夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

デジタルデトックスの日、年金生活を12年半を過ごしてきた中で、殆ど皆無だった、と微苦笑して・・。

2017-03-21 13:50:35 | ささやかな古稀からの思い
今朝、初めて知るデジタルデトックスについて、NHK総合テレビのニュースで報じていた。

何かしらスマートフォンやパソコン、ゲームなどすべてのデジタル機器に、まったく触れないことで、
現実のコミュニケーションや自然の姿を認識し依存度を低めようという内容であり、
ある講師に引率された参加者の中高年の男女が映し出されていた。

多く参加者は、何かと日常生活の中、スマートフォン、パソコンは欠かせなかったが、
この日は使用から意識的に解放していたが、生き生きとした表情と会話が映し出されていた・・。

そしてある女性は、デジタルカメラを何かと愛好していたが、この日は使用せず、
溌剌とした表情も映し出されていた・・。
             

ぼんやりと視聴していた私は、デジタルカメラの内部にある無線LAN付加機能を活用して、
撮影した画像データ等をパソコンやスマートフォンに転送するのは別として、
単独で使用するデジタルカメラの場合は、デジタルデトックスの範囲には該当しないょ、と私は苦笑したりした。

昨今はテレビ、ステレオ、洗濯・乾燥機、炊飯器などあらゆる日常生活には、デジタル機器で、
制御されているからである。

この後、デジタルデトックスかょ、と心の中で呟いたりしたが、
年金生活を12年半を過ごしてきた中で、デジタルデトックスの日は果たしてあったかしら、と思い馳せたりした。
             

私は恥ずかしながらガラケーと称される携帯電話、
そしスマホと省略されているスマートフォンも使えない拙(つたな)い身である。

その上にフェイスブック、ツイッター、そしてモバイルパソコンにも無縁であり、
やむなくインターネットは固定回線の光ファイバーの『フレッツ』を頼りに、
せめてと思いながら、有線の据え置き型のパソコンとノートパソコンを利用している。
          
このように無線のモバイル情報機器に、遠い世界の出来事のような思いながら、
稀(まれ)な時代遅れの国民のひとりとなっている・・。
                         
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、息子、娘もいなく、もとより孫もいないので、
たった2人だけ家庭となっている。

そして私たち夫婦は、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中、一昨年の春に遅ればせながら家内専用の携帯電話を買い求め、今日に至っている。
             

私はパソコンに関しては、ネットで『ダイヤモンド・オンライン』、『プレジデント・オンライン』などを愛読したり、
私は退職する前は、音楽業界に35年近く勤務してきたので、やはり習性として音楽業界の動向を公式サイトで読んだり、
或いは何かと不明な事を調べたり、旅行に関して、路線バス時刻表など多岐に及び活用している。

その上、過ぎし年の2004年(平成16年)の秋に定年後、多々の理由で年金生活を始め、
まもなくブログの世界を知り、国内旅行とかパソコンの故障がない限り、毎日に一通は投稿している。

そして私は、ブログで魅了された数多くの御方の投稿文を読ませて頂いたりしてきたので、
パソコンの一日使用時間は、4時間前後かしらと思ったりし、日常生活には欠かせない友のひとりとして、愛用している。
            

このように私は、家内と共通趣味のひとりとして、国内旅行であり、
こうした時は自宅の据え置き型のパソコンから、もとより解放される。

過ぎし一月中旬、私たち夫婦は沖縄本島の北谷(ちゃたん)地にあるリゾートホテルに9泊10日で滞在し、
日中は周辺を歩き廻り遊学したりしてきた。

こうした時は私はデジカメで魅せられた情景を撮ったりしたが、
リゾートホテルに帰還すれば、何かと読書が平素より多く、私は微苦笑をしたりした。
             

過ぎし2001年(平成13年)の秋、私は定年退職時が2004年(平成16年)の秋であったので、
定年後の生活に備えて、ノ-トパソコンは所有していたが、自宅専用としてパソコンを一新した。

この当時はウィンドウズ旋風の中で、ウィンドウズの基本システムは
『ウィンドウズXP』であり、たまたま富士通のディスクトップのタワー型を選定した。

そして10年ぐらいは大丈夫かしら、と漠然と思ったりし、
プリンターも新調し、民芸風の大きな机、脇机、そして椅子を買い揃え、定年後に備えたりした。

こうした中で、私が何より私は困り果てるのは、パソコンが無知な家内が、
パソコンは半永久的商品よねぇ、と確信したように思い続けていることであった。

私が現役時代の時は、程ほどの年収を得ていたので、
オーディオ、テレビ、パソコンなどの商品は幾たびか買い換えてきたが、
しかし年金生活となれば、限りある厚生年金、企業年金、積み立てきた個人年金からの収入には、
もとより限度があるので、私は気弱になり、予算を計上するできなかったことが多い。

こうした根底には、故障もしていないパソコンを買い改め費用があるならば、
国内旅行で、旅先の滞在日数を増やしましょう、
と家内が私に提案することが予測されるので、私はパソコンの予算計上をためらったりしてきた。
                                  

やがて私は2004年(平成16年)の秋に定年退職後、まもなくブログの世界を知り、
私は無我夢中に毎日数通は投稿し、そしてブログ上のコメントで知り得た8名の人と、
お互いにコメントを交わしていたブログ熱中時代の時であった・・。

そして定年後の生活に備えた肝要のパソコンは、2006年(平成18年)9月中旬に、予告もなく突然にダウンして、
まもなく年金生活2年生を迎えようとしていた私は、
『10年ぐらい利用しょうと思ってたのに・・どうして突然に故障するのよ・・』
と心の中で呟(つぶや)きながら、長らく黒い画面を見つめ大いに落胆したりした。

やむなく買い求めたパソコンの量販店に修理を依頼したが、1週間後に我が家に来宅することをなり、私は困窮した・・。
我が家は無念ながらパソコンはたった一台しかなく、この来宅するまでの1週間の間、
どうしょうかしら、と悩んだりした。

この当時の私は、ブログ上で盛んにコメントで交流を重ねていた時代で、
コメントを頂いたりし、半日以内に必ず返信していたが、
もとより返信が出来なくなり、相手のお方はどうしたのかしら、と戸惑うと思いながら、悩んだりした。

もとよりリアルの交流であったならば、電話でお詫びの連絡もできるが、
ブログの世界は匿名が多く、連絡できる方法がないのである。
もとより匿名の世界であっても、何よりも信頼が大切なのに、と困苦したりした・・。
             
        
そして私はこの修理の期間、パソコンのレンタルを量販店に依頼をしたが、
弊社は扱っていません、と素っ気ない返事を私は受けたりした。

やがて修理が最悪の場合に備えて、このパソコンの量販店に最新のパソコンの下調べに行き、
魅了されたパソコンが販売価格25万円にため息をしたりした。
こうした根底には、我が家の予算計上にしていないので、困り果てた・・。

この帰路、25万円・・空から舞い降りてこないかしら、と思ったりして帰宅した。

         
そして待ち焦(こ)がれたパソコンの量販店の修理の技術者が予定通り来宅した時、
パソコンの故障を点検して結果、
心臓部のキャッシュメモリ、メインメモリの一部でわずかな磨耗があり、
部品の交換すると10万円を超える、と私は言われた・・。

私の現役サラリーマン時代の50代の頃は、冷蔵庫、クーラーなどを新調しょう、
と私は家内に気軽に言ったりして、購入したりしていた。

しかしながら、この当時の我が家の年金生活の年次購入予定品目もなかったが、
やむなくパソコンの新製品を買い改めることに決意した私は、家内にどう説得するかであった。

私は長らく中小業の民間会社のサラリーマンをしていたので、多事多難の対処には鍛(きた)えられ、
こうした中で多少の悪知恵も備えられてきた。

家内は冷蔵庫、洗濯機をよく手入れをするタイプで、
過剰に掃除し過ぎ、やむえず新調した体験があったのを、思いだしたりした。

私は居間に置いているパソコンから、台所にいる家内に近くに寄り、
『XXちゃんさぁ・・昨今のパソコン自体、飛躍的に進歩しているし・・
前に買ったパソコンより遥(はる)かに廉(やす)くなっているの・・この際、思い切って新しいのにしょうねぇ・・』
と私は少し懇願するように家内に言った。
          
結果として、データ強制移行料などを含めて、27万円弱で、魅了されたパソコンに新調し、
やはり最新のCPUは速い、と私は微笑んだりした。
                    

こうしたことは一般の御家庭すれば、笑い話になると思われるが、
私としては年金生活12年半過ごしてきた中で、何よりも困窮し、危機一発の出来事であった。

この事件から確か4年過ぎた頃から、私は懲りてパソコンの予備機を買い揃えて、
主機と予備機として、日常生活の友としている。

こうした体験を過ごしてきた私としては、パソコンが壊れて、やむなく買い改める一週間は、
まさにデジタルデトックスの日だった、と私は思い浮かべて、苦笑したりした。

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