江東奇譚

中年男の果てしない思い入れを綴っております

2015年07月14日 14時04分31秒 | 日記


ボクは兄に電話した



いつもの声がした



何年ぶりか



若い頃、兄が、キライで、キライで、しかたなかった



母を罵る声、泥酔の夜に、ぼわっと、月明かり



いつもの声で応対してくれた



それは、ふるさと、の声になっていた



ボクのいた、ふるさと



ねこ、いぬ、やぎ、ぶた、にわとり



いろいろ、暮した、そこで



その声は



ボクの中のすべて



ちゃんと、帰って来いと、言った























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