畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

今はこんな本を読んでます

2017-03-04 12:20:01 | 暮らし

 ネットで本を注文したり、本屋、コンビニをのぞいたりとして本を漁るように探す。

まだ、前回ネットで購入したこの「ハチスカ野生食材料理店」のまだ半ばまでしか読んでいない。

 

 月刊誌「ビーパル」に連載中から好きだった読み物です。

キノコはもちろんのこと、山菜の知識も半端な知識ではないですね。

 

 「ソロー」に似たような表現の仕方、言葉の使い方で、自然と自分の関りを描き出す。

ほら、工夫次第で食べられる山菜と言うよりも、野草に近い植物もいくらでもあり料理方法も盛りだくさん。

 

 と、言っているうちにまた届きましたよ新たな本が。

今、宅配業者界が、この宅配で大変なことになっているらしい。

 いや、大変なことになっているのは宅配業者ばかりか巷の本屋さんも同じでしょうね。

ま、今回の業者は日本郵便さんでした。大変ありがとうございます。

 

 先日、奇書とも言えるような「外道クライマー」を面白く読んだけれど、次は洞窟ですよ。

そして、「国家の品格」以来、ファンになった「藤原正彦」さんの著書です。

 

 そして、今回の白眉、とどめは今年の冬になって三冊目の「佐藤愛子」さんもの。

下に、週刊誌が見えるけれど運動のため昨日歩いてコンビニまで買いに行ってきた。

 便利になるのは有難いのだけれど、そのために運動不足になったらたまりませんから。

でもねー、この週刊誌の書評欄を見るのが怖い。また買いたくなったらこりゃ病気ですよ(笑)。

 内緒だけれど、もう一冊、いや二冊来るのかなー。パートのお給金が無くなりそう(大笑)。

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またまた昔々の話です(その2)

2017-03-04 05:10:53 | 暮らし

  そして、その後の話

 

 後年、渓流釣りを始めた私は、亡くなった祖母の話から、その川の場所を推理した。

一日歩いて、大きな山の麓にたどり着く。曽祖父の家からは、そう遠くは無いだろうと思う、大きな山まで続く川は、

あの川に違いない。

 雪解け水がまだ流れていたある日、私は一人でオートバイに乗り、その川を目指した。

その川の脇には、立派な林道が出来ていた。

しかし、沢の入り口を少し登った所で、オートバイは進めない。別の急な沢が大きな雪渓を抱え、

除雪をしても次ぎの雪が崩れ落ちる危険があり、雪解けを待つしかないのだ。

 

 私には好都合だった。ライバルの入る確率が低いからだ。案の定、釣り人の入った気配は無い。

流れが緩やかな場所の多い川で、淵には砂が溜まりがちで足が取られ、危険な渡渉となる。

 高巻きをするには、釣竿を仕舞、急な雑木の間を潜るしか手段はない。

何匹かを釣り上げ、いくつかの淵を越えると、明るい川原が開けた。そして、車の来る心配の無い、道路にはカヤと、

ビニールで屋根を張った粗末な小屋がある。

  ゼンマイ採りの出小屋だ。周りには、何枚もの筵が広げられ、ゼンマイが干されていた。

         (続く)

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