来月末、アカデミー授賞式がある
今年ノミネートされた主演、助演の男性女性ともが全て白人、それも2年連続。
アメリカでは人種差別だと問題になり、黒人有名監督、俳優が授賞式を欠席し、
またテレビ中継も観ないと世間を賑わしている。
実際のところ、賞の投票権を持つ映画芸術科学アカデミーの会員は白人が94%、
男性が77%、そして平均年齢は62歳・・・・・
会員は俳優、監督、映画会社の役員で生涯、投票権が与えられているみたい。
不公平感もあり、新規会員は活動実績により10年間は投票権が与えれるそうです。
この新規会員はどうやって選出されるのか?
受賞者とノミネートされた人は生涯、投票権があるらしい。
有名な黒人監督スパイク・リー、ウィル・スミス(今年のゴールデン・グローブ賞で
ノミネートされている)、彼の妻とかが抗議しているみたい。
ただ、「ゴースト」で受賞したウーピー・ゴールドバーグは、「偶然であって、偶然、ノミネート
されるほどの黒人が出なかったのでは?」と言っている。
私も彼女の意見に同感で・・・・。
まだノミネートされている映画は1本しか、観ていなし、情報からみても、
あまり黒人が目立っていなかった事は明らかなんですけど・・・・
そして役員も定年制を作った方が良いという意見も出ているそうです。
会員の中には候補作品も公開されている映画も、すでに観る事の出来ない年齢に
達している人もゴロゴロいる訳で・・・・・それは無理でしょう
今年のOscar Awardsは2月29日月曜日!
唯一、スピルバーグ監督の「Bridge of Spies」は観て、助演男優賞は取るでしょう