(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

ロンドンのピンクの葬飾花

2006-01-14 | アート
不鮮明な映像で申し訳ないが、私がロンドンの現地大手葬儀社に入り込ませて頂き、勉強したフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)のフラワーアレンジメントの1例である。

実際に、使用されていたお葬式の花のアレンジである。

この様に毎回このブログの中でも言及しているが、ガーデニングの盛んな英国では『お葬式だから花は白が基本である』と言う風な『ワク』は無い。

フュネラル(葬儀)もウェディングもフラワーアレンジは殆ど変わらない。

可愛いピンクの小さな薔薇や、ショッキング・ピンクの花、そして、真紅の大輪のガーベラや、ダリヤ、など花の種類も『ワク』が無く、色もとてもカラフルだ。

『故人』が大好きであった色の花を惜しげも無く飾ってあげる。
『故人』の人生のフィナーレを表現するのに誰が『規制』をかける事が出来ようか?

葬儀社は出来るだけ、遺族の願いを美しく装飾表現してあげるお手伝いをするべきである。

フラワーアレンジメントはフュネラルアートに欠かせない1つの演出方法であるが、ロンドンのそれと比べて、日本の葬儀の花装飾は何故あんなに暗くて、怖い印象が強いのか?

白い菊でラインを描く事ばかりを気にしているように私には思える。
(例えば、富士山の山のラインや、波のラインなど、、。)そして、やたらとバカ高い費用がかかる。(だいたい平均200万~300万円くらいかかる。最近では価格破棄は進んでいるが)

そして、肝心の『故人』のひつぎが何処にあるのか分かりにくく、『故人が主役』とは思えない装飾が多い。(大抵、白木の祭壇などにひつぎが隠れているような装飾が多い)



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