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枚方市を住みよいまちに☆原発NO!☆福祉・介護「すずらんの集い」☆枚方市駅前再整備は凍結☆市議会を変える高松まさ子

伏見枚方市長へ・・市民と市役所が主体のまちづくりを

2017-03-14 08:59:48 | 月刊『平和がいちばん』

 枚方市議会が開催されている、伏見市長の運営方針が出されましたが、読んでいると「理念がない。市民は、サービスの受ける対象だけ。そして、単なる市役所の下請け。平和の言葉もない・・」様々な疑問が湧いてきました。「平和がいちばん」3月号の1面です。今日から配布を始めます。

 市長が17年度市政運営方針を発表しました。「人が集まるまちづくり」の第一として市駅周辺や香里ケ丘地域の再整備をあげています。その整備をどのように進めていくか、現在進行形である香里ケ丘図書館の進め方を検証しなければなりません。
 
 この図書館の建て替えは企画から設計まで民間事業者に委託し(プロポーザル方式)、完成後の運営は民営化(「指定管理者」に委ねる)するというのです。民間業者への“丸投げ”の施設づくりと言わざるを得ません。この建物の所有者であり活用者である市民は、企画や設計に参加することさえ拒否されている状態です。また市役所も市民の声をまとめ上げて構想や設計に取り入れていくという役割を果たしているとは言えません。市民参加がないこのやり方では、市民は傍観者であり単なる利用者に過ぎません。 

 創り上げる過程から市民も参加して、より良いものをより安く知恵を出し合っていくのが本当のまちづくりです。愛着のある誇りを持てるまちづくりの基本です。施設建設にとどまらず、子育てから老後の保障まで貫かれる市民の政策への参画、その“市民力”の高さこそ市民の定着を高める原動力です。また市外から転入促進を得る道です。逆に、東京に本社がある会社が企画してつくるまちは、どこにでもあるまちづくりであり、単に「選ばれる」ことを願望するだけです。「選んで」移住してきたが「失望」すれば、それは「自己責任」で片づけられることになります。

 枚方が守り育てた文化を継承し、市民と市役所が練り上げた施策が隅々まで行き届くまちなら、改善・改革への参加もまた保障された市民自治のまちとして評判を高めることになります。

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