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ピエール・ルメートル著「傷だらけのカミーユ」 (文春文庫)

2016-10-14 22:01:00 | 本と雑誌
傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)
ピエール・ルメートル
文藝春秋



「悲しみのイレーヌ」にて愛する妻のイレーヌを殺されてしまったカミーユ・ヴェルーヴェン警部

その悲劇から立ち直るのには時間がかかった

ひどくひねくれた「その女アレックス」を経て その腕に抱く女性アンヌをカミーユは得たのだったがー

アンヌは暴力の犠牲となる 犯人は宝石強盗

犯人は執拗にアンヌを狙っているように見えた


一日に四件もの強盗事件を起こした男は煙のように消え失せ長い沈黙を保っていた

その犯人が何故 また強盗事件を起こしたのか


カミーユはアンヌを守る為に 犯人を捕らえる為にその地位を危うくする行動をとる


だがー

事件は思い込まされたものとは違っていた


カミーユは気付く
狙われていたのは 利用されていたのは自分だと


それでも彼はアンヌを守りたかった

多くの犠牲をはらったカミーユだが


彼に残されたものは「孤独な時間」だった

 
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2 コメント

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Unknown (けん)
2016-10-15 10:26:59
初めて知る作品です。
といっても洋書は殆んど知らないんだけど(汗
ミステリーと恋とどちらもドロドロ系のお話なのかな~。
ドロドロ系は大好物です(照
けん様 こんにちは! (夢見)
2016-10-15 10:37:21
有難うございます

この作家さんの作風は 途中でガラリと事件の性質がひっくりかえるーそこの妙味

実はーそうだったのかと驚かされるところです

この作品だと実は被害者と見えた人物は 事件の協力者だった

そうして犯人の名前は読者は気付かないながらー最初から書かれているんです

そういう意味であったのかー

犯人のヴェルーヴェン警部への愛憎半ばする思い

ヴェルーヴェン警部の期待に気付けなかった
落ちて行った自分ー自分と同じ立場に警部を落としてやりたい

そう思いながらー


そう ちょっとひねくれた物語が好きな方におすすめしたい作家さんです^^

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