その名前通りに6月も下旬に入るこの頃「ジュンベリー」が熟してきました。
熟すタイミングを待っているのは人間ばかりではなくて鳥たちも同じ気持ちらしい。
この房の付け根に近い方の二つは、きっと「スズメ」がついばんだ跡ですよ。
他には鳴き声も賑やかな大型の鳥「カケス」で、嬉しいあまりギャーギャーと鳴くのですぐにばれちゃう。
当たり前のことですが、一房一気に熟すと言うことは無く、順番に熟していく。
だから、収穫のタイミングも難しいと言えば難しい。
これなんて、まだちょっと熟すのはまだって感じかな。
でも、スベルべママは完熟して黒っぽいものよりも、その一歩手前の赤いくらいの方が甘いとも言います。
地面に落ちたこのジュンベリーはスズメの仕業。スズメは丸ごとは飲み込めませんから。
大きなカケスは、実をそのまま飲み込んでしまいますからね。
そして、カケスはコラーっと叱ると、恨みがましい鳴き声とともに山の方向へと飛び立ちます。
叱られたスズメはと言うと、慌てふためいた様子で自分の口には余る大きな実を咥えて飛び立つ。
たくさんの実が付き始めた最初のころは夫婦でせっせと採っていました。
でも、この頃は収穫に余り熱が入らくなっちゃいましたね。年を取ると根気も情熱も無くなるのかなー。
自分の影を写しましたが、こんな風に園芸用三脚にまたがって実をもぎ取ります。
一昨年は欲張って手を伸ばした末にこの三脚とともに転倒し、したたかに背中を打っちゃいました。
身軽さに自信のあるお方は我が家の農天市場の畑までお越しください。大きな木は4本ありますから。
収穫適期は過ぎつつあります。生食でも、そしてジャムに加工しても美味しいですよー。