ゆきだるまのつぶやき

不定期日記のページです。

喪失感 寂寞感

2017-11-03 12:22:17 | ひとりごと
台北に来ると寄るおみやげ屋があった。
人懐こい日本語ペラペラのおばちゃんがやっていた。

最初は2012年11月。雨でやることがなく、ホテルの部屋の雑誌に広告があったので行ってみた。

次は2015年2月。
「私のこと覚えていますか?」と北京語で尋ねたら、覚えていてくれた。

今回も行くつもりで、店の名前をネットで検索したら、「2016年2月廃棄」とあった。

そうなるといてもたってもいられず、昨夜夕飯後に歩いて行ってみた。

そこは日本料理の居酒屋になっていた。

外でくつろいでいる隣のマッサージ屋さんに聞いた。

「ここのおみやげ屋さんは?」

「おみやげ買いたいの?」

「いや、ここのおばちゃん知っているから…」

「もう止めた」

「いつ?」

「ずっと前」

「病気だったのですか?」

「いや、田舎に帰るって」

考えてみたら、母よりも年上だから、いつご隠居されても不思議ではなかった。
しかし、会えると思って来た人に会えないのは何とも悲しい。
もう一度会いたかったな…

今はこの台湾の空の下でお元気でいることを願う。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿