乾燥しきった大地の中に、オアシスと世界遺産のアイト・ベン・ハドゥの旧集落が出現します。
以下は、ネット情報の抜粋です。
部族間の抗争が激しかった500年前、アトラス山脈の南側の荒れ果てた大地のオアシスに、先住民であるベルベル人が倉庫と要塞を兼ねた村を築いた。そのひとつがアイト・ベン・ハドゥの集落。
村の内部には銃眼が配置された塔が一定の間隔を置いて何本もそびえる。道がまるで迷路のようにその間をぬっていて、まさに難攻不落の砦を思わせる。
家には電気や水道はなく、村が出来た当時とあまり変わらない生活を今も続けている家族がいる。日干し煉瓦でできた家の土壁は、厚さが50センチほどあり、40度を超える暑さでも室内を涼しく快適に保っている。
右側の橋を渡って右に折れると旧市街だ。頂上には穀物倉庫が見える。
水の無い川を荷物と人を背負わされたロバが通り過ぎていった。
日干し煉瓦で作られた集落の狭い路地を頂上目指して登って行く。
銃眼が見える。日干し煉瓦のため、長い時間が過ぎると雨風で削られ補修が必要となる。
路地の踊り場でアイト・ベン・ハドゥなどの絵を売っていた。
茶色の部分は紅茶で描き裏から加熱するとこの様になると聞いた気がする。
頂上にある穀物倉庫。修復されて新しい。
見渡す限り砂漠のような荒野が広がる。
新市街の景色。住居はコンクリートブロックなどで作られ、昔ながらの色で仕上げられている。
穀物倉庫から見た新市街。手前の川は水がない。