夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ある老夫婦の信念とふるまい、私はネットで学び、瞬時に魅了され、やがて敬服を深めて・・。

2017-05-15 15:58:58 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に住み、
ここ10日は小庭の手入れをすることが多く、本日も家内の支援を受けて、
朝の8時より5時間ばかり私たち夫婦は奮闘した。

やがて家内にお風呂に入ってもらう間、
私は主庭の片隅にあるテラスに簡易椅子に座り、微風に身をゆだねながら待機していた時、
一昨日にネットで偶然に学んだ、ある老夫婦のありかた、甦(よみがえ)りした。

『「お金より時間が大切」丁寧に暮らした老父婦 “つばた夫妻” が教えてくれたこと』と題された記事で、
【週刊女性PRIME】が5月13日に配信され、私は読みながら瞬時に魅了され、
やがて記事を読み終えた後、敬服を深めたりした・・。

無断であるが転載させて頂く。

《・・「お金より時間が大切」丁寧に暮らした老父婦 “つばた夫妻” が教えてくれたこと

橋田壽賀子賞を受賞したドキュメンタリー映画『人生フルーツ』は、
愛知県のニュータウンに暮らした老夫婦、つばた英子さん(89歳)としゅういちさん(享年90歳)の物語。

夫のしゅういちさんは、2年前に他界したが、映画は口コミで、人気を集め異例のロングランを続ける。
人々を惹きつけてやまない夫婦の丁寧な暮らしぶりを取材してきた編集者・吉川亜香子さんに語ってもらった。
             

名古屋市近郊のニュータウンに建つ小さな丸太小屋。
住宅街とは思えないほど緑濃い一角に、英子さんとしゅういちさんは住んでいる。

「玄関はありませんよ。お好きな場所からお入りください」
と、しゅういちさん。

私が初めてつばた夫妻に会ったのは、2008年の夏。
当時、83歳だったしゅういちさんは、声に張りがあって、大股ですたすたと歩いていく。

そんなしゅういちさんに驚く私に、英子さんが教えてくれた。
「年齢のわりに元気なのは、25年間、毎朝欠かさず飲んでいる生野菜ジュースのおかげなのよ。

“しゅうたん”には、好きなものを食べてと言っているの。
嫌いなものは無理に食べることないからって。
残すほうも嫌だと思うのよ」

お互いを「英子さん」「しゅうたん」と呼ぶおふたり。

英子さんは、よい意味で大雑把。
長年、主婦をしてきたからこその大胆な目分量と手加減で、ざくざくっと家事や畑仕事を進めていく。
ケーキを作っていて、どさっと砂糖をかけて周りにこぼしてしまっても「ま、ふけばいいでしょ」と涼しい顔。
             

しゅういちさんは、こまやか。
その緻密さを生かして、家全体のデザインから、書類や手紙類の管理、記録、整理整頓などを担当。

「ぼくの整理整頓の基本は、わかりやすく簡単に。
誰でも片づけやすいように、工夫しているんですよ」

色と形をそろえるのが、しゅういちさん流。
「瓶でも缶でも同じ色、同じ形のものが並んでいると、なんだか楽しい仲間たちみたいな気がしていいですよね」

“なんだか楽しい”それは、つばた家の暮らしにおける大切な要素なのだ。

2015年春。書籍『ひでこさんのたからもの。』の製作が始まった。
しゅういちさんは90歳、英子さんは86歳になっていた。

6月の暑い日。携帯に着信があった。
表示は「つばたさん」。嫌な予感がした。
いつもは手紙でのやりとりだけ、電話がかかってきたことは、なかったからだ。

「主人が亡くなったの」
「でもわたし、本は最後まで作るから。きちんとやりますから。大丈夫だから」

・・・しゅういちさんが亡くなった。
「お昼寝をしたまま、起きてこなかったの」
という英子さんの声が頭に響いていた。
             

繊細な心を持つしゅういちさんは、悲しい話や出来事が大の苦手だった。
新婚時代、英子さんに「生活費が足りない」と言われて数日間、暗い顔になったこともあるほど。
だからこそ、「なんでも楽しく」をモットーに暮らしていた。

その精神は、しゅういちさんが亡くなったいま、英子さんに受け継がれている。

「家事でも畑でも、いっぺんにやろうとするから、嫌になるの。
明日でも、いいやと思えば、気分も楽でしょ」

料理も畑も、今日中に終わらせようとはせず、少しずつがちょうどいい。
なぜなら「楽しくやる」が、しゅういちさんのモットーだったから。

ひとりになった英子さんは、きょうも「少しずつ」家事をこなしながら、「楽しく」過ごしている。

ご夫妻の幸せな記憶は、映画や本の中にたくさんたくさん詰まっている。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
             

私は書籍『ひでこさんのたからもの。』、そして映画化されたドキュメンタリー映画『人生フルーツ』ことも無知であるが、
このネットに配信して下さった記事で、初めてつばた老夫婦のありかたを学んだ。

我が家は私は72歳、家内は67歳で、子供に恵まれなかったので、
たった2人で過ごしているが、今回のご主人のしゅういちさん、奥様の英子さん・・ご性格、ふるまいは、
我が家と反対だなぁ、と私は微苦笑させられた。

そして私は買物、家事、雑用など同じするならば、“明るく楽しくしょうょ”と結婚以来、
家内に言ったりして、お互いに実行したりしてきた。
こうしたことは、同じかしら、と私は微笑んだりした。

何よりもおだやかに過ごされ、丁寧に暮らしていた老父婦に、私は読みながら瞬時に魅了され、
やがて読み終えた後、敬服を深めたりした・・。

こうした老父婦 “つばた夫妻”の人生の晩年期・・私は見上げるように、少しでも見習い、
心を新たにしたりしている。

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