私の家の近くにあざみ野三規庭(みきてい)という小さなショッピングモールがある。店は13軒、駐車場67台という規模でごく小さなモールである。この中にあるイタリアン・レストランの「サイゼリヤ」が9月いっぱいで閉店することになった。
このブログにも何度か書いたように私はサイゼリヤがお好みで昼食は結構食べている。ここのサイゼリヤはちょっと不便なので回数は少ないがそれでも何度かは行ったことがある。行くといつも比較的空いている。ウィトラのオフィスが中山にあったときには中山駅前のサイゼリヤに良く行ったのだが、こちらはいつも混んでいて、お昼時など待たされることもあった。三規庭のサイゼリヤは大丈夫かなと心配していたら案の定、閉店ということになった。席の数は中山店と同じくらいだが客の入りは半分くらいなので苦しいのだろうと思う。
そもそも三規庭というモールのコンセプトがうまく行っていないらしく、結構店の入れ替わりがある。駅からは歩いて10分弱くらいなので駅の乗り換えのついでに来るような人はいない。規模が小さく、遠くからわざわざ車で来る人がいるとも思えない。いわゆる「あざみネーゼ」という奥様方が上質の日用品を買いに来るというコンセプトで作ったようなのだが、ある程度評判が立って遠くから車で来るような人がいないと難しいのだろう。三規庭の中で良く知られたチェーン店はサイゼリヤくらいのものである。
サイゼリヤとして見ると中山点では主婦同士がランチをしたり、おやつをしたりするのにかなり使っていたようだが、あざみネーゼにはちょっと安っぽいのかもしれない。目の前にカリタスという女子大があるがここの学生にとっても安いのだろうかと思っている。
今ウィトラのオフィスは三規庭から更に3km程度小田急側に行ったすすき野団地の中にあるのだが、ここにサイゼリヤがあればもう少し入ったのではないかと思う。団地には年金暮らしのお年寄りが多いし、桐蔭学園の学生の通り道にもなっている。私も近くにあれば結構通ったと思う。
しかし、サイゼリヤあざみ野店は本当に閉めるしか方法は無かったのだろうか、と思う。それはあざみ野店として独自に工夫した跡が感じられなかったからである。サイゼリヤは安くてうまい、コストパフォーマンスの良さが売りである。しかし三規庭のサイゼリヤは近くの住民の期待と若干あっていなかったのだと思う。そこで本来なら何らかの工夫を見せ独自でするべきだと思うのだが・・
サイゼリヤの店は強く標準化されていて、どの店に行ってもメニューは同じだし、席の作り方、サービスの仕方も同じである。これがコストダウンの大きな要因となっていることは理解できるのだが、それで店独自の工夫をする習慣を持っていないといずれすたれるのではないかと思う。
メニューは変えることは難しいと思うが、お勧めニューの種類を店によって変えるとかアルコールの種類の追加を許すとかの権限くらいは店長に持たせたほうが良いと思う。三規庭サイゼリヤでもパフェやケーキの特売日を作るとか、ワインの種類を増やしてエスカルゴや生ハムを強く打ち出せば継続できるようになったのではないかと感じている。
従業員に工夫する習慣をつけさせる、ということが安定した経営のために最も大切なことなのではないかと思っている。
【時刻】 15:00~18:00 雨天決行!
【場所】 朝日新聞東京本社前
・東京都中央区築地5-3-2
・大江戸線「築地市場駅」A2出口下車、直ぐ
<注意事項>
※プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)
※国旗以外の旗類・拡声器の持込はご遠慮下さい。
【主催】 頑張れ日本!全国行動委員会(会長 田母神俊雄)
【連絡・問合せ先】 頑張れ日本!全国行動委員会・事務局
TEL 03-5468-9222
詳しくは「頑張れ日本」「チャンネル桜」公式ホームページをごらんください。
【時刻&内容】
12時00分:「常盤橋公園」集合
・千代田区大手町2-7-2
・半蔵門線「三越前」駅から徒歩2分
13時00分:「常盤橋公園」デモ行進出発
14時00分:「桜田公園」 デモ行進到着
・港区新橋3-16-3
その後、JR新橋駅前へ移動、「SL広場」で街頭演説
<注意事項>
※プラカード持参可(ただし、民族差別的なものは禁止)
※国旗以外の旗類・拡声器の持込はご遠慮下さい。
【主催】 頑張れ日本!全国行動委員会(代表 田母神俊雄)
【連絡・問合せ先】 頑張れ日本!全国行動委員会
TEL 03-5468-9222
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本部も、閉店してしまったら、運営に伴うロイヤルティが入ってきませんので、色々な支援を講じます。メニューに独自性を持たせることも、或る程度は認めます。(但し、サイゼリヤはセントラルキッチンを採用している為、各店舗での調理を出来る限り少なくしています。これは王将等の他のチェーン店と異なる点)。
今回の場合、客足が延びていないとなった時に、メニューの工夫、店舗の雰囲気、販促活動、接客態度等を分析し、何が不足しているのかを自ら店頭に立ちながら、現在の客層等を確認しながら対策を立てるのは、オーナの大きな役割です。いきなり「従業員の工夫不足」につなげるのは短兵急です。
もう一つ、サイゼリヤは、多くの店で、若い人を対象にした店作りと、メニュー、店員の応対が多く、客層も、それに合わせた人が多いと思います。郊外のファミレスタイプの店もありますが、基本は家族層というよりも、若い学生+の領域です。従って、立地条件が、それらの若い人を取り込めるような場所でないと、難しいのかもしれません。
私は良く利用するのですが、お母さんたちのおしゃべりの場、という印象の店は結構あります。若い人と言ってもヤングミセスですね。夜は殆ど行かないので分かりませんが、ファミリーも結構いるのでは?と思っています。
それであれば、一層、本部の責任が重いわけですが、これだけの数の店舗を運営しながら、全部に目を行き届かせるのも大変だと思います。それをやり遂げているからこそ、企業として延びているのだと思いますが。