夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

繁華街でハロウィーンの仮装をされた人々の中、老ボーイの私は、サンタクロースの姿で、ゴミ拾いを夢想して・・。

2016-10-30 16:01:04 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の72歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、築後38年を過ぎた古ぼけた一軒屋に住み、自動車もない稀(まれ)な家となっている。

たまたま昨日の夕食と時に、明日(あした)駅前で買物したい、と家内は要望されたので、
『はい、了解しました・・』
と私は若き自衛官に負けないように、明るく少し大きめの声で応じたりした。

私はボケてはいけないと、はっきりと言ったり、返事をする習性が、
65歳頃から体力の衰えを実感してきたので、せめて応対ぐらいは明確にする習慣となってきている。

本日、私たち夫婦は我が家を9時過ぎに、20分ぐらいを歩いて駅前に出たりした。
もとより私は家内のボディガード、お供そして荷物持ちとして、
スーパー、衣服専門店、ドラッグストア、ホームセンターなどを廻る予定で、商店街を歩いてたりした。

やがて家内は女性専用の衣服専門店に買物している間は、
私は駅前近くのベンチに座って、待機していた・・。

こうした時、どうした訳か判らないが、今朝7時過ぎにNHKテレビが報じていたニュースが思いだされた・・。
            

確かハロウィーン前に仮装した人で混雑に伴い警察が警戒した概要であった。

《・・31日のハロウィーンを前に、東京・渋谷では、29日から30日未明にかけて、
仮装した大勢の人たちで混雑し、警視庁が警戒に当たりました。
大きなトラブルなどはありませんでしたが、路上などに多数のごみが放置されたままになっていました。

29日は、土曜日ということもあって、東京の渋谷駅周辺では、
31日のハロウィーンにちなんで、仮装した若者や外国人などが大勢集まって混雑しました。
混雑は30日の未明まで続き、警視庁は機動隊を出動させるなど数百人の態勢で警戒に当たりました。

駅前のスクランブル交差点では、「DJポリス」として知られる機動隊の広報班などが出て、
信号が変わるまでに交差点を渡りきるよう呼びかけていました。

また、混雑が激しくなったため、ハロウィーンでは初めて、
29日午後8時半ごろからおよそ4時間にわたって、駅近くの車道の交通を規制して歩行者に開放しました。
警視庁によりますと、大きなトラブルはなく、けが人もいなかったということです。

一方で、歩行者に開放されていた車道や路上の植え込みなどあちこちに、
空き缶や飲食物の容器、それに仮装に使われた衣装などのごみが多数、放置されたままになっていて、
警察官がごみ拾いをしていました。・・》
            

このようなことが報じられていたことを思いだして、私はサンタクロースの姿に変貌して、
繁華街で圧倒的にハロウィーンの仮装をされた人々の中、歩きたいと思い馳せたりした・・。

私は笑顔を浮かべながら、純白トリミングのある真っ赤な服、
そして真っ赤なナイトキャップ姿で、白ヒゲを生やした太りぎみの老人に扮して、
背中には都民の象徴となってきた緑色に染めたゴミ袋を背に覆(おう)うように歩き廻る。

そして多忙で重責のある警察官の助太刀として、放置された空き缶や飲食物の容器、ごみを拾う・・。

全国の殆どの園児でも、ゴミは指定されたゴミ箱に捨てるし、空き缶なども指定された箱に捨てるのに、
ハロウィーンの名に借りて、いまどき若者は、中学校の義務教育を卒業しても、情操教育ができていない、
と呟(つぶや)きながら、ごみ拾いをする・・。
            

こうしたことを夢想していたら、まもなく家内が大きな手提げ袋を提げて、
笑顔を浮かべながら、私に近寄ってきた。

『良さそうなカーディガン、買えたわょ』
と家内は私に言ったりした。

やがて私はホームセンターで昨年の12月初旬に、サンタクロースの衣裳が売り場にあったことを思い浮かべて、
『島忠(注・ホームセンターのひとつ)で、サンタクロースの衣裳・・売り場に置き始めたかなぁ・・』
と私は家内に言ったりした。
            

『どうして・・』
と家内は私に言ったりした。

『心機一転・・街中のハロウィーンの仮装に賑わう中、私がサンタクロースの姿で歩く・・』
私は家内に言ったりした。

『おかしいわ・・だってハロウィーンと、クリスマス・・シーズンが、違いますから・・
もしかしたら、あなたは警察に補導されるかも・・』
と家内は微笑みながら私に言ったりした。

☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村
人気ブログランキングへ


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夫婦2人で月19万円の年金... | トップ | セカンドライフ、60代は安... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ハロウィーン (花水木)
2016-10-31 07:51:49
おほようございます。
ハハハ(笑)!いいのではないですか?
サンタクロースの仮装。お会いしたことはありませんが、夢逢人様、なんたかサンタクロースがお似合いのような気がします。
来年は是非仮装を!(笑)
すっかり定着したハロウィーンですが、公共のマナーだけはしっかり護って楽しんでほしいですね。
そして子供達や若者だけでなく、高齢者もハロウィーンを楽しみたいものです。
サンタクロースに扮した私は・・。 (夢逢人)
2016-10-31 10:15:41
花水木さま。

貴女様のコメントを私は微笑みながら読ませて頂きました。

>サンタクロースの仮装。お会いしたことはありませんが、夢逢人様、なんたかサンタクロースがお似合いのような気がします。
>来年は是非仮装を!(笑)

私は笑顔を浮かべながら、純白トリミングのある真っ赤な服、
そして真っ赤なナイトキャップ姿で、白ヒゲを生やした太りぎみの老人に扮して、
背中には都民の象徴となってきた緑色に染めたゴミ袋を背に覆(おう)うように歩き廻る・・と記載しましたが、

投稿した後、太りぎみの老人は少し肥満体の私は、ピッタリだ、と思ったり、
髪の毛は白い粉を頭にまぶせば、大丈夫と感じたりしました(笑)

そしてサンタクロースのセット衣裳は、わずか樋口一葉さんのお札で買い求められる知りましたので、
こうした容姿で、渋谷の繁華街をハロウィーン時節を三日間歩いたりすれば、
テレビの各局が報道ニュースとして、《おかしなサンタクロースが街中を・・》取り上げて、
仮装した私は映し出される・・と夢想したりしました(笑)

>すっかり定着したハロウィーンですが、公共のマナーだけはしっかり護って楽しんでほしいですね。
>そして子供達や若者だけでなく、高齢者もハロウィーンを楽しみたいものです。

私も瞬時に貴女様の思いに賛意します。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ささやかな古稀からの思い」カテゴリの最新記事