退屈な日々の小さな記憶

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中国・雲南省の旅(麗江)

2017年05月01日 | 中国・雲南省の旅
宿を探すことにしました。時刻は午後5時頃です。
古城のメイン通りの右手には、上り坂の路地がいくつか散見されます。
適当な路地に入って、まず上の方の宿を当たることにしました。最初の宿は朝食付きで198元(約3200円)でした。少し様子を見ることにして次を当たりました。

次の宿では英語が使えなくて、なかなか会話が成立しません。対応してくれた若い男性と朝食抜きで190元(約3000円)を了解したものの、2部屋が必要なことを理解してもらうのはかなり大変でした。どうも部屋が不足しているようで、ついて来いという仕草で、少し下った宿を紹介してくれました。その宿も若い男性の対応で、こちらの条件を満たす部屋の空きがないということでした。それで対面の宿に当たったらと教えてくれました。


その路地を下から見上げたところ。


同じく、上から見たところ。この上にはたくさんの宿がある。


宿泊した宿の経営者若夫婦。少しの英語のほか、もっぱらスマホの言語変換ソフトを使って会話をした。何でも協力しますと言ってくれた感じのいい夫婦であった。
今日、オープンしたばかりで、私たちが最初の客。プーアール茶やブラックティーをご馳走になって話が弾んだ。
3泊することを決めた時、料金を相場よりも少し安くしてもらったが、後で記念すべき日にこれは申し訳ないと思い、日本式で少しばかりのお祝い金を贈った。後日、お返しの記念品をいただくことになってしまった。
また、朝食抜きの宿泊料金であるにもかかわらず、初日と二日目はお粥の朝食を出してくれた。最後の日は彼女がチョット体調を崩した。


二階の回廊から見た階下の様子。


瓦屋根の雰囲気が心地よい。友人が撮ったタイムラップスは、(こちら)からご覧ください。


二階の回廊から見た路地。


宿泊した感じのよい部屋。トイレ、シャワーも申し分なかった。友人の部屋も同様。








人影もまばらな早朝の古城地区。前日にパン屋を見つけたので、パンとコーヒーの朝食にしようと、買い出しに出かけてきた。


夜になると古城地区に人々が繰り出し、溢れかえる。宿泊している近くには数件の大音響のライブハウスがあるので深夜まで騒がしい。




最初の日はコーヒー抽出機が故障して紅茶を買う羽目になった。






別の日、早朝にお気に入りのコーヒー専門店に出かけたが、まだ開いていなかった。かわりに、くっきりとした玉龍雪山が眺められた。




続きます。






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4 コメント

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雲南の旅 (ac2essk)
2017-05-01 11:34:47
私も雲南省には毎年何度か訪れていますので、興味深く拝見させていただきました。
ホテルのフロントでは、私も今では中国語でやり取り出来るようになりましたが、これまで様々なホテルに宿泊して感じたことは、ホテルの従業員は面倒くさいと感じた時は言葉が分からないふりをするということです。もちろん中には親身になって対応してくれる人もいて、そのような当たり前の事に逆に感動してしまいます。
どうぞこれからも良い旅をお続けください。
Unknown (たびからす)
2017-05-01 11:52:49
若い人たちが企業して、記念すべき日に最初のお客となって、とてもよかったですね。お互いにずっと記憶に残って、先に懐かしく思うでしょうね。少数民族の作った古い街並みの麗江にいつか行きたくなりました。
ac2esskさんへ (yukisemi)
2017-05-01 16:47:52
コメントありがとうございます。
これまでホテルの宿泊で経験し
なかったことなので、少し戸惑いました。
モヤモヤしていたものが解消された気分です。
一方で、気持ちが通じるようなこともあって、
旅は面白ですね。
たびからすさんへ (yukisemi)
2017-05-01 17:06:04
コメントありがとうございます。
最初の客が日本人とは、出合とは不思議なものです。
彼らにはどのように映ったのでしょうか。
会話の中で、フレンドリーな人達と言って
くれたので、日中の関係はともかく、人の気持ちは
大切にしていきたいです。
ぜひ、麗江の旅おススメします。

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