夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

老齢厚生年金、2015年度の実態、やがて10年後の予測、高齢者の私は学び、やがて溜息を重ねて・・。

2017-04-21 14:14:01 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅に住み年金生活をしている72歳の身であるが、
ときおり愛読している朝日新聞社系の基幹サイト【dot.(ドット)】を見ている中、
【 独身は老後生活できない? 厚労省の年金モデルが非現実的 】と見出しを見てしまった。

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で古ぼけた戸建に住み、年金生活も早や丸12年半が過ぎてきた・・。

そして家内は、私より5歳若く、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

今回、『独身は老後生活できない? 厚労省の年金モデルが非現実的』と見出しを見て、
やはり気になる年金ニュースなので、どのようなことなの、と思いながら精読してしまった・・。

この記事の原文は『週刊朝日』の2015年6月12日号に掲載された記事のひとつであり、
朝日新聞社系の基幹サイト【dot.(ドット)】に2015年6月5日に配信されて、
無断ながら転載させて頂く。

《・・さまざまな不安が募る年金問題。
             

厚労省のでは、夫の平均的収入(賞与を含む月額換算)が42.8万円で40年間働き、妻が専業主婦のケースをモデル世帯に、
2015年度に受け取る老齢厚生年金(老齢基礎年金を含む)を22万1507円だとしている。

しかし、「そもそも、厚労省のモデルケース自体に無理がある」との意見がある。
 
社会保険労務士でAZプランニング代表の古井佐代子氏は、
「女性の社会進出が進み、かつ生涯未婚率が男性で20%、女性で10%の時代に、
会社員の夫とずっと専業主婦の妻、子どもが2人というモデル世帯は、
現実にそぐわなくなっているのでは」と疑問を投げかける。

そこで、社会保険労務士でブレインコンサルティングオフィス代表の北村庄吾氏に、
おひとりさま(独身)や自営業者の場合の年金額の推移を試算してもらった。

2015年度に受け取る額と10年後の額をそれぞれ見ると、
おひとりさま(会社員)は15万6499円→14万1160円、
夫婦2人(自営業者)は13万16円→11万7272円、
おひとりさま(自営業者)は6万5008円→5万8636円と、それぞれ約1割減少する。
             

さらに、より現実に近い収入で、以下の3パターンを試算してもらった。

厚労省のモデル世帯の夫の収入42.8万円が高すぎるとの意見もある。
厚労省の「平成26年賃金構造基本統計調査」の平均賃金でさえ、それより安いのだ。
また、40年間も会社に勤める人は、最近ではまれだ。

試算してもらったのは、

(1)38年間会社員の夫と38年間専業主婦の同じ年の妻
(2)38年間会社員のおひとりさま男性
(3)同じくおひとりさま女性

それぞれ見ていこう。

(1)の場合は、現役時代の賃金(平均賃金)が32万9千円であるのに対し、
     夫婦2人分の年金額(老齢基礎年金2人分と老齢厚生年金1人分)は、19万6649円(2015年度の場合)。

(2)は、賃金は32万9千円で(1)と同じであるにもかかわらず、
     妻の老齢基礎年金がないぶん、年金額は13万1649円と夫婦世帯に比べて6万5千円少ない額に。

(3)の場合は、現役時代の賃金(平均賃金)が23万8千円と男性よりも約9万円低いこともあり、
     年金額は11万4987円とかなり少なめだ。

この数字をもとに、試算を行ったところ、10年後の年金額は
(1)の場合で17万7374円
(3)に至っては10万3717円と、東京都の最低賃金(時給888円)で月160時間働いた賃金を3万8千円超下回るのだ。

定年間際のおひとりさま女性、吉田美枝子さん(57歳)は、
「親世代の老後生活を見て、定年後も今の賃金と同程度の年金がもらえるなら、
のんびり過ごしながら、時々は趣味のゴルフも楽しめると思っていました。

でも、最近はじめて『ねんきん定期便』を見て、そんな生活は無理だとわかった。
それ以前に、この年金額では、どうやって暮らせばいいのかすら、見当がつきません」と顔を曇らせる。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
             

私は民間会社の中小業の会社で35年近く奮戦して、2004年(平成16年)の秋に定年退職時となり、
多々の理由で、年金生活を始めたりした・・。

そしてOBの懇親会などで、厚生年金の前提は、夫婦ふたりで持ち家(マンション、戸建て)に住み、
年金を頂いた上で、生活費に不足する場合は、程ほどの貯金を崩して、年金生活を過ごすこと、
と私は先輩から教えられてきた。

後年、何かの本で、厚労省の年金の根底思考にも、やはり同じような趣旨で記載されたりしていた。

そして厚生年金は、平均的収入(賞与を含む月額換算)、勤務期間など格差があり、
支給額に反映されている。

こうした中で一流の大企業に勤められて、邁進されて栄進された御方もいれば、
私のように25歳で中小業の会社で35年近く奮戦する中、最後の5年半はリストラ烈風で出向し、
出向先で定年を迎えた人もいる。

或いは知人には、中小業の会社で25年勤続して、リストラで解雇されて、
やむなく小売店のパン屋さんを開業される御方もいる。

人それぞれの働く軌跡がある。

そして少子高齢化の中、ここ10数年は年金は、削減されることがあっても、上昇は夢物語となっている。
             

今回、記事を読み終わった後、《・・厚労省のモデルケース自体に無理がある・・》論説は、
《・・厚労省のモデル世帯の夫の収入42.8万円が高すぎるとの意見もある。
厚労省の「平成26年賃金構造基本統計調査」の平均賃金でさえ、それより安いのだ。

また、40年間も会社に勤める人は、最近ではまれだ・・》と社会の実情を思い馳せれば、
正しいょ、と微苦笑させられたりした。

その上、今回の記事に於いて、私よりほぼ10年齢下の御方は、2015年度の実態、やがて10年後の予測を教示され、
このような実態で、やがて10年後にはこんなに削減されてしまうのか、と溜息を重ねてしまった・・。

或いは『おひとりさま』は、男性にしても女性にしても、
2015年度の実態、やがて10年後の予測を学び、私が思案してきた支給額より低く、
こうした場合は、もとより預貯金を取り崩して、生活しないと、過ごせないなぁ、と憂いたりした。

いつの日にか私たち夫婦も、どちらかあの世に旅立ち、残された方が『おひとりさま』となる。
こうしたことを思い馳せれば、やがて溜息を重ねたりした。

☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村
人気ブログランキングへ

『コラム』 ジャンルのランキング
コメント (2)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 幸福度世界1位のデンマーク... | トップ | サプリメントを盲信する人に... »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sirakawa)
2017-04-22 00:20:27
こんばんは。
また、お邪魔させていただきました。
此方様のブログは、読んで中身が深く濃く、写真は
目を楽しませて安らぎを感じます。
楽しみです。

老後の年金問題は他人事でないですね。
我が家は夫は65歳で定年を迎え、私は20年程前に
離職して電業主婦に徹しています。
将来を考えてもう少し働きたかったのですが、病気で
早い退職をしました。今は、夫の年金が家計の全てを
賄ってくれていますが、先々一人になれば、おそらく
暮らしに困窮するだろうと考えられます。
今は、今ある経済の中で工夫し、先々の支えになる
だけの貯えを残し、その隙間で人生を楽しむ事を
心身の栄養にしようとしています。
ささやかな楽しみを探すのもいいもので、それが
元気に老後を過ごす糧になろうかと考えています。
確かなセカンドライフの指針です (夢逢人)
2017-04-22 10:49:23
sirakawaさま。

>また、お邪魔させていただきました。
>此方様のブログは、読んで中身が深く濃く、写真は目を楽しませて安らぎを感じます。
>楽しみです。

私は年金生活を過ごしている今、日々に感じたこと、思考したことなどあふれる思いを
心の発露の表現手段として、ブログの投稿文を綴ったりしています。
         
そして年金生活の日々の心情は、脚色もないありのままの思い、真情を投稿文に認(したた)めたく、
出来る限り、あますことのないように綴るようにしている次第です。

私は綴る際は、自身のその時の心に素直に綴るようにし、
あとで振り返った時、あの時はこのような思いで過ごしていたのか、
何より自身に対して、その時の思いの心情が大切に、ひとえに自身の為の心の軌跡の発露、と思ったれしている次第です。

写真に関しても、季節感を大切に、その時節に応じて、散策の時などで、
一期一会だよねぇ、と魅了された情景を撮ったりしていますが、デジカメにも技巧が乏しい私は、
表現力が不足しているなぁ、と溜息をすることも多々あります(笑)
                       
>老後の年金問題は他人事でないですね。
>我が家は夫は65歳で定年を迎え、私は20年程前に離職して専業主婦に徹しています。
>将来を考えてもう少し働きたかったのですが、病気で早い退職をしました。
>今は、夫の年金が家計の全てを賄ってくれていますが、
>先々一人になれば、おそらく暮らしに困窮するだろうと考えられます。
>今は、今ある経済の中で工夫し、先々の支えになるだけの貯えを残し、
>その隙間で人生を楽しむ事を心身の栄養にしようとしています。
>ささやかな楽しみを探すのもいいもので、それが元気に老後を過ごす糧になろうかと考えています。

私は12年半ばかり年金生活をしてきた中、『生きがい』、次に『健康』、そして程ほど『お金』が、
私の年金生活の三種の神器かしら、と思いながら過ごしている次第です。
たとえ不幸にして、入院生活が余儀されても、『生きがい』を失くしたら、心は終末期と思ったりしているが、
根底です。

そして健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
私はひたすら歩くこと、睡眠、程ほどの食事が、セカンドライフ健康体と信愛して、年金生活を過ごしている次第です。

我が家の生計は原則として、私たち夫婦はお互いに厚生年金とわずかな企業年金を頂いた範囲で、
日常生活を過ごすことを原則としている次第です。

そして耐久品の購入、冠婚葬祭、そして私たち夫婦の共通趣味の国内旅行に関しては、
程々の貯金を取り崩して、ここ12年半ばかり過ごしてきました・・。

こうした中で私たち夫婦は、月初めには家計簿をお互いに確認しながら実施しています。

もとより社会の少子高齢化の中で、公的年金は目減りは減少してきたので、
私たち夫婦はお互い趣味の費用を捻出する為に、収支の実態をお互いに確認し、
ささやかに生活を過ごしたく、家計簿の月次決算をしている次第です。

このように過ごしてきた私は、貴女様の《・・今ある経済の中で工夫し、先々の支えになるだけの貯えを残し、
その隙間で人生を楽しむ事を心身の栄養にしようとしています。
ささやかな楽しみを探すのもいいもので、それが元気に老後を過ごす糧になろうかと考えています。・・》

私は、確かなセカンドライフの指針ですねぇ、瞬時に魅了される次第です。

ときおり薫風、新緑がまばゆい時節、貴女様、ご主人さま共々、散策を楽しまれたり、
程ほどにお身体をご自愛されて、お過ごしして下さい。

コメントありがとうございました。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む