夢見るババアの雑談室

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波津彬子・作「雨柳堂夢咄」其の十六 (朝日新聞出版)

2017-02-22 09:44:22 | 本と雑誌
雨柳堂夢咄 其ノ十六 (Nemuki+コミックス)
波津彬子
朝日新聞出版



漫画雑誌「ネムキ」に不定期に発表されている作品

骨董屋「雨柳堂」には不思議な品が集まるようで 店主の孫息子の蓮は怪しき存在とも交流できる

彼が関わった物語とはー

百一話「仙境にて」
菊慈童にからめて展開される物語
挿絵も引き受ける画家の友人の作家が行方不明となりー



百二話「おくりもの」
骨董が趣味の男性には しっかり者の妻がいて 
雨柳堂にて その男性は「かわいいと思う物は買ってもらえない」という女の子と話した
姿が消えた その女の子は実はー



百三話「なかきよのとおのねふりの」
京助は迷子らしき男の二人を拾ったがー何故か誘拐犯と誤解されてー
孫息子を死なせた老人
そのことで父を恨んでもいた娘

死んだ孫のおじい様への想いー



百四話「早蕨のころ」
祖父は亡くなる前にと孫達へ好きな絵を与えた
一番小さかった男の子の選んだ絵を その祖父は褒めた

そうしたことをも忘れて成長していた青年はー絵の見せる不思議に出逢い本来の心を取り戻すー



百五話「神宮皇后」
産気づいたのに頼りになる人間がいない
不安な女性の前に現れ励ましたのはー
そうした逸話を母親から聞いていた男の妻は流産を繰り返していたのだけれどー
守り神・・・・その有難い力ー




百六話「夏の風邪おくり」
蓮の祖父が寝付く
祖父は蓮と違い 不思議は見えない人間であるのだがー
弱っている時に店の品がー

祖父は若い頃に関わった女性を見る
若い頃の蓮の祖父はーこれがまたいい男なんですー
そしていい仕事をしています


百七話「乙女の祈り」
刀の鍔を収集する兄を持つ娘
彼女はある鍔が気になってー

けれど彼女は既にこの世の人間では無かったのだけれどー



百八話「怪を語れば」
怪談話が好きな作家は ある家に招かれたー
あわやという時に現れたのは蓮

救われた作家はあらたな趣味を始めようとするー






大好きな漫画家さん
若くして亡くなられたお姉さまも花郁悠紀子さんという漫画家さんで主に秋田書店の雑誌に描いておられました


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