何となく

尋ねると必ず返答の中に、
こういうのがある。
「何となく」
回答しているようで
実は、答えになっていない。

何となくというのは
あいまいな返事の代表だ。
具体的な理由がない、
本人も説明出来ない、
きちとした明確な答えがない、
つまり、何か言わなければ・・・

そう思うから発している
だけという感じが
何故か、するのだ。

「どうして、そうしたの？」
「何となく」
「これが、したいわけ？」
「何となく」
「何となく、何なのよ！」
そう言いたくなってしまう。

「何となく」のニュアンスは
明確な理由もないし、
特別な思い入れもない状態。
これ以上、追求されても
返事は上手く出来ない。
そう、言っている気がする。

日本語には明瞭な言葉と
意味不明な言葉がある。
言わんとすることは
分かるけれど、何か
釈然としない感じだ。

「何となく」と言われて
あなたは、どう思うだろうか？
特別に嫌な感じはしない、
いい加減だと思う、
理由が言いたくない、ｅｔｃ。
色々と考えられるが・・・

日常的に、あなたは
頻繁に使いますか？
「何となく」