57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

全日本選手権、決勝の朝

2017年07月20日 | 2017全日本選手権
昨日の記事で、修正がございます。誠に申し訳ございません。
タイヤが”ブリヂストンからダンロップに変わった”という部分は「全日本FS-125部門」ということです。なお、昨日の記事も修正済みとさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
なお、カデット部門優勝の中村海斗君が履いていたのは「ヨコハマタイヤ」です。付け加えて修正させていただきます。
*****

さて、全日本カート選手権、決勝の朝を迎えました。
サーキットの雰囲気。
泣いても笑っても決勝戦。



昨日までにやるべきことは全てやっておく。
それが、全日本で戦える選手とチームなのですね。



朝一番、
スクーデリア沖縄のピットに僕は向かいました。

「オキナ監督おはようございま~す!」
とあいさつ。
オキナ監督。温厚な笑顔で出迎えてくれました。


意外でした。
決勝戦の当日です。
チームは当然ぴりぴりムードだと思ってました。
ところが、監督さんのこの笑顔。

多分、昨日までで、ほぼ、いいセッティング、それなりの勝算が立ったのだろう、と僕は推察しました。

さて、朝のピットをうろついていると、神戸スポーツサーキットの名物スタッフ「Sさん」に出くわしました。



にこやかに記念撮影。
その笑顔。
なにせ、全日本選手権。サーキットで行われるのは一年に一度きり。
まさに『大イベント』
それが、良いお天気の下、無事に迎えられた。
やはり、ホッとしているのでしょうね。
なお、Sさん、このサーキットでは自称「何でも屋」

あるときは『必殺!! 草刈り人』


あるときは敏腕メカニック



そしてレンタルカートの受付事務や、地方レースでのオフィシャルも努めます。
神戸スポーツサーキットに着いたら、まずはSさんを頼ってください。
なんでも教えてくれますよ。

***

さて、レース関係者は、もう、決勝戦になると
「やることはやった、あとは走るだけ」
という状態。
大変恐縮なのですが、実は僕もそうでした。
一週間前の先乗り、練習走行。
そして、レースウィーク。
木曜、金曜、土曜日。
徐々に車を仕上げてゆく、チームとメカニック、そしてドライバーたち。
その過程を記録し、写真に撮り、文章にもまとめていました。
そして、決勝当日。
はっきり言って、
「やることなし」
という状態にあることを、我ながら、ちょっとびっくりする想いで、日曜日を迎えました。
決勝の日、僕は1コーナーに設けられた、観客席で、午前中のほとんどをレース観戦していました。
この観客席に、一人のおばあちゃんがいらっしゃいました。
いままで、何度かピットで、そのお姿を拝見していたので、ご挨拶。
「ここは涼しいですねぇ~」
「ほんと、気持ちいいわねぇ~」とにこにこ。
「どちらから来られたんですか?」とお聞きすると、
「名古屋です」
ああ、実は僕も名古屋に18年間住んでたんですよ、と一気に距離が縮まりました。
名古屋のチーム『Ash』にお孫さんが所属。車番は13番の服部慎くん14歳です。
なんでも、1年間、中島悟さんが校長を務める、鈴鹿のレーシングスクールに通っていたとか。
日曜日の朝の公式練習。
FP-Jrクラス。
タイムを見てみましょう
1位 野村勇斗くん    ベストラップ 45,194
2位 鎌苅一希くん    ベストラップ 45,317
そして
3位 服部慎くん     ベストラップ 45,326
***

すごいですね
ベスト3に入っている。
ちなみに
5位に坂上真海選手が入ってます。 ベストラップ 45,410
いやぁ~、すごいなぁ~、
同じ45秒台ですよ。坂上選手。

***
この日は快晴。
気温も朝からぐんぐん上昇。


オフィシャルのみなさんも大変ですね。
熱中症にならないよう、水分補給を心がけてます。
さて、この日のスケジュール。
午前中は公式練習と、各クラスの予選ヒートがあります。
その際エンジンのウォームアップは



この、『暖気エリア』で
なおかつ
「リアタイヤを地面に接地した状態で」行われます。
この辺りの規則も、全日本格式ではきちんとしてますね。
消火器も準備されてます。



朝の予選ヒートに向かう、カデットの選手たち。
ヘルメットにはオートバックスのシールがあります。
加藤大翔くん。ゼッケン27番、FA-KARTレーシングチーム所属。若干9歳ですよ。ただいまランキング4位の選手です。

こんな微笑ましい光景もあります。


ヘルメット乾いたかな?
背中の文字は
RYOTA
はて、カデットクラスのエントリー名簿で
りょうたくん、という名前を探すと。
なんと、第二戦を終えてポイントトップの
「洞地遼大選手」ではありませんか!
やっぱり、その姿はまだ、あどけない11歳の小学生。
そんな子供たちが一生懸命に走ります。
そして、タイヤを決勝レースに向けて一皮剥いてきます。



レースの決勝戦は、まず地方選手権から。
本番30秒前を迎えたコース上です。


(次回へ続く)
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