ゆみちゃんの365日

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壬生寺 ”厄除け招福かなえて節分にぎやか” 炮烙(ほうらく)奉納

2017-02-04 16:33:15 | 神社、お寺

2月3日(金曜日)
京都の節分と言えば、「四方参り(よもまいり)」といって、京都の4か所の寺社の節分祭を全部回ると、より多くの幸福がもたらされると言われています。4か所の寺社とは、吉田神社・八坂神社・壬生寺・北野天満宮です。
「節分の日に鬼門(北東)から姿を現した鬼が、北東の吉田神社から南東の八坂神社、南西(裏鬼門)の壬生寺、北西の北野天満宮へと追われて、最後の北野天満宮で鬼は閉じ込められる。」ということから、約900年前から続くお参り方法だそうです。

京都吉田神社の節分祭が有名ですが、壬生寺の節分会も毎年2~3日に10数万人の参拝客でにぎわっています。参道のあちこちで、素焼きの炮烙(ほうらく)を販売しています。どの店も、これを買い求める参拝者でごった返しています。

1枚500円で買い求めた参拝者は、 「家内安全」「病気平癒」など願いを筆で書きます。サンプルは店に有るので、それにならって書きましょね。

節分に炮烙を納めると1年の厄を払うとされています。
墨書した炮烙は、境内にある「ほうらく納め所」に1枚100円を添えて奉納します。

書くのが苦手な方は、店の方が代書してくれます。

売られている素焼きの炮烙(ほうらく)は、我が村”城陽市にある作業所”で作られています。作業所では1年間に4,000個制作し、壬生寺には3,000個納入しているとのこと。新聞に掲載されていましたが、作業所で直接炮烙を販売しているそうで、ここで買えば1個350円。150円をケチろうとすれば可能ですが、そんな方はいないでしょう。露店を見て回りましたが、一番賑わっているのは炮烙販売。次はたい焼き。たい焼きは1枚120円と130円の店が有ります。二つの店は極端に離れているので、気が付くお方はいないでしょう。

初めて知ったのは、納められた炮烙は、春と秋に行われる壬生狂言幕開けの演目「炮烙割」で使用されるということ。割っては作り、割っては作り。これが永遠に続きます。
奉納された炮烙を、壬生狂言幕開けの演目に使うとは、上手く考えたものです。
「人の褌で相撲を取る」に似ていると思うのは私だけかな?


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