畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載112-2「祭りには芝居が付き物だった頃」

2017-05-20 04:50:37 | 暮らし

  (随分長いセリフもありますが、皆さま読めますか)

       祭りには芝居が付き物だった頃(その2)

その和綴じの一冊は表紙に「源平布引」と大書されていて、脇に小さく「二の段」とある。

そして、一ページ目には配役が書かれているが、演者には知らない人の名前ばかり。

裏の台本執筆者とも思える名前には「北魚沼郡薮神村大字今泉市川某」の字が見えるから、

祖父が譲り受けた台本なのかも知れない。


 当然、印刷技術なども入っていた頃と思われるのだが、

庶民の地芝居の世界などではこうして手書きで伝えられていたのだろう。

付録でもないけれど、同じ祖父が書き残した「萬覚書」と言う和紙の綴りが残っていて、

「自芝居花覚」なる1ページもあって微笑ましく読ませてもらっている。


 可笑しい話として、亡父から聞かされたのは祖父が演ずると「座って見得を切ると大男だった」と言う話。

つまり、胴長短足で座高が高かったという事だろうが、後年見つけたセピア色になった写真の祖父は、

短足などには見えず孫の私も安堵したものだ。

               (続く)

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