ユキだるまのつぶやき

歌う仕事の日常とインディーズならではの話あれこれ

正月2日目

2018-01-03 00:26:19 | 音楽

本日は正月休みで昨日帰宅した上の男子と一緒に母の施設を訪問。

新年の挨拶を一方的にして、母の様子を小一時間ほど眺め、早くも自分の家に帰ると言う男子を駅まで見送った。

家には変り者の父と、お地蔵さんと、わたくしだけ。

つまり飲み友達が居なくなってしまったので、シャンペン1本開けるのも何だし、ウイスキーのお湯割りを飲みながら譜面の整理をすることにしました。

えらいこっちゃ、えらいこっちゃ・・・と言いながら、現在作業中です。
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くたびれたのでPCに向かってこれを書いています。

同じ曲でもあまりに多くのコピーがあるものや、こんなの歌ってたかな・・・なものも。

この度は「黄ばんだ譜面」「色んなミュージシャンが勝手に書き込みをして何が何だか分からなくなった譜面」「セロテープが紙テープみたいに乾燥した譜面」「タバコの匂いが沁みついている譜面」「コーヒーなどをこぼしたと思しき譜面」を優先的に捨てることにしました。

そもそもヒットチャートを争うような仕事をしているわけではないので、選曲は全く自分勝手で、よほどの事がない限り、嫌で嫌で仕方ないような曲はないはず。

それでもいったい何でこんな曲歌ってたんだ・・・といちいち驚いていたりすると、作業は一向に進みません。

ここはひとつ心を鬼にしてバサバサ捨てないと。

しかし、レパートリーというのはその人を表しますね。

変な歌ばかり歌っている人は、やはり変な人だと思う。

ただし逆のばやいもある。

娼婦の歌が好きな人は案外家庭的。

社会の矛盾を訴えがちな人はだいたい信号無視してます。

じゃあ、わたくしはどうかと言うと。

やはりわたくしのレパートリーは、圧倒的に昔のヨーロッパの歌手のカバー、それも先輩各位が和訳した曲が多いわけで、これは安易に過去の遺産で喰っているズルイ奴・・・とも言えるのです。

ならばオリジナル曲で勝負したらどうか・・・という考え方もありますけど、基本的に「現実逃避の洋楽好き」ですから、「街の女のマリー」は許せても、「街の女の花子」は許せないのであります。

結局「もとからある他人の曲」をどう歌うか・・・しかないのでしょう。

改めて訳詞をするなり、音楽的にもう一度洗い直すなり、何か自分の料理をしないといけないような年齢になってきましたしね。

などとしみじみ考えていると、部屋の中は散らかるばかりです。

正月休みは4日まで。

結局何もできないのかもね。





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