９月２２日（金曜日）
２週間前から咲き始めた庭の”酔芙蓉”。
朝開花し、夕方には萎む１日花です。１日花の代表としては、他にムクゲも有ります。
どちらも次々と咲くので、花の知識が乏しい方は１日花とは思わないかも知れません。お花屋さんに切り花として売っていないのはこのためです。
遠く平安の頃から観賞され、人々に愛されてきた芙蓉の花。古くから栽培されているにもかかわらず、ムクゲと違って変異が出にくく、品種はあまり多くありません。その数少ない園芸品種の一つが酔芙蓉です。
我が家の「酔芙蓉」は八重咲きですが、一重のものも有るようです。
酔芙蓉（スイフヨウ）は、朝のうちは純白、午後には淡い紅色、夕方から夜にかけては紅色になります。
酒を飲むと、顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることから、酔芙蓉の名がついたと言われています。
毎日一日３回は必ず顔を拝みます。朝の掃除、プールへ行くとき、帰宅したとき、夕方の落ち葉掃除。
顔を見るたび変化をしています。好きな顔は午後の「淡い紅色」。
お色気満点と言っていいでしょう。
これが雨に濡れれば一層色気が。
今朝は１０輪咲いたので多い方です。多く咲いたからと言って、翌日も多く咲くとは限りません。２輪しか咲かずガッカリする日も有ります。良く見れば、明日はどれくらい咲くかどうかは分かります。チラッと白い顔を見ることが出来ます。
後１カ月間は花を楽しめそうです。世の中には”酔芙蓉”を見たことの無いお方はゴマンといることでしょう。
「へぇそんな花が有るんだ。見たいな」と思われた方はいらっしゃい！ １０月一杯は見れますよ～(^^♪
