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”安全対策不備なJR宝塚線”

2005年05月05日 | Weblog
”JR宝塚線(福知山線)の脱線事故”については、徐々に問題点が明らかになりつつあります。詳しい内容が、以下の朝日新聞のホームページに紹介されてました。

 参考情報:200505月05日06時57分
 ”JR脱線、新型ATS不備を捜査へ 安全対策の過失追及-社会”(asahi.com)
 http://www.asahi.com/national/update/0504/OSK200505040033.html?ref=toolbar

兵庫県警捜査本部(尼崎東署)は、今回の脱線事故は、快速電車が制限速度の時速70キロを大きく上回る時速100キロを超えるスピードで、半径300メートルの急カーブに進入したことが主要な要因と判断したそうです。

なお、上記朝日新聞の内容を整理すると以下になりますが、、問題は、”列車速度アップ”、列車ダイヤの過密化”に係わらず、安全対策が殆ど取られてなかったことが分ります。

(1) 列車速度のアップと列車ダイヤの過密化

  ・91年3月にカーブ手前の直線の制限速度は、時速100キロから120キロに
   上げられていた。

  ・96年12月に現在の上り線の右カーブが新設。半径600メートルの緩やかな
   カーブから、半径300メートルの急カーブに変更された。

  ・03年12月のダイヤ改定で宝塚線の快速電車の停車駅が増えたが、ラッシュ
   時などの所要時間は変わらず、一層のスピードアップが求められた。

(2) 安全対策の不備

  ・高速化の一方で、宝塚線の安全施設は旧型の自動列車停止装置
   (ATS―SW)だった。

    接続する東西線には設置されたが、宝塚線は旧型のままであった。
    その後、03年12月のダイヤ改定前に導入が決まったが、設置完了
    予定は今年6月末と大幅に遅れていた。

  ・現行のATS―SWでも、速度超過を感知すると自動的に非常ブレーキ
   をかけることができるが、同社は現場には設置していなかった。

  ・レール脇に付ける脱線防止ガードも未設置だった。

列車スピードがアップされ、列車ダイヤが過密になったにも係わらず、安全対策が以前のままであったということであり、これでは、事故の危険性は増すはずです。

効率・機能がアップすれば危険性が増すのは必然ですが、何故か今回の件に関しては、この当たり前のことが考慮されていません。

列車スピード・列車ダイヤと安全対策を総合的に判断するような仕組みがJR西日本に無かったのかと不思議でなりません。

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