<o:p> </o:p>
たとえ地球が逆転し出したとしても。ここだけには無意味に自信があった。
<o:p> </o:p>
“ふさふさ髪”である。しかし。髪を洗っている昨今、萎えというか、なんかこう手応えがない。毛の細々感。両手こいて、引っ張る感。少量化、軽化、風化?
<o:p> </o:p>
“ややっ”と。千円カットのお姉さんに聴いてみる。“禿げる箇所は普通、どこからかな”と。おつむ天辺と、前からだと即答。ムムッ、前髪のふさふさが撤収している。確実に。
<o:p> </o:p>
オレには関係のないことだと思ってた。無意味な遺伝子頼り? オヤジは生涯、髪ふさふさであったしな、と。“それはないっしょ”みたいな天然系の自信があった。
<o:p> </o:p>
つらつら、いま。この手の事で、悩む男子の思いを身に沁みて感じる。大金を投じても辞さない。甦ってくれと。まして若くして・・・。切実ビジネスが発生するわけだ。
<o:p> </o:p>
昨日、買い物した時、わかめに着目。この手の海藻類は薄毛防止に効く、とか。根拠は知らないが、受け継がれてきた伝統効能。そういった動機で、わかめを見たことはなかった。