落語見聞録

落語界に愛を込めて・・・

もう一度 緑の風に 心の復興コンサート

2009-11-24 01:04:08 | 音楽
2009年11月22日(日)13:00〜15:00
一迫ふれあいホール(宮城県栗原市)

出演:深川和美(ソプラノ)
   谷川賢作(ピアノ)
   佐藤玲子(昔語り・賛助出演)

主催:「もう一度緑の風に」コンサート実行委員会


勉強会で主催の渡辺さんから復興コンサートの話を聞いて以来
何となく気になっていました。
「でも、仙台から遠いしな〜」と思っていたところ
勉強会メンバーからお誘いを受け、車に同乗させていただきました。

開場時間になると、地元の方が続々と来場してきました。
開演時には、ほぼ満席です。

開演直後の佐藤玲子さんの昔語り。
会場からは、笑いが起こっていたのですが、
私には???地元の言葉がわからず・・・
英語のリスニングしているみたいでした・・・

あ、でも2つ目の「おなら」の話は90%くらいわかりました
東方落語の川野目亭南天さんの高座で聞いたことあったので。
言葉はわからなくても、語りかた自体が音楽みたいで心地よかった〜。
昔の子供は、そんな「言葉の音楽」を聞きながら眠りについたんでしょうね〜。


深川和美さんの親しみやすい歌声。
私流に例えるなら
オペラ歌手と由紀さおりさんを足して2で割った感じ?
ご自身も阪神淡路の震災を経験されているということで会場の人々の心に寄り添っていたようです。
(終演後のCD販売、深川和美さんのは完売でした!)


谷川賢作さんは詩人、谷川俊太郎さんのご子息ということで
もっと近づきがたいお坊ちゃまなイメージを勝手に抱いていたのですが・・・
佐藤玲子さんの語りで出てきた、おならの音「ドゥイーン」に
ずーっとハマっていたり、「偉大な音楽家」を微塵も感じさせない語り口にどんどん魅き込まれてしまいました。
演奏はもちろん一流なのですが、観客に寄り添うような、親しみを感じる音でした。

最後の「もう一度緑の風に」の栗原市合唱連盟の合唱は、素晴らしかったです!
登場は舞台袖からではなく、なんと客席から、バラバラと・・・!
一見、どこにでもいるような「おばちゃん」達です。
しかし、歌いだすと・・・いつ発声練習をしていたのかと思うほど・・・!歌の世界観がより伝わってきました。


終演後、打ち上げまで参加させていただいたのですが、そこで深川さんから神戸の震災の話も聞くことができました。
支援物資が足りているところと、全く足りていない地域があったこと、「震災離婚」の家庭がかなりあったとか、報道だけではわからないことってたくさんあるんですね。


主催の渡辺夫妻。
地元出身ではなく、栗原に来て数年なのに、「渡辺さんのためなら」と集まってきた仲間の多さに、お2人のお人柄を感じました。
皆さんがひとつの「家族」になっていました。


「能ある鷹は爪をかくす」
そんな皆様とお会いできた1日。
「凄さをみせない すごさ」に感服しながら帰路に着きました。
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