畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

大根葉が甘~いご馳走に変身!

2016-12-01 05:10:17 | 食べ物

 雨中の大根収穫と処理。そしてそれに続くクレソンの収穫で冷え切った体で帰宅。

スベルべママは風呂を沸かして待っていて、温まって出ると夕食の準備が出来ていました。

 スベルべが丁寧に洗った大根の葉が煮物になってテーブルに登場。

味噌味のこの「煮菜」が本当に甘くて美味しい。茹でた下処理段階でも大変な甘さだったとか。

 

  これは、前日スベルべが作った十八番の「大根と鮭のアラ煮」です。

寒くなり大根が美味しくなると無性に食べたくなり、「塩引き鮭のアラ」を探します。

 勿体ない精神で、二股三股などの変形奇形大根を丁寧に切って使いました。

でも、味は期待通り。塩鮭の塩分と少々の味醂、それだけで十分に美味しく出来上がりましたよ。

 

  分かり難いけれども、ポテトサラダで、採り立てのクレソンがポイントかな。

大きなガラスのボウルでどんとテーブル上に。

 

  いや、精進料理ではないので肉も食べますよ。

スベルべの分は食べちゃったけれども、小さなベーコンと豚肉の味噌漬けで「少肉多菜」を実現。

 

  これは、スベルべママが従妹から聞いた、「酢キャベツ」。で良かったかな。

新鮮なキャベツを刻み、ポリ袋に入れて何日も重石をしていて、食卓には初お見えでした。

 

 スベルべ夫婦の夕食に欠かせないのがお酒。

今回は友人から頂いて、冷凍室に保存していた「カジカ」を使って「カジカ酒」と洒落込む。

 少々グロテスクだけれども貴重な川魚「鰍(カジカ)」の塩焼きに、熱燗を注ぎます。

「まー、グロテスクだけれども美味しい~」はスベルべママの言葉。

 毎日の事だけれども、朝から晩まで精一杯に働いた後のお酒は美味しいですねー。

我が家のコンセプトワード「豊かな食卓貧しい財布」を具現した幸せな夕食ではありました(笑)。


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2 コメント

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Unknown (ミケ)
2016-12-02 00:11:26
大根がいつの間にか大きくなって柔らかくておいしいです。葉っぱもまだきれいなので茹でてゴマドレッシングで食べますがおいしいですね。菊の花と酢の物にもします。畑で出来たものは何でも食べなくちゃもったいないですよね。
ミケ様 (スベルべ)
2016-12-04 05:21:40
 野菜の成長が遅い秋でしたが、初雪の遅いことなどにも助けられ、
大根なども最後は結構大きく育っています。
「今年は秋野菜が豊作」なんて言葉を農天市場のお客さんからスベルべママが聞いたとか。
それは収穫量、大きさとかではなくて、味が良いとの意味だと言う事で納得。
成長の遅い野菜は、それなりに美味しさが凝縮されているのかも知れませんね。
大根の葉は、茹でて冷凍したり、炒ってふりかけにしたりと、
一手間かけると美味しく変身。
冷凍したものは解凍して刻み、炒飯の具になったりしています。

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