畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載108-1「出稼ぎ(聞き書き)」(その1)

2017-04-21 20:17:23 | 暮らし

    出稼ぎ(聞き書き)

 

 パートでお年寄りの送迎運転をして一年近い時が過ぎた。仕事を始めたばかりは、好奇心からか、生まれ年を初めに、

かなり身上調査もされたものだ。

 

しかし、時間の経過とともに警戒心も薄れ、友達付き合いになる。

 還暦を迎えようかと言う男と、平均年齢は八十歳をかなり超える人達とのお付き合いだ。

九十を過ぎても矍鑠とされ、毅然と一人暮らしをされている方もいる。

 

 長い間には気をお許しになり、気安く話し掛けて下さることもある。

そんな話を記憶にとどめるために書いてみよう。

 

「おはよう。寒くなって来たのう」背中を丸め気味に○○さんが乗ってくる。

「はて、雪になりそうだの」「そうだの、予報じゃ暖冬小雪なんて言っているどもの」

「昔は、こんげの時期になると、この辺りじゃ皆が出稼ぎに出てのう。冬は大変だったて」

          (続く)10年近くも前に書き留めておいたものです。

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