本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「辺境・近境」村上春樹著

2017-07-15 14:10:51 | 本・雑誌、読書
最近ぜんぜん本を読まなくなりました。

数冊の本をいつも鞄に入れて持ち歩いてはいるんですが、ずっと鞄の中に入ったままです。



村上春樹のこの本も数か月前から鞄に入ったままでした。

手の取って読み始めるとそれなりに面白いのですが、一気に読んでしまいたいってほどではありませんでした。


村上春樹氏は、日本だけでなく海外にも熱狂的なファンがいて、ノーベル賞の発表時期になると有力候補の一人として毎年取り上げられる作家で、別格の扱いをされているように感じます。


ずっと前に「ノルウェイの森」を読んだ時、ぐっと引き込まれた記憶がありますが、その頃だったか村上春樹ブームがあって、逆に敬遠していました。


「1Q84」を発表された時に読んでみました。


前半はそれなりに夢中になったのですが、読み終わって、な~んだ単なる恋愛小説?みたいな感想しか残らなくて・・・


文学好きとは言えない自分は、この作家の魅力が未だ理解できていません。


でも旅行記は面白いと思います。この「辺境・近境」の前にも何冊か読みました。


旅した場所の情景があまり描かれていないので、そこがどういう場所なのか知ることはできないけれど、

作者がその場所に確かにいたということ、その時、その場の空気感が文字を通して伝わってきます。


かといって・・


自分も旅に出たくなりました・・・的な本ではありませんでした。

読み終わって発見がある、何かを感じた・・・そんな本でもなかった。


でも、純粋に読むことを楽しめた本でした。

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