YU@Kの不定期村

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「BIG HERO 6」はなぜ「ベイマックス」なのか? ~ハートフルな国内宣伝にロケットパンチ!

2014-12-22 16:32:13 | 映画
こんにちは、YU@K(@slinky_dog_s11)です。

先日、映画「ベイマックス」が公開になりました。
ゆるふわロボットと少年の心温まるお話に「涙した」ことは間違いないのですが、どうにも釈然としないのが正直なところです。
映画そのものはとにかく「最高!」で、また同時に個人的に気になる点もあったりで、語りたい事は沢山あるのですがそれは別の記事でしっかりレビューしたいと思います。

この記事で扱うのは、「ベイマックスの国内宣伝について」

「ベイマックス」の本国と日本の宣伝手法の違い。
実際に蓋を開けてみたらどうだったのか。
そして、その原因の考察とそれを受けての自分の意見など。

本当は国内宣伝が本格的に展開された秋辺りから書きたかったのですが、やはり映画本編を観ずして論じるのはフェアじゃないかな、と。
映画そのものへの期待値の高さと、その宣伝手法の真偽を確かめたい一心で、ついつい公開日朝7時半の回に映画館に突入してしまいました。

※物語の核心部分に関するネタバレはありません。



■「ベイマックス」と「BIG HERO 6」

まず、本国と日本ではどのような宣伝の違いがあるのか。
これはもうネットや一部の映画情報誌では散々取り上げられた事で、このページをわざわざ読んでくださっているような方はご承知の事と思います。

それはもう、ポスターを見れば一目瞭然。


・本国ポスター「BIG HERO 6」






・日本版ポスター「ベイマックス」






【参考記事】
本当に同じ映画?『ベイマックス』の"宣伝"が日米で違いすぎ! - NAVER まとめ
暇人\(^o^)/速報 : ベイマックス見てきたんだけどCM詐欺だろあれ


既にネットの各所でまとめられたりもしているので、これらを読んでいただければ、おおよそ状況が把握できます。
日本の宣伝だけを見ると、よもや原作があの「アイアンマン」や「アベンジャーズ」のマーベル(Marvel)だなんて、思い付きもしないでしょう…。



■真実の「ベイマックス」の姿

では、この「ベイマックス」は実際に蓋をあけてみてどうだったのか。

確かに宣伝で謳われているように、ボロッボロに泣きました。
嗚咽の声が漏れるのを必死に我慢するように、喉仏まで涙を流して泣きました。
という事で宣伝の通り「泣ける」という意味では全く間違いないのですが、「少年と少し不思議なゆるふわロボットのハートフルストーリー」という点では、確かに“間違いではない”と言いつつも、素直に首を縦に振れないのが正直なところです。
この映画の宣伝を論じる上でややこしいのが、この「間違いではない」というラインが確実に存在している事。
決して「詐欺」とか「内容を隠している」とか、そういう事ではないんですね。
だから、「国内宣伝は内容詐称だ!!」という批判の仕方は、私は極めてナンセンスだと思っています。





つまり作品の部分的な要素に最大限にフォーカスを当てているため、「間違いではない」が「素直にその通りの内容だとも言い難い」という状況になっているのです。

これを同じ2014年に公開された映画で例えるならば、こうなるでしょうか。


【キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー】
「今度こそ お前を ――離さない!」 …今、男たちの感動と友情のドラマが描かれる!

【アナと雪の女王】
「この力は 何のために もたらされたのか?」 …雪を操る超人、悲劇の女王の物語!

【イコライザー】
「絶対に、君を守り抜く!」 …1人の少女との出会いが、その男を“変えた”。

【ウルフ・オブ・ウォールストリート】
「金か? 愛か?」 …成り上がった男と2人の妻、その仲を引き裂くは、“金”!



…どれも、間違いではないです。
全てがその映画の内容として問題ないと思います。
とはいえ、このコピー通りの“そういう映画”として間違いないと、胸を張って言えるでしょうか?

つまるところ「ベイマックス」もそういう事で、確かにハートフルで泣けるのですが、それがこの映画のメインの要素と言えるかというと限りなくNOに近いのです。
実の所は5人と1体のロボットが謎の仮面男を捉えるために自らの科学&オタク知識を武器に立ち上がるお話で、ストーリーの殆どが彼らの活躍・アクションシーン・カーチェイスなどに割り当てられています。
同時に展開される、男の子心をくすぐるハイテク武器の数々にカッコいいロボット要素。
その中で、「復讐」や「誰かを守る・救う」に悩み決断する主人公の、ヒーロー誕生への道程。
ハートフルに泣けるのは、それらの活躍の先に待っている展開、つまりクライマックスの部分がメインとなります。
あくまで、お話の土台はヒーローもので、言うなれば男児向けの色が濃い作品です。
日本版の宣伝や予告ではそれらのシーンが極端に露出されず、まるで「ヒロとベイマックス」は「のび太とドラえもん」のように描かれ、彼らの出会い・友情・そして別れの予感で涙腺をくすぐるようなテイストでコーティングされています。





「“内容詐称!”という批判はナンセンス」と前述しましたが、この宣伝、実は内容を確実に偽っている部分もあるのです。
それは日本版のポスターにも載っており、ベイマックスが予告でも発するあの印象的な台詞。

「私はベイマックス。あなたの心とカラダを守ります」

実はこの台詞、本編では一度も使われていません。
予告と同じくベイマックスが起動したシーンで実際に発するセリフは、こうです。

「私はベイマックス。あなたの健康を守ります」

これはこの「日本版宣伝」における方向性を顕著に表している部分といえます。
本編でのベイマックスは、あくまで治療用の介護ロボット。
心を癒す事も守る事も、プログラミングされていません。
あくまで医学的に、主人公ヒロの精神状態をスキャン・把握し、改善に務めるロボットです。
ただただ、「務める」のです。そこに「努める」は無く、だからこそ尊い。
ロボットとして持っている事実や客観性が、回りまわって結果的にヒロを勇気づけ、守る事に繋がる展開なのです。

ベイマックスは、その無機質さこそが兄を失ったヒロに寄り添える糸口であり、大事な部分なのです。
言うなれば手塚治虫の「火の鳥」に登場するロビタ(量産型)というロボットと同じです。
あくまで機械だから、ロボットだから、無機質だから、胸を打つのです。





だからこそ私は、「あなたの心とカラダを守ります」はちょっといかがなものかと思ってしまいます。
最終的にヒロの心も身体も守るのですが、そういう事じゃないんじゃないか、と。
これはつまり文字通りハートフル宣伝の一環で、「心を守る」というキャッチコピーが重要なんですね。
「カラダ」を片仮名表記にしているのも同じ理屈です。
あくまで「ゆるふわロボットと少年のハートフル物語」にする以上、本編の台詞を多少偽ってでも、こういう方向へのイメージ“寄せ”を行っているのです。

重ね重ね言いますが、このハートフル宣伝は決して「間違い」ではないという部分が、難しいポイントなのです。






■なぜハートフル宣伝なのか

「ベイマックス」が前述のようなハートフル宣伝に傾倒しているのには、様々な理由が考えられます。

※※※

まず欠かせないのは、「アナと雪の女王」、そして「STAND BY ME ドラえもん」の大ヒットです。
日本国内 2014年 年間総合興行収入ランキング」によると、興行成績第1位は「アナと雪の女王」、2位が「STAND BY ME ドラえもん」です。
他にもトップ10に名を連ねているのは、「るろうに剣心」「テルマエ・ロマエ」「思い出のマーニー」「名探偵コナン」「ドラえもん」。
完全にお金を運んでくる客層は“女性・子供・家族連れ”なのです。
そしてそこに欠かせない要素は、“感動”と“涙”
10位の「GODZILLA」がいかに奇跡的なランクインか…!

【関連記事】
どうしても手放しで絶賛できない「アナと雪の女王」、ありのままの闇堕ち?
目撃せよ、JAPAN×SAMURAI:ACTION!「るろうに剣心 京都大火編」!








つまり「ベイマックス」も、原題の「BIG HERO 6」より「ベイマックス」なのです。
女性と子供と家族連れの集客を狙った方が、確実に数字を出せるのです。
映画ファンや男性ファンを狙った「ヒーロー6人の大活躍ストーリー!」よりも、女性・子供・家族連れを狙った「ゆるふわロボットと少年のハートフル物語」の方が、結果が出るのです。
それに今年なら、「あの“アナ雪”のディズニーが贈る!」という最強のコピーが使えますからね。

ここを更に深掘りしていくと「関係ない芸能人の宣伝起用」とかそういった部分まで関わってくるのですが、これはもう簡単な話で、女性・子供・家族連れの方が“連れ添って”映画館に来るからなんですね。
公開を何年も心待ちにしていた熱心な映画ファン1人より、予告見て興味を持ちお出かけのついでに映画館に寄ってみた家族連れ4人の方が、4倍もの利益を叩き出すのです。
つまりはそういう事なのです。





※※※


そして更に2つ目の要因として、「Mr.インクレディブル」の成績も考えられます。
最終的な作品の落とし所やテーマは違いますが、「ヒーローチームが活躍するディズニーやピクサーのフルCGアニメ」という点では持ち味はかなり似ていると言えます。
この映画、私自身もとても好きな作品ですが、意外と成績が伸び悩んだ作品でもあります。
2005年のニュースですが、以下のような記事も出ています。

【参考記事】
Pixar、「Mr.インクレディブル」不振で利益予想下方修正


米Pixar Animation Studiosは6月30日、第2四半期(4~6月期)の利益予想を下方修正、1株利益見通しを従来予想の15セントから10セントに引き下げた。純利益では600万ドルの減額となる。米国内外で、映画「Mr.インクレディブル」のホームビデオ販売が伸び悩んでいることが原因。
「『Mr.インクレディブル』は2005年のベストセラーホームビデオであり、当社では現在でも、『モンスターズ・インク』と同様の収益を上げられると見込んでいる。しかし最新の販売状況から判断して、第2四半期のホームビデオ収入に関して慎重な見方を取ることにした」。CEOのスティーブ・ジョブズ氏は発表文でこう説明している。






ソフト販売において、思っていたより売れなかったんですね、「Mr.インクレディブル」。
つまり、「ヒーロー題材のアニメが当たらない?」というデータがここで一つ出来てしまっていた事も、今回の「ベイマックス」の宣伝に関係している、…と読むのは少々飛躍しているでしょうか。


※※※


宣伝傾倒の要因3つ目、それはライバル作品の存在。
「ベイマックス」と同時公開の作品が、2014年の業界モンスターこと「妖怪ウォッチ」
そしてその1週前には「仮面ライダー」「アイカツ」の映画も公開になっています。
つまりこの時点で、全国の小学生男女はかなり“持って行かれる”のです。
仮面ライダーも、史上初の入場者先着特典でDVDを配布しているくらいです。

【関連記事】
なぜ「妖怪ウォッチ」のDVD-BOXはたったの5,000円で買えるのか






日本ではやはり「ヒーローもの」と「アニメ」は、子供が観るものです。
そうでないという声や作品が沢山あるのは知っていますし、私もこの歳(26)になって毎週日曜日の朝8時にテレビの前に正座して仮面ライダーを観ているような人間なので、これについては言いたい事は山ほどあります。
しかしやはり、「BIG HERO 6」のような「ヒーローが戦うアニメ」は、一般的にはどうあがこうが“子供が観るもの”なのです。
例えディズニーの看板があったとしても、その意識の前提は確実に大衆に根付いています。

【関連記事】
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子どもの頃、何度親に映画館に連れて行って貰えたでしょうか。
子どもが観れば保護者も観る。当然2,000円じゃ収まりません。
親からすれば、そうホイホイと連れて行けるイベントではないでしょう。
この時期であれば、せいぜい“冬休み中に1回”といったところでしょうか。
そんな大切な1回の権利を、「妖怪ウォッチ」「仮面ライダー」「アイカツ」をかわして「ベイマックス」に使用する子供が、果たして全国にどれだけいるでしょうか。





作品の実の魅力であるヒーロー要素を宣伝するのは子供にターゲットを絞る事と同意に“なってしまう”ばかりか、その子供たちも果たしてわざわざ観に来てくれるだろうか。
「子供」がダメなら、「家族連れ」も少し危うくて、であれば「女性」しかないのではないか。
女性ウケを狙うのなら“ゆるふわマスコットキャラ”が欠かせないのではないか…。

そんな考えが渦巻くディズニージャパン広報担当者の頭の中が、うっすらと見えてはこないでしょうか。

※※※

こうやって考えられる理由を挙げていくと、もう実態としては八方ふさがりで、むしろ「ゆるふわハートフル宣伝」しか道は残されていないようにも思えます。
勿論、そこを強行して「いけ!ぼくらのビッグヒーローシックス!」も出来たと思いますが、そこは配給会社も商売ですから、利益を追求するのは当たり前の事なのです。
それが例え、作品の本当の魅力から少し目を逸らす事になっても…。



■ファンは怒り狂うべきなのか

蓋を開けてみた「ベイマックス」の実態から、宣伝傾倒の背景まで考察してみました。
最後に書きたいのは、「ではこの宣伝にファンはどういう姿勢でいるべきか」、です。





「BIG HERO 6」の邦題が「ベイマックス」に決まり、あの「心とカラダを守ります」のポスターが公開された時、全国の映画ファンやアメコミファンからの批難でネットが埋まりました。
その界隈では公開された今もなお、「あの宣伝は嘘だ!」「いや、あの宣伝も間違いじゃない!」といった論争が後を絶ちません。
こうやって長々とブログ記事を書いてしまう辺り、私も同じ穴の狢ですが…。

簡単に言ってしまえば「理屈は分かるが納得できない」というやつで、まるで仮面ライダーカブトのドレイクこと風間大介がカブトの天道総司に向かって「お前の言う事は正しい。が、気に食わない!」と殴りかかるシーンに似ていますね。
批判する人たちも、薄々分かっているのです。「そうした方が売れる」という、理屈とカラクリを。
だからこそ単に「隠蔽宣伝だ!」と叫ぶのも変ですし、それに対して「企業として正しい戦略だ!」と返すのも「言われなくてもそんなのは分かってるんだよ馬鹿野郎っ!」という何とも非生産的なふっかけ論しか生まないのです。

映画ファンの独りよがりな意見として読んで欲しいのですが、何が哀しいかって、「単純にヒーローものと宣伝しても日本じゃ売れない」という事実そのものが哀しいのです。
理想論ですが、ディズニージャパンが「ヒーロー大活躍でプラスαで感動もあって最高だぜ!」という宣伝をどーんと打ち出して、それに日本全国が「イェーーイ!」と乗っかって大ヒットになれば、それが有無を言わせず最高なのです。
でも現実はそうならない。
だからこそ配給会社は、内容と全く関係のないお笑い芸人を広告塔にしたり、技術の拙い芸能人を話題作りのために吹替キャストにしたりする訳です。
「売れるために宣伝を工夫する」は映画に限らず世の常ですが、作品の中身や魅力を時に貶めたりそっぽ向いたりしなければ利益が得られないなんて、なんとも哀しい事です。

【関連記事】
「アベンジャーズ」&「X-MEN」、アメコミ実写化シリーズ“どれから観れば”一覧表






とはいえ今回の「ベイマックス」は、ハートフル宣伝に傾倒“しすぎている”んですね。
公開直前まで公式サイトには6人のヒーローのうち4人が影も形もない状況で、存在まで伏せられている始末。
鉄拳のパラパラ漫画というのも相当な印象誘導です。
亡くなってしまう兄のタダシも、ベイマックスを何も弟のために造った訳ではありません。
予告でもアクションシーンをことごとくカットし、まるで戦いなんか起こらないような雰囲気すらありました。
これでは、ファンの怒りを買ってしまっても多少は仕方ありません。

実際に公開された後の感想をネットで漁ってみると、「思っていたのと違った」という声も多く見かけました。
ただしその後に「違ったけど楽しめた!」という人もいれば、「少し肩すかしでガッカリ」という人も。
どちらかを恣意的に拾って「これぞ“良い”予告詐欺だ!」とか「ほら!やはりディズニージャパンは詐欺だ!」とかやっている人もいますが、公開から間もない現段階ではまだ何とも言えないでしょう。





大事なのは、「隠蔽宣伝だ!」と叫ぶことよりも、それに対し批難を被せることよりも、「ヒーロー要素“も”あるんだよ」と誰かに伝えていく事ではないでしょうか。
ゆるふわハートフル宣伝で、興味を持ってくれた女性や家族連れは多数映画館に足を運んでいます。
ここまで徹底しているのですから、おそらく結果もついてくるでしょう。
一方で宣伝を額面通りに受け取ってしまい、後にネットの声を見て「え?本当はそんなアクション要素もあるの?」となっている人も、ネットでは多く見かけます。

ハートフルも(色んな意味で)正解、ヒーローも(言うまでもなく)正解なのです。

公式が前者を推すのなら、我々映画ファンくらいは「ヒーロー要素もあるんだぜ!そしてもちろん泣けるぜ!」くらいの塩梅でいこうじゃありませんか。
友人でもお知り合いでもSNSでも、何かの話の流れで「実はあれ、アクションも結構あってね」と混ぜ込んでいこうではありませんか。
本来の「アクション映画好き」や「ヒーロー映画好き」の方のアンテナに引っかからないのは、やはりモヤモヤしますからね。





ディズニージャパンの宣伝戦略に火矢を撃ち込むよりも、微力ながら幾分か生産的なことをしたいな、と思うところです。
おそらく、「俺だってこんな宣伝はしたくなかったんだ…!BIG HERO 6、万歳!」と苦い顔で独り晩酌しているディズニージャパン社員もいるんです。多分。


<関連記事>
【完全版】2014年に映画館で観た全53作品をランキング形式でレビュー&おすすめ!


<後日追記>
続編】→ 『「ベイマックス」のBDジャケットはなぜこのデザインなのか? ~ついに「BIG HERO 6」はやってこなかった



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【追記:本記事を取り上げてくださったエントリー】
正しい見かたで 映画『ベイマックス』ネタバレなし感想+ネタバレレビュー
ベイマックスを観て、ディズニーのお客さんになりました。
映画『ベイマックス』の予告編はアウトかセーフか?
ベイマックス観たんですけど(たぶんネタバレなし)
先週から今日までに気になったニュース斜め読み(12月22日~12月28日)
主人公は日本人の少年! ドラえもん的ロボットがパートナーに?『ベイマックス』
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41 コメント

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Unknown (BLACK)
2014-12-24 13:03:26
ただ、日本版は本編に登場するタイトルまで「ベイマックス」にしているのがおかしい。あの演出は明らかにヒーロー誕生というものであり、そこに「BIG HERO 6」で出ることでヒーロー名の披露となります。劇としての演出の部分まで改変してしまうことは納得できません。
映画館に足を運ばせるためだけの宣伝であるならば、むしろ騙される方が悪いとは思いますけど、演出的なものまでイジる日本のディズニーは、作品そのものを理解していないとしか思えませんが……。
宣伝弁護の気持ちはわかりますよ。
二回見に行きました (よる)
2014-12-24 14:22:53
人を呼ぶ為の広告として間違いではない
ハートフルもあるヒーローものでは客が集まらない事実が淋しくもある

詐欺ではないが正しくない広告にもやもやしますが

ロビタの例えは正しくはないですよね…むしろ真逆では
コメント返信 (YU@K)
2014-12-25 11:47:24
>BLACK様
この記事は宣伝について特別弁護をする意図は無く、ただ単に現状を自分なりに考察してみた次第です。
確かに最後に「BIG HERO 6」とタイトルが表示されなかった点については、私も同じ気持ちです。勿論、本来の演出の意図することですから、当然です。
ただ、原作等を何も知らず「ベイマックス」を観に来たお客さんにとっては、「BIG HERO 6」と出ると戸惑うのもおそらく事実で、私としてはむしろエンドクレジット後のおまけシーンをよくちゃんとやってくれたな、くらいに思っています。(「ベイマックス」しか知らないお客さんはあれで笑う事は出来ないでしょうから)
仰る通り演出を蔑ろにしたのか、客に向けた対応としての苦肉の変更か、真偽は到底分かり得ませんが…。

>よる様
ロビタの喩は迷ったのですが、あえて(量産型)と併記することで載せました。
勿論ロビタは人間でありそれが「火の鳥」という物語に置いて重要なテーマである事は承知しています。”彼ら”の自殺の意味も分かっているつもりです。
ここではあえて「火の鳥」のこのロビタと少年のエピソードになぞらえ、ロボットと子供のふれあい(関係性)のどこが(何が)ミソかを考えた上で、上記のような書き方にしました。
Unknown (BLACK)
2014-12-25 13:56:47
いい映画だからこそ、あまちゃんな宣伝に左右されずに楽しみたいし、本来の演出意図をちゃんと多くの人に楽しんでほしいだけなんですけどね。
Unknown (Unknown)
2014-12-25 14:10:14
映画が売れなかったら最悪死人だってでるんだぞ?映画はアメコミファンの自己満足のためにあるんじゃない。そんな単純な制作側の論理を(知ってか知らないかはどうでもいいが、)結局イチャモンつけてる時点で自分の幼児性を反省したほうがいい。そのようなアメコミファンはみっともない
良い (竹尾)
2014-12-25 15:07:36
この手の論考の中で一番共感したし良かったです。
そう思ってる人はたくさんいるんじゃないかな。
良くわかる (oka)
2014-12-25 16:10:24
この考察の中で、ベイマックスにおけるマーケティング手法を細かく分析すると共に、結果的に正当性を知らしめている。

テレビコマーシャルではゆるキャラだと思っていたロボットが赤いスーツを着て飛んでるシーンがあったので、そこで視聴者は「あ~フワフワロボだと思ってたやつが強くなって悪いやつやっつけるんだな。涙ありアクション有りのいつものディズニーアニメか」そんな想像が出来る映像だったので、このマーケティングの方向性からもハズレては無く、案外イメージ通りの映画なんだと納得するんじゃ無いでしょうか。

ビッグヒーロー6?
このタイトルじゃターゲットを絞りすぎで日本では受けないでしょうね。ディズニーの日本でのマーケティングが的確になされていると言う事でしょう。さすがです。
コメント返信 (YU@K)
2014-12-25 16:30:32
>BLACK様
ソフト販売時にはタイトルシーンが「BIG HERO 6」になっていると良いのですが…。

>Unknown様
幼児性の高い記事をわざわざ閲覧いただきコメントまでいただけるなんて恐縮です。

>竹尾様
ありがとうございます。
ツイッターやはてなブックマーク等でも共感の声をいただき、大変感謝しています。

>oka様
嬉しいお言葉、ありがとうございます。
結果として妖怪ウォッチ相手にかなり好調の滑り出しのようで、改めてディズニージャパンのマーケティングの的確さを思い知りました。その的確さが一部のファンを切り捨てている現状が哀しくはありますが…。
全方向に誰もが納得のいく宣伝広報というのも、それはそれで難しいのかもしれませんね。
Unknown (nop)
2014-12-25 23:38:20
日本版予告編の感動路線偏向は、ディズニーに限らず多くの映画でけっこう昔から頻繁に見られますね。
私はもうすっかり慣れてしまって目くじら立てる事も無くなりました。
ああまたいつものアレか、と。
Unknown (Unknown)
2014-12-26 00:46:30
「恣意的」を誤用しているようなので、意味を確認してみてください。

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