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ブラウザの最新版「IE7」、「Firefox2」が登場!その新機能とは

2006年10月31日 | Weblog
2006.10.31”ブラウザの最新版「IE7」、「Firefox2」が登場!その新機能とは”

(注)2006.11.3:「IE7」の日本語の正式版が11/2に公開されましたので、文章を修正しました。

インターネットを使うときに一番お世話になるブラウザですが、その代表的な2つのソフトウェア「Internet Explorer」(以降IEと表現)、「Firefox」の最新バージョンの日本語正式版、「IE7」、「Firefox2」が発表されました。(注)「IE7」は11/2に日本語正式版が公開

「IE7」は5年ぶりの大変身で、「Firefox2」は久々の大きなバージョンアップです。今回は、この2つの最新版の機能について紹介します。「IE7」は本当に久々のIEの新バージョンで、楽しみに待っていた人も多いと思います。他より、なるだけ分りやすく紹介したつもりですので、文章が長くなりますが、許してください。

なお、両方共に使って使ってみましたが、操作性、セキュリティ面でかなり改善されており、かなり良い出来映えです。

「IE7」の日本語正式版は11/2に公開、Windows XP Service Pack 2 (SP2)、Windows XP Professional x64 Edition、および Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) のOSでのみ動作します。なお、Windows XPは”SP2”のみ使用可能です、注意下さい。

また、「Firefox2」は10/25に日本語を含め35ヶ国語バージョンを同時リリースされ、そのほとんどがWindows、Mac、Linuxに対応しています。


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■ 最新版ブラウザ「IE7」、「Firefox2」とは
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2001年8月のIE6登場以来のメジャーリリースとなるIE7では、セキュリティ、使い勝手、互換性と管理性などの向上が図られています。

セキュリティ面では、ダイナミックセキュリティテクノロジと呼ばれる一連の保護機能が組み込まれており、これまでよりもユーザー自身が安全性を確認しながらWebブラウジングできるようになっています。

個人データを保護する新機能には、フィッシング詐欺対策機能、ActiveXのオプトイン、設定変更の警告、ブラウジングの記録の一括削除などが含まれています。

タブ機能、RSS機能もようやく搭載され、印刷機能も大幅に向上、ページズームなど、使い勝手を向上させる数多くの新機能を備えています。

なお、「Firefox2」は、従来からの特徴である「タブ」機能が大幅に改善、また「フィッシング詐欺警告」機能の追加によるセキュリティ機能の強化、RSS機能も強化されています。

「Firefox2」は、機能的には「IE7」とおおむね同レベルに見えますが、細かい面での改善が施されており、「Firefox 2」は「IE7」よりは洗練された印象を受けます。


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■ 「IE7」、「Firefox2」の入手先と導入時の注意事項
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■「IE7」の入手先と導入時の注意事項

 ・入手URL
  Microsoft Internet Explorer 7: ホーム
  http://www.microsoft.com/japan/windows/ie/default.mspx

 ・参考URL

  「Internet Explorer 7」がついに登場、新機能や使い勝手を探る(窓の杜)
  http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/11/02/ie7.html

   ソフトウェア紹介で定評のある「窓の杜」の解説です。

  IE 7、ダウンロードから初期設定までやってみました(ITmedia Biz.ID)
  http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0610/19/news108.html

   英語版を使用した時の紹介ですが、ダウンロードから初期設定に役にたちます

  ダウンロードしたばかりのIE 7日本語版をチェックしてみた(ITmedia Biz.ID)
  http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0611/02/news121.html

   使い方が詳しく解説されています


(1) IE7が利用できるOS環境

Windows XP Service Pack 2 (SP2)、Windows XP Professional x64 Edition、および Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) のOSでしか利用できません。なお、Windows XPは”SP2”のみ使用可能です、注意下さい。

(2) 会社で「IE7」を使う場合は要注意

「IE」を利用して、各種システムを利用している場合、「IE7」にすると使えなくなる場合があります。

(3) タブ表示ができない場合

オンラインソフトの「窓の手」を使用しているなら「従来のWindowスタイルでウインドウを表示する」のチェックを外しましょう。私はこれが原因で、IE7のタブ機能が働かず、かなり悩みました。


■「Firefox2」の入手先と導入時の注意事項
 
 ・入手URL
  http://www.mozilla-japan.org/

(1) 拡張機能が「Firefox2」に対応していない場合、その機能は無効になりますので注意が必要です。

今回はメジャーなバージョンアップなので、拡張機能が「Firefox2」に対応するまでしばらく時間がかかると予想されます。


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■ 5年ぶりに大変身した「IE7」7の特徴
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他のブラウザに遅れをとっていた分野での改善が多く見られます。コンパクトなデザインになった他、タブ機能、RSS機能、また、フィッシングサイト対策も備わりました。

■1.スッキリとコンパクトにまとまったデザイン

メニューバーやツールバーの配置が大幅に変更、メニュー項目も整理統合され、アイコンが小さくなったほか、ツールバーの高さも全体的に低めになっており、ホームページ表示用に画面が広く使われています。


■2.複数のホームページを1つの画面内に表示できるタブ機能

複数のホームページが、ブラウザーの1つのウインドウ内に表示され、タブを押すだけで表示するホームページを切り替えられる機能が追加されました。

このタブ機能は、「Firefox」「Opera」など他のWebブラウザーには以前から備わっていた機能ですが、「IE 7」でようやく標準搭載となりました。

タブ一覧の左端にある「クイックタブ」ボタンを押すと、展開中のタブをサムネイルのように表示してくれます。

なお、タブ表示できない場合、オンラインソフト「窓の手」を使用しているなら「従来のWindowスタイルでウインドウを表示する」のチェックを必ずはずして下さい。タブが表示されます。

(注)「お気に入り」欄でフォルダー名の右端に出てくる矢印のアイコンをクリックするとフォルダー内のWebページをタブで一斉に開くこともできます。


■3.印刷機能の大幅向上

これまでのIEでは、全体をうまく印刷できず困った人も多いと思います。従来のIE6では、ホームページによっては画面の端が切れて印刷される現象が起きてました。

「IE7」では、「Shrink To Fit」という“ぴったり印刷”機能を備えており、Webページを1ページの幅にぴったり収めて印刷できます。


■4.RSSリーダー機能の搭載

RSS情報を配信しているサイトを表示すると、それを示すアイコンがオレンジ色に光り、このアイコンをクリックすると、ニュースの見出しや概要といったRSS情報の表示や登録が可能となります。

(注)RSS(Rich Site Summary)
Webページのアドレス、見出し、要約、更新時刻などを記述したフォーマットのこと。この仕組みを使って、ホームページで新しく更新されたニュースの見出しや、新着コンテンツのお知らせを、ユーザーに配信するホームページが多い。


■5.フィッシング詐欺対策機能の搭載

IE7では、セキュリティ機能の強化も図られています。最大の目玉は、「マイクロソフトフィッシングフィルター(MPF)」。オンラインバンキングや、クレジットカード会社のホームページに見せかけ、ユーザーのIDやパスワードを盗み取るフィッシング詐欺を防ぐ機能です。

マイクロソフト側で用意している、フィッシングサイトのリストと、ユーザーがアクセスしているホームページを照合し、その危険度を表示します。

この機能をオンにすると、詐欺の恐れがないホームページの場合には、安全を示す緑色の専用アイコンが表示。一方、フィッシングサイトの疑いが強まるにつれ、色が黄色(警告レベル低)、赤色(警告レベル高)となっていきます。

(注)フィッシング詐欺
著名な企業を装ったメールを送付して、ユーザーを偽のホームページに誘導し、個人情報の入力を促して盗み取ろうとするインターネット詐欺のこと


■6.操作性の改善

(1) 検索ボックスの配置

ウインドウ右上には新しく、検索ボックスが配置されている。検索サイトを開かなくても、この欄からいつでもインターネット検索が可能です。

(2) ページズーム機能

表示機能ではページズームが追加された。テキストだけでなく、画像も含めて画面を拡大表示するため、CSSでフォントサイズを固定している場合にも拡大できるようになりました。

(2) セキュリティ設定の警告機能

IE 7のセキュリティ設定が推奨以下の状態に置かれていると警告を発する「Fix My Settings」機能が追加されました。

(3) 暗号化対応サイト(SSL)の表示

偽のサイトと見分けやすくするために、以前はブラウザーの右下に小さく表示されていた「SSLサイトの鍵アイコン」を、目立つようにアドレスバーの横に表示するようになりました。鍵アイコンをクリックすると、SSLの証明書の情報が表示されます。

(4) IEのアドオン(機能追加用プログラム)の一括管理が強化

アクティブXやフラッシュなど、どういったプログラムが組み込まれているかの一覧、機能の有効/無効、削除までを設定できます。


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■ 「Firefox2」は操作性とセキュリティ機能がアップ
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「タブ」機能が改善、「フィッシング詐欺警告」機能の追加、また「RSS」機能も強化されています。大きな目立った改善がないようにも見えますが、今回のバージョンアップで、使い勝手の面でかなり改善がされたという印象です。

今回のバージョンアップで、より多くの人により使いやすくなったと思います。

参考情報:Mozilla Japan - Firefox - 機能と特長
http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/features


■1.タブブラウズ機能の改良

これまでタブ機能は少々貧弱でしたが、これまで新しいウィンドウで開かれていたページをタブで開くようにしたり、各タブに [閉じる] ボタンが付けられました。

誤ってタブを閉じても、[履歴] メニューにある [最近閉じたタブ] の一覧から元に戻すことができます。また、タブバーを左右にスクロールできるようになり、タブバーの右端にあるボタンをクリックし、タブ一覧を参照できます。

かなりタブ機能は向上し洗練されています。


■2.フィッシング詐欺サイト警告機能

「フィッシング詐欺サイト」と呼ばれる偽装の疑いのある Web サイトにアクセスすると、警告を表示します。個人情報やクレジットカード番号を保護し、なりすましによる詐欺被害を未然に防ぎます。

なお、この機能は、定期的にフィッシングサイトの情報をダウンロードして検出する仕組みになっています。データベースは米モジラ財団のサイトから自動的にダウンロードされます(IE7とは仕組みが異なります)。


■3.スパイウェアからの保護

Firefox は、ユーザの明示的な許可がない限り、ソフトウェアをダウンロードしたりそれをインストール・実行することはありません。ソフトウェアをダウンロードまたはインストールする場合、ユーザに許可を求め、状況を知らせるので、コンピュータを安全に保護することができます。


■4.セッション復元機能

新たに搭載されたセッション復元機能は、Firefox が予期せず終了したり、再起動が必要になった場合、終了直前の状態を再現してくれる仕組みです。再起動後、開いていたウィンドウやタブだけでなく、フォームに入力したテキストや、進行中だったダウンロードに至るまで、すべて復元可能です。

(注)パソコンが突然ダウンしFirefoxが強制終了されても、パソコンを立ち上げて、Firefoxを起動すると前回みていた内容を全て復元できるのは便利です。


■5.RSSリーダーの機能の改善

「RSSフィード」が用意されている画面を表示させると、RSSフィードを購読する確認画面が自動的に表示されます。この画面で「購読」ボタンを押すだけで、RSSの設定が可能です。


6.その他

(1) 検索機能の向上

最初から組み込まれている検索エンジンは「Yahoo! Japan」「Google」等。ツールバーで検索エンジンを指定するだけで検索が可能。また、GoogleとYahoo! Japanの検索機能を使うと、文字を入力していくたびに、検索候補が表示される「ドロップダウンリスト」を利用できます。

(2) 拡張機能およびテーマ用のアドオンマネージャ

新しくなったアドオンマネージャでは、拡張機能やテーマを管理するためのユーザインターフェースが改良され、Firefox のカスタマイズがより簡単になりました。アドオンのインストール、削除、無効化、有効化はすべてこのアドオンマネージャを通じて管理できます。


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■ ≪補足≫ブラウザのフィッシング詐欺検出機能について
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最近は、ウイルス対策ソフト、ブラウザ等が機能アップする毎に、新しい機能が搭載されますが、その新機能の仕組みについて、分りやすく解説されることは少ないですね。

なお、”フィッシング詐欺対策”の機能は、「IE7」、「Firefox2」共に搭載していますが、うまく活用するためには、その仕組みを良く理解することが必要で、もう少し、紹介したいと思います。

なお”フィッシング詐欺対策”機能は、ウイルス対策ソフトにも搭載されるようになりました。なお、ブラウザOperaにも次期「Opera 9.1」で搭載される予定です。


■ フィッシング詐欺検出機能

フィッシング詐欺は、ユーザーを偽のWebサイトに誘導し、個人情報を盗み取ろうとするインターネット詐欺のことですが、フィッシング詐欺検出機能は、この不正なフィッシングサイトを検出し、ユーザーを保護する機能です。


■ 「IE7」のフィッシング詐欺検出機能

参考情報:
IE7 - フィッシング詐欺検出機能
http://www.exconn.net/Blogs/windows/archive/2006/05/12/10695.aspx

フィッシング詐欺検出機能は、初期設定では無効になっています。なお、この機能を有効にすると、フィッシング詐欺検出機能が働きます。

フィッシング詐欺検出機能を有効にしたとき、閲覧サイトが不正なサイトでないか判断するために、Web サイトのアドレス、コンピュータの IP アドレス、ブラウザの種類、フィッシング フィルタのバージョン番号などの情報がマイクロソフトに送信されます。

フィッシング詐欺検出機能は、大まかには次のようになっています。

Webサイトを閲覧した場合、まずパソコンの中に保存されている”正当なサイトリスト”と照らし合わせて確認します(この正当なサイトリストは周期的にダウンロードされます)。

もし、このリストの中にすでに存在しているサイトであれば、フィッシング詐欺の検出はここで終了し、Web ページが表示されます。

もし、ローカルに保存されている”正当なサイトリスト”にない場合、フィッシング詐欺自動検出機能が有効の場合は、Webサイト閲覧情報がマイクロソフトに送信され、サイトがフィッシングサイトかどうかが判断されます。

サイトがフィッシングサイトであると判断された場合、アドレスバーは赤くなり、ブラウザー画面にサイトは表示されません。

一方、マイクロソフトで管理するフィッシングサイトリストに該当しないが、サイトの特徴からフィッシングサイトと疑われるサイトには警告画面が表示されます。

また、マイクロソフトに対し、誤検出の事実をレポートすることもできます。

■「Firefox2」のフィッシング詐欺検出機能

参考情報:
Firefox 2 フィッシング詐欺サイト警告機能
https://ja.www.mozilla.com/ja/firefox/phishing-protection/

フィッシング詐欺サイト警告機能は Firefox 2 ではデフォルトで有効になっています。

Webサイトを閲覧した場合、パソコンの中(ローカル)にある、既知のフィッシング詐欺サイトのリストに照らし合わせてサイトを検証します。

フィッシング詐欺サイト警告機能が有効時、このリストは自動的にダウンロードされ、定期的に更新されます。この場合、パソコンからMozillaまたはそのパートナーには、いかなる情報も送信されません。

なお、「Firefox2」にはもう一つの方法があります。

フィッシング攻撃は非常に頻繁に発生する可能性があり、より最新の保護を実行するために、オンラインサービスでサイトを検証するフィッシング詐欺検出機能も提供しています(オプションのセキュリティで変更します)。

このオンラインのサービスを利用してサイトの検証を行う場合は、検証に必要な情報がパソコンから送信されます(IE7と同じ様な仕組みですね)。

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IE7をインストールしてみた (雑が喰おう)
IE7が日本語に対応したということで、インストールしてみた。普段は、IEエンジンのSleipnirのタブブラウザを使用しているのだが、まぁ、たまにIE本体も使用するので、一応入れておこうかと。