューがあと1本残っていて年末迎えるのかと
自分で冷や冷やしてましたが…なんとかギリですわ。あぶねぇー。

てなわけで、その最後の1本が「マン・オブ・スティール」です。

タイトルだけ見ると、「鉄の男」? となんかよう分かりませんが、
新生スーパーマンの映画です。

スーパーマンと言えば、2006年に「スーパーマン リターンズ」がありましたが、
全く話は繋がってない…というか、今作はまたスーパーマンの誕生から描いた
本当の意味での「新」スーパーマンです。
ま、こういう事はアメコミの世界ではよくあることですし、
ダークナイトシリーズでバットマンを見事にリブートすることに成功した
DCコミックが味をしめるのもまあムリもないっすよねぇ。

で、実際今回のスーパーマン、そのダークナイトの監督である
クリストファー・ノーランがプロデュースしてるし。
んでもって監督は私の大好きな漢(おとこ)の作品「300(スリーハンドレッド)」の
ザック・スナイダーですからねぇ。見る前から期待値上がるわぁ。

しかもザック監督はアメコミである「ウォッチメン」を見事に映像化してますから、そう言う意味でも安心。


で、見終わった感想は「これぞ『ドラゴンボール』の本当の実写化」です。
いや、別に茶化してるわけでも馬鹿にしてるわけでもないです。褒めてます。
ストーリーはかなりシリアスで、ハッキリ言って暗いです。
そこんとこは全然ドラゴンボールでは無くてですね、私が言ってるのは戦闘シーンの魅せ方。

タイトルのようにスーパーマンも敵も鋼のように頑丈な身体なわけですよ。
んでもって力もすんごい強い。
そんなもの同士が思い切り殴り合ったら・・・
そう、ドラゴンボールのようにいろんなものを吹き飛ばしながら吹っ飛んでいきます。
飛ぶ速度も速いので、殴った方に先回りして吹っ飛んできた敵を迎撃。
まさに漫画のあの表現をマジで実写化するとこうなるのか!
と、ある意味目からウロコ的な妙な興奮がそこにはありました。

完全な黒歴史になってるドラゴンボールのハリウッド実写化も、
これくらいお金掛けて、ちゃんとした監督がやってれば、
例え設定が全く違ったとしても、ここまで酷評はされなかったと
改めて思い知らされました。
(まあ2009年公開の作品なので、技術的な面なハンデもありますが…)

とにかくクライマックスの敵との一騎打ちのシーンだけでも必見。
前回のリターンズでも思いましたが、今回もIMAXのデカイスクリーンで見てみたかった。
でもIMAX高いからなぁ… (´・ω・`)ナフー


ストーリーはクリストファー・リーヴ版の時とは打って変わって
かなーりシリアス。悪く言えば暗いです。
なのでクリストファー・リーヴ版が好きな人にはちょっと抵抗があるかも。
しかもベースのスーパーマン誕生の話は変わっていないので、
新鮮味がないと思う人もいるかもしれませんね。
逆にそっちをあまり知らないで、ダークナイトが好きな人なら
きっとこの作品も気に入ってもらえるかと。



リターンズのときもシリーズ化すると思っていましたが、
見事に今回リブートして、今度こそホントにシリーズ化をするみたい。
しかもDC版「アベンジャーズ」とも言える「ジャスティスリーグ」も見据えて
ナント次回作ではとうとうバットマンとの初共演もするというウワサもあります。

そんな話をきいたら、次回作も期待しちゃいますね!!


監督
ザック・スナイダー

脚本
デヴィッド・S・ゴイヤー

出演者
ヘンリー・カヴィル
エイミー・アダムス
マイケル・シャノン
ケビン・コスナー
ダイアン・レイン
ローレンス・フィッシュバーン
アンチュ・トラウェ
アイェレット・ゾラー
クリストファー・メローニ
ラッセル・クロウ

公開
2013年8月30日

上映時間
143分


この映画の評価:★★★★★★★☆☆☆


スター・トレック イントゥ・ダークネス

2013年12月19日 | ムービー
1,000ページ、3,000点のカタログの校正でうんざりしているyuntanです。


みなさん、ゴキゲンよう。


こういうのって、パラパラと原稿送ってきてくれたらいいんだけど、
締め切り近づかないと皆本腰を上げてくんないので、
結局この年末の忙しい時期に大わらわ状態になるんだよなぁ…。


とまあ、愚痴はこのへんにしといて、残りのレビューも書いていきますよー。

でもって今回紹介するのは「スター・トレック イントゥ・ダークネス」です。

スター・トレック自体は今更説明するまでもない、超有名なSFスペース冒険物のテレビシリーズ。
映画化も何度も行われています(今作で12作目)。
テレビシリーズも長いので役者を一新したりしてましたが、
今回の作品は前回の2009年に公開されたものの続編で、
テレビのファーストシリーズのキャストの若い頃を描いた、
いわゆる「エピソード・ゼロ」的な作品です。

前作がめっちゃ面白かったので、同じ監督での続編ということで
期待するなって方が無理ってもんです。

で、結論から書くと「めちゃくちゃ面白かった」ですね。
今までのシリーズを知っているともっと楽しめますが、
特に今回の親玉の正体が・・・おっと、これは言えねぇ。
シリーズを知ってる方なら、驚くこと間違いなしです。

あとは全体的なスピード感というか、疾走感もよかった。
まさに「息つく暇のない」展開にハラハラしっぱなしでした。
2時間以上ある作品なのに、ホントあっという間って感じ。


それにしてもやっぱりVFXの技術の進歩は凄いですね。
前作もそうでしたが、こういうSF物はホントにもう表現できないこと無いわ
ってくらい、リアルで凄いんだけど、
この作品はダークナイトシリーズと同じように脚本も秀逸です。

ダークナイトは段々バットマンでなくても…と思うような展開もあったけど、
少なくともこの2作品については、「これぞスタートレック」といった内容で
尚かつストーリーが良いというのはホント関心しました。
ここら辺がアメコミヒーローの実写化とは違うところだし、
しっかりとスタトレファンの事を分かって作っているのがイイですね。

これは日本の最近のアニメや漫画を実写化された・されるものも
大いに見習って欲しいものです。
「せっかく実写にするんだったら、新しい見せ方を…」
なんてのはどうかと。だったらそのタイトル付けずにオリジナルでやれよ、と。


おっと、話が逸れてしまいましたね。
先に「これぞスタートレック」と書きましたが、まあテレビシリーズでは
未開拓星への冒険や未知の文明との遭遇、宇宙人種を問わない救出劇などが主な話で
それが今回違うじゃんってことになりますが、
それは最後まで見てくださいね。あくまでもこれは「エピソード・ゼロ」的な作品なので。

それから今回の敵の親玉を演じているベネディクト・カンバーバッチが良かった!
存在感は今回カークやスポックなんて霞むくらいのものでした。
やっぱ悪役がイイと作品がグッと締まっていいですねぇ。


このシリーズが今後続いていくかどうかは分かりませんが、
(確かこの監督が、次のスターウォーズをやるんだったかな?)
できれば同じスタッフでまたやって欲しいものです。



監督
J・J・エイブラムス

脚本
デイモン・リンデロフ
アレックス・カーツマン
ロベルト・オーチー

出演者
クリス・パイン
ベネディクト・カンバーバッチ
ザカリー・クイント
ゾーイ・サルダナ
ジョン・チョー
アリス・イヴ
ブルース・グリーンウッド
サイモン・ペグ
カール・アーバン
ピーター・ウェラー
アントン・イェルチン

公開
2013年8月23日

上映時間
133分


この映画の評価:★★★★★★★★☆☆


モンスターズ・ユニバーシティ(2D・吹き替え)

2013年12月18日 | ムービー
もう今年も残るところ半月を切って、
いろんな意味で焦っているyuntanです。


みなさん、めちゃくちゃゴキゲンよう。



ブログ書こう、書こうと思っているんですよ。いや、ホントに。
書きたかったネタとかもいろいろあったんですけど、
なんかつい…ね。
気がついたら「今頃書いてもしょうがねぇかぁ」な感じになってて。
いやぁいちど怠け癖付いちゃうとあかんですね。

とはいえ、年末には恒例(?)のyuntan'sアワードがありますので、
見た映画のレビューは書いておかないと、さすがにまずいかと。
なんだかんだで3本書いていないものがあって、
もう既に公開が終わっちゃったりしますので、
ちゃっちゃっと完結に書いちゃいます。
いや、決して手抜きではない…と思ってください。
まあレンタルの際の参考にでもなれば・・・^^;


その1本目は「モンスターズ・ユニバーシティ(2D・吹き替え)」

なんで吹き替え版なのかというと、見に行くのがちょっと遅れて
既に字幕版の公開が深夜しかなかったからで、深い意味はないです。
でも意外と主役の二人の吹き替え、嫌いじゃなかったりします。

あ、吹き替え版ということでビックリしたんですけど、
結構作中の文字が日本語にちゃんと置き換えられていました。
CGのテクスチャを変えるだけなので、こういうことが可能なのでしょうが、
作品の内容的に子どもも多く見るでしょうから、ディズニーならではの配慮に拍手。
(他社のCGアニメの吹き替え版は見たことないのでわかりませんが…)


この作品、タイトルからも分かるように「モンスターズ・インク」の続編というか、
前作主役の二人が出会った頃の話なので「エピソード・ゼロ」な話です。

前作は独特な世界観とサリーのふさふさの毛のCGに驚いたり、
最後までワクワクどきどきな展開も面白く、トイ・ストーリーの次に好きな
ピクサーの映画だったので、今作も期待して見に行きました。

…が、ちょっとこれは私的にはイマイチでしたね。

今回はモンスター達が通う大学のお話なのですが、
ほぼその中だけで完結するため、内容が妙にこぢんまりしたものになったかと。
また前作に比べてクライマックスの盛り上がりも尻すぼみ。
途中の試験のところが一番面白かったのも痛い。

まあ期待が大きすぎたのが原因かもしれませんが、
見終わった後に「これじゃない感」がかなり残りました。
テレビで放送されたら見るくらいでちょうどいいかなぁ…。


監督
ダン・スキャンロン

脚本
ダン・スキャンロン
ロバート・L・ベアード

出演者
ジョン・グッドマン(石塚英彦)
ビリー・クリスタル(田中裕二)

公開
2013年7月6日

上映時間
110分


この映画の評価:★★★★★★☆☆☆☆