その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ちかぽか秋作業

2016-10-01 08:24:55 | 新規就農

「イトトンボ科」…防御姿勢かも?

秋の長雨…週間予報では晴れ間を探すことが出来なくて、秋の収穫作業の滞りにイラつき気味の農家さんも…とは言え、晴れ間が出なければ何ともならない。そんな木曜日の夜「今週末は晴れ間が期待できるから、お前さんさえ良ければ一丁やるかい。」とありがたいひと言。8年間続けて来て、最も遅い稲刈り作業となりました。
金曜日とは言えど、人頼みの作業でありますから、文句(とんでもない)なんて言っていられませんよ。急遽、出稼ぎ先の休みを取って、補助作業であります。
今年は、一俵当たり1,000円ほど暫定の買入れ価格が上昇し、黄金色の稲穂の波に少しは喜びを感じたいところですが、そこかしこでは、黄金色が部分的に小麦色に変色した他所様の田んぼもあり、収穫遅れによる品質低下も心配されます。


あたたたたぁ~また、やっちまったかい?

機械も中古、作業者も中古(失礼^^;)コンバインが5mほど進んだところで、稲わらの吐き出しトラブル…JA機械センターさんも現役を引退したお医者さん^^;(後継者の居ない農村、農作業風景はこんなもんであります。)
さて、機械作業が出来ない農作業補助者は…長雨で水が溜まった土側溝に『イトトンボ』を見つけ、ぼんやりとその行動を追っかけてましたけど^^;(実は、もう一匹トンボがおりまして、縄張り争いなんでしょうか攻撃をしかけております。攻撃を受けた後に、尾っぽを巻いた状態…少しずつ緊張が解けていく様子なんですが…。)
約1時間の整備点検後は順調々々…何とか収穫作業を終えることが出来ましたよ。稲刈りをしているとガラス質の粉塵が舞って、顔や首筋がチカチカと痒くなる…我が在所では、これを「ちかぽかするぅ。」って言うんですが、今年も「ちかぽか作業」を終えれば、一年が終わったような気がするそんな秋作業でしたよ。(ちょっと気が早いか^^;)

コメント (2)
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