私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

小さな巨人

2017-06-22 21:24:41 | なんということはない日常
捜査一課の刑事が、所轄に左遷されながらも警察官の誇りを持って捜査にあたるというドラマだったのだが、日曜日の夜の「絆」と「覚悟」の大盤振る舞いにかなりびっくりしながら毎週楽しむ。

科白の中で何度も繰り返される「絆」と「覚悟」。

大盤振る舞いで、二つの価値が暴落しないか心配になる位だったが、最後まで大盤振る舞いは止まることなく、逆にヒートアップしてドラマは終了・・・・

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震災後、何度も耳にした「絆」という言葉。
もちろんいい意味だとは分かっているのだが、家族もなく一人で暮らす私にとっては、やや遠い存在の言葉だった。
特に語る「絆」もなく、皆が何か「絆」の話で盛り上がっている時も、なんとなく場違いな思いを感じることがあった。

しかしこのドラマの中で、これぞ官僚社会のお手本とばかりに、変化球のように形を変えて繰り出される悪い絆の数々!!
そんな悪い絆を見ながらどこかホットした気分になり、私のちょっとした絆アレルギーは回復の方向に向かっている様子。

ドラマの内容はあまり覚えておらず、芝居がかった科白(芝居に芝居がかったという形容詞は似合わないか・・・)に「絆」と「覚悟」の多用しか記憶に残っていないのだが、多分、今後は絆という言葉を聞いてもひるむことはないだろう。




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