法事に列席し留守をしてしまった土曜日の農天市場に来てくださったお客さんから笹の注文があった。
日曜日の朝、一人で山に笹を採りに行く。山はどこに何があるかはすべてわかる。頭に地図が入っています。
笹は、大きな葉の採れる場所。中くらいの葉が採れるところ、小さい葉が採れるところと知っている。
これは大きな葉の笹が茂っている場所です。映像が手振れと思ったけれど、朝露で濡れたのかな。
笹の葉は一枚ずつ採るのではなく、こうして茎を折り取ってきます。
何本もの笹を、採ってきては軽トラに積み込む。
持ち帰り、農天市場の中でハサミで枝から切り離す。
この過程で虫食い跡のあるものなどを除外しますが、採って来た葉は半分以下になってしまう。
大き過ぎるほど立派な笹の葉です。
予約されていたお客さんもこの大きさに驚き、そして大満足。「チマキ」作りに使われるそうです。
たくさん採って来たので、150枚ほどお譲りしたけれどもまだ残りが沢山。
すると、また別のお客さんが笹の葉に目を留められ、残りを全部ほしいとのこと。
もちろんお譲りしたけれど、「チマキ」には大小二種類あると便利だとか。
大きな葉でもち米を包み、小ぶりの葉で蓋をするように巻き上げるのだとか。
便利屋でもある農天市場はどんな注文にも応じられますよ。
チマキにするのですか。大きい笹の葉ですねー。香りもいいでしょうね。
笹だってサイズを聞いて注文に合わせることさえできますから。
昨年は「マムシ焼酎」も小瓶に分けて売り出したけれど、
ヘビの大嫌いなスベルべママには不評で今年は自粛中です(笑)。