奥山文弥のフィッシングカレッジ

魚の生態、水辺自然環境。釣りを介した人との出会い。家族・親子の釣りが楽しい。東京海洋大学フィッシング・カレッジの情報も。

北海道の旅

2009-08-31 | 自然科学・生態
 お久しぶりです。(笑)
 この1週間、非常にバタバタしていましたので、更新が今日になってしまいました。実は先々週末から北海道に行っていたのです。4日間ですが。
 過去のブログを検索していただくとわかりますが、私は毎年8月末に、熟練の有人と言っては失礼か、約20歳も年が離れている2人の仲間と一緒に北海道に行っています。通っています。
 その2人とはラコステ望月氏とベネトン遠藤氏です。何度が私のブログに出てますし、先日も望月氏はフィッシングカレッジ釣行会で120cmのシイラを上げていますからおなじみですよね。
 現地の案内は鉄人ランカーズ村山氏です。彼とはHNK・BS2の北海道秋スペシャルに生出演したことがあります。


 行った場所はいつもの知床半島。3年前に世界遺産に登録された場所ですが釣りはOKです。

ここには「まだ日本にもこんなスゲエ場所があったのか。」と驚くべきところです。
 20年ほど前に行った、小笠原もスゲエ、ダイナミックな風景でしたが、あっちは南海、こっちは北海。サケ科魚類の私としては、あれほど通ったGTエリアへの懐かしさを忘れ、こっちを選びたいと思います。

 今年は航空機の時間に余裕があったので初日はオホーツク海側経由でちょっと慣行をしてから羅臼に向かいました。オシンコシンの滝下はいつも釣り師で賑わっていますが、今年は釣り人は駐車場使用禁止になったためか、ひとりもいませんでした。

 現地では今年もカラフトマスが帰還していて、それを海岸で釣るのですが、北海道の雑誌にバンバン出まくっているようで、(テレビにも)日は一か所で34人も釣りをする羽目になりました。
 そんな混んでいる場所での釣りが面白いわけはありません。北海道まで来て、なんで?って気持ちになります。
 そこでいつもの沢に入ってオショロコマを釣ろうと思いました。しかし地元の方が「行くな。」と言います。
 今年はクマが頻繁に出ているらしいのです。それが気になって奥へ入れず、いつもの大滝へは行くことができませんでした。オショロコマは釣りましたよ。20尾ほどでしたが、ちっこくても元気な北の野性魚でした。
 さて、海岸のカラフトマスですが、たくさんいるのに掛らないという不思議な状態でした。
 ファールフックならたくさん釣れちゃいますが、初日のフェアフックはたったの1尾。さびしいですね。
 でも休憩中にシカや、コーヒー飲んでいる目の前にキタキツネが出て来てくれてなごみました。
 2日目は早朝から頑張って、、、、。お土産用の魚もちゃんとキープして、、、。
 で、ちょっと釣りに夢中になって後ろを振り返ると、、、、。(続く)



オショロコマは元気です。



これはランチタイム。「いっぱいいるんだからゆっくり釣ったらいい。」と10年前に漁師のおじさんが言っていたのを思い出しました。



銀ピカフィッシュ。ルアーは何とマルキユーのセシリア18g。昔のランカーっていうルアーに似ているね。
ラインはナイロン14ポンド。
リールはトーナメントZ3000C
ロッドは 海煙86リミテッド



振りかえるとそこには、、、。



 

多摩川の魚

2009-08-18 | 自然科学・生態
 多摩川釣り観察・さかなが教えてくれること(つり人社・刊)です。

 この本は多摩川の上流から下流までを、「釣り」という手段で接し、環境について考えさせられ、そして楽しむという本です。

 景気が悪くなって中途半端な遠征ができなくなってきている方、日頃の釣りは多摩川で。
 そして貯金しておいてマグロ釣り、サケ釣りに行きましょう。
 とはいえ、多摩川オンリーで1年過ごしても十分幸せになることでしょう。

 久しぶりの著書です。皆さんぜひ読んでください。

 お友達だと思っている方は、すでにお読みいただいているかと思いますが、まだの方は下記の方法でぜひ購入し、売上にご協力ください。オネガイシマス。

出版社がつり人社ですから、釣り具店か、書店の釣りコーナー(月刊誌以外の場所)にあるかと思います。またはネットで注文を


シューベルトのますその2

2009-08-07 | フォレストスプリングス
 白河フォレストスプリングスのセカンドポンドは、西山徹さんが監修した国内初のフライ専用ポンドです。
 ここで先日、ダブルハンドを振ってきました。
 以前は「えいやっ」って感じでオーバーヘッドキャストをしていたのですが、ロールキャストを覚えてからは力なしに簡単に振れるので、バックキャストをほとんどしなくなりました。

 で、小型のニジマスは多数遊んでくれて、そのうち、、、、、。

水面に浮かんだフライにモワ~ッと出てきて、ライギョのようにフライをにらんで、、、、。パクッ。

 やった!55cmの見事なブラウンでした。

そういえば30年前、中禅寺湖のブラウンを始めてトップで釣ったときもこんな感じだったなと思い出しました。

ETC割引で行けるので、今度はみんなで出かけましょう。




これはサードポンドの風景。いいかんじでしょ?

多摩川の話

2009-08-04 | フィッシング・カレッジ
 フィッシングカレッジ8月の講座は「多摩川の話」、講師はテレビでもおなじみの川崎河川漁協の山崎充啓さん。
 第1部は山崎さんの川ガキになる遊びと安全の話。
 第2部は奥山とあいつトークショーをしました。


詳しくはこちらもどうぞ


シューベルトのます

2009-08-03 | クラーク記念国際高校
群馬県の赤城山麓にある大崎つりぼりに行ってきました。ここは赤城山の湧き水が水源の河川水利用なので、真夏でも水温がマスに適しているので、コンディションがいいのです。
加えて、あまり有名ではありませんから「穴場」とも言えるでしょう。

今回は生徒を連れて取材で行ってきました。

初めてルアーを投げた彼女、なんとあのシューベルトのます、ブラウントラウトを釣ってしまいました。


詳しくはコチラをどうぞ→クラーク高校フィッシングゼミ