武蔵と小次郎

皆さんは巌流島の決闘の故事をご存知でしょうか。
宮本武蔵と佐々木小次郎が、巌流島で死闘を繰り広げた話である。
約束の時間に現れない宮本武蔵、佐々木小次郎はイライラと待つことになる。
結果は、遅れて現れた宮本武蔵が勝利する。

今回のリオ五輪で、ふたつの巌流島の故事に似た図があった。
サッカーのナイジェリア対日本チームの対戦。
試合開始の７時間前に会場入りした、相手チームに日本チームは負けたのである。

そして今朝の未明のテニスの試合、第３セットの開始時間に錦織選手は遅れて登場。
第２セットで流れを掴んでいたナダル選手のイラ立ちは最高潮に。そして錦織選手の勝利。

遅れて来た武蔵は小次郎に強い、こんな故事を思い出している自分が可笑しいと思う。)^o^(

錦織・９６年ぶりのメダル

未明のリオ五輪放送、３位決定戦のテニス錦織選手を観戦。
１セットを簡単に先取したが、２セットが大接戦の末にタイブレークの末に落としている。
しかし３セット目は、危なげないプレーの連続でランキング上位のナダルに２－１で勝利。
過去には１勝しか出来ていなかった苦手の相手だが、素晴らしい試合運びに拍手を贈りた。
２時間４０分よの接戦だったが、日本人としては９６年ぶりのメダルである。