ただの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

遠藤周作著「沈黙」 (新潮文庫)

2017-03-15 19:44:21 | 本と雑誌
沈黙 (新潮文庫)
遠藤 周作
新潮社




島原の乱の少し後の話 キリシタン禁制の日本へ命の危険を冒して潜入したポルトガル人の司祭ロドリゴ
彼は尊敬するフェレイラ神父が棄教したことが信じられずにいた

ロドリゴ達に同行して日本へ帰国したキチジロー 
薄汚れた鼠のような男

キチジローの案内で ロドリゴ達は迫害されつつ ひそかに主を信じる人々に出会うこともできるが 裏切られる

ロドリゴを密告したキチジローだが 彼はずうっとロドリゴを追いかけて来る


踏絵を踏み 棄教したキチジローだが 一番救われたがっていたようにも思える
彼もまた神を 主を信じたかったのではなかったのか


うわべの話だけをすれば フェレイラと同じくロドリゴも転び伴天連となる
日本人名を名乗るようになり妻帯もする


彼が転ばなければー多くの信者が残酷な死を迎えることになるからー


読み手の年齢 思想によって感想は異なるだろう物語

解説は作家の佐伯彰一氏
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11 コメント

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おぉ (まっき~)
2017-03-15 22:09:05
映画を観てこられたのかと思っちゃいました~。

漱石の『それから』に次ぎ、繰り返し読んだ小説です。
計20回ほど笑

篠田監督も『沈黙』を撮られていますけど、こちらは冒険色が強く、フェレイラを丹波哲郎が演じていて、のけぞってしまいました笑笑
有難うございます まっき~様 (夢見)
2017-03-15 22:22:10
映画を観られた方で詳細な感想を書かれておられるブログがありました

異人から見た長崎
日本という国

それぞれの立場の正義
登場人物への思いも人により違うのだろうなーと思いながら 読んでおりました
こんばんは (alpstakibe)
2017-03-15 22:33:29
映画を見た後は、しばらくの間、ネットで「沈黙」巡りをしてました。
NHKで特集してた番組なんかも見たりして・・・
もっと知りたくて・・・

また思いだしちゃったなぁ~

alpstakibe様 こんばんは (夢見)
2017-03-16 00:35:23
有難うございます
私も 検索かけて あちこちのサイトさん覗きしました

映画の感想も それぞれに分かれておりました

スコセッシ監督は遠藤周作という作家の作品を愛してくれている
そこは嬉しいところです
Unknown (けん)
2017-03-16 11:51:23
映画化されて初めて知った作品でした。
そういえば遠藤周作って一冊も読んだことありません。
とても難しいという印象があって。
けん様 こんにちは (夢見)
2017-03-16 14:25:29
有難うございます

学生時代に友人が遠藤周作先生の本を愛読しておりました

私は「王妃マリー・アントワネット」から入ったクチです

フランス革命前後の本を探してはー読んでいた時期があったので
沈黙 (ねこママ)
2017-03-16 16:14:29
先日映画で見ました。
重い映画でしたが、見てよかったです。

考えてみると、遠藤周作さんの作品数冊しか読んでなかった~

ネスカフェのCWや、佐藤愛子さんや、北杜夫さんたちとのお仲間のエッセイとかでの印象が強く、宗教的な作品がこんなに多いとは・・・
勉強不足ですね~
こんばんは。 (緑)
2017-03-16 18:46:36
難しい問題ですね。
クリスチャンの方々の中でも色々問題別れそう。
でも、私 (クリスチャンではありませんが)キリスト教をもっと母性的なもの赦してくれる慈愛深いものとして捉えてもいいんじゃないかという氏の発想は好きです。
氏の何かの本に 笑うイエスがあってもいいんじゃないかとありましたが 色々な宗教あるけど宗教ってしかめっ面でというより楽しくやっていっていいんじゃないかととも思います。
間違えて緑になりましたm(_ _)m (碧)
2017-03-16 18:50:56
↑ 碧です。
ねこママ様 こんばんは (夢見)
2017-03-16 21:09:58
有難うございます

ある程度あったことから広げていったモデルもあるという物語

キリスト教はローマ帝国でも迫害された時代があり
後の世では他の宗教を弾圧したこともー

亡くなられてから20余年 
故人となった作家の作品が再び脚光を浴びる・・・・
思春期の人間が読むのにも良い本が多いように思える作家さんです

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