めおと上海生活(旧:北京的生活)

北京での留学生活を終了した年とゆっこ。上海での駐在員・太太の生活や食べ物・文化等を写真と一緒に書いてゆきます

裸のぶつかり合い

2010-01-24 13:15:30 | 日本:東京生活

みなさんは「大相撲」と聞くとどんなイメージですか?

私は「おじいちゃんが夕方になるとテレビで観てたなあ」とか
「小学生の時にお祭りでちびっこ相撲があったなあ」
「相撲部屋の稽古ってなんだか大変そうだなあ」。。。と接点はかなり少ない感じ。

でも海外に住んでたとき「日本の国技は相撲」という事実を強く意識させられる出来事もあり
日本に戻ったら実際にこの目で観に行こう!と思っていたのでした。

そして!2010年の初場所に行ってきました~

相撲に詳しい友だちと待ち合わせて14時半頃には両国の国技館へ。
チケットは往年の親方がもぎってくれるらしい!おお!これはファンには堪らないですね。

中に入ると大相撲キャラ「ハッキヨイ!せきとりくん」が。色合いと微妙なバランスがカワイイのか可愛くないのか(笑)
でも、こう、伝統文化の相撲に+アルファで「レジャーランドに来た」ような盛り上げ感が加わるのは間違いなし



そしていよいよ足を踏み入れます。ほわ~なんか広い、広い!!
空中で宙吊りになっている茅葺の屋根、日の丸が摩訶不思議な空間の演出を助けていて
異空間に来たワクワク感が一気に高まる!2時半過ぎだと人もまだマバラ。



あ、ちなみにラジオが100円で借りれてこれがとっても素敵な情報満載。
テレビみたいに解説がついてた方が楽しめそう、という人は入り口で是非借りてみてね。
このラジオの情報のお陰で、元・出島力士(現 親方)からお茶漬けをゲット。
合言葉は「断髪」ですた握手したもらったら手が大きい!肉厚~!!

まだ十枚目の取り組み中だったので有名な人を見つつお土産屋を冷やかしに。
外国人だったらソソられるんだろうなぁという「和!しょんまげ!」な雰囲気のデザインから
コアなファンも喜びそうな本物さんそっくりフィギュアまで各種揃っております



今回初めて知ったのだけど、力士は体が大きいだけじゃなくて身長が高い人が多い。
幕内の力士に至っては42人中38人が180cm以上ありますおっきー!驚き!
ブルガリア出身の「琴欧州」は203cmもあるよ!ひぇ~
体重もみなさん想像以上にありました。120キロくらいかなぁと漠然と思ってたけど実際は150キロ前後の人がほとんど。
十枚目の名物(?)「山本山」はなんとなんと264キロもあります!!264キロだよ!小学生10人分くらい

そして青森出身の力士が多かったのも印象的。年は青森出身力士が出るたびに名前を叫んでました(笑)

大きな目玉のひとつ、幕内力士の土俵入り~
私たちの席は東でも西でもなく「正」だったのだけど、これが土俵入りで理由が分かりました。
これは「正面」の「正」。横綱がこちらを向いてしこを踏んでくれて感激!!




それぞれの力士の廻しも鮮やかながら、行司さんの着ているお召し物の色合いもまた素敵
行司さんって数名しかいないと思ってたけど、10~20人くらいの行司さんが現れて面白い。

そしていよいよ横綱の土俵入り~朝青龍って人気あるんだね。



「この人は毎日奥さんのお手製ジュースを飲んでるんだよ」とか
「この人はガブリヨリって技が得意だから「がぶちゃん」って呼ばれてるの」などなど
友だちが教えてくれるコネタが面白くて面白くて、最後まであっとゆうまでした

この日は白鵬が初黒星。ふふふ、見よ!この見事な座布団たちの舞い!!



友人が持ってきてくれた大相撲雑誌を見ながら観戦したけれど、オペラグラスや双眼鏡を持ってる人もちらほら。
その内のひとり(近くに座っていたおじさん)が「サッチーがいるよ!」と。↑頭抱えてます。見えるかな?

この後は友人たちと5人でちゃんこへ。
ちゃんこ道場、うまか~ いままで食べてたちゃんこはなんだったの?!ってくらいおいしかった

塩マキとか他にも色々いっぱい伝統作法がある相撲。勉強してまた観に行きたいな

深さ日本一!の温泉

2010-01-15 20:03:36 | 旅する:北海道&日本

まだ雪が続いているようですね、豪雪地帯のみなさん本当にお疲れさまです

さてさて、東北の温泉に行かれたことのある方ってどのくらいいるでしょうか??
今回青森からの帰り道で、岩手県の「花巻温泉郷」に行って来ました。
このあたりはかの有名な「宮沢賢治」縁の地。ゆっくり彼の痕跡を辿る旅・・・なんてのもよさそうです

今回訪れたのは「鉛温泉」 
盛岡駅から11分、新花巻温泉駅から無料シャトルバスで雪深い山の中を走ること50分。
そこからさらに宿のミニバスに乗り換えて着いたは・・・まさに秘境「日本秘湯を守る会」なんてのもあるんですね



雪深い中で入る温泉はサイコーですあふ~ゴクラク極楽。

5種類くらい温泉の種類があるのですが、オススメはなんといっても日本一深いお風呂!
こちら身長160cmの私が入って…立って首まですっぽりお湯に浸っちゃうくらいの深さ

湯船以外の空間もとても素敵。
ガラっと扉を開けるとそこには階段が。脱衣所は特にないため、3階分の吹き抜け空間がどーんと広がっています。
洗髪などが禁止のため、しーん・・・と静かな中、ゆったりと熱い湯に身を浸せます。
ただ混浴タイムが長いので、いつ入ろうか何度もウロウロ(笑)結局女性専用時間に入りました。

普通の「旅館部」と長居する人用の「湯治部」の2種類があり、プランも色々あり。
今回は年末年始で旅館部はすでにいっぱいだったので湯治部に。
部屋にはエアコンやファンヒーターの類がなく、おこたつのみ。ぬくぬくおこたつ満喫~
徒歩5分のところにスキー場もあるので、またいつかの冬に来たいなぁ~

帰りの電車から撮ったもの いったいなんでしょう??



一眼レフの面白さはこうゆうところにもありますね きらきらきらきら…これは、雪です
いいね~キラキラな一年になりそうです!みなさんにもキラキラな出来事がたくさん起こりますように☆



【Data】鉛温泉
URL:http://www.namari-onsen.co.jp/

あけましておめでとうございます。

2010-01-05 21:01:25 | 旅する:北海道&日本

みなさん、年末年始はどこで誰と過ごされたでしょうか。
私たちは年の故郷、青森で年越しをしてきました。↑これは元旦の太陽ありがたや~

私のふるさと長野もオリンピックが開催できるくらい雪が降るけれど、それは山間部での話し。
ところが青森では、降る!降る~!
さすが冬の体育の授業が校庭でのクロスカントリー(平地スキー)だったというのも頷けます。

それで町内ではこんな場所が・・・



ちなみに「ここは雪捨て場ではありません」という看板があるところも。
家の近くに積み上げるだけではスペースが足りなくなり、専門の雪捨て場がある。だなんて
なんとも豪雪地らしい 日本海側の県にもこうゆう場所があるのは常識だったりするのかな~。

着いた30日には黒々と見えていた道路も、2日後にはもうこんな感じに。
そして雪を捨てに行く軽トラを発見 雪捨て場に向かってるようです



街中にはゆうに背の高さを越える、巨大な雪山がいっぱい!!まるでカマクラみたい~
って曲がり角では見えずらくて、車の運転大変そうですが

今回の雪は「粉雪」。強風に舞うと視界はあっとゆうまに真っ白の世界
前がまったく見えませんこれは怖かった。夜の運転は本当に大変そうでした
砂漠の真ん中を走ってるときに砂塵に巻かれた時並みに、視界がきかない世界。
各地の方、どうぞ安全運転気をつけてくださいね。

市の除雪車以外にも大型から小型まで各種除雪機があちらこちらで稼動
確かにこれだけの雪が降ったら、手作業だけじゃ骨がおれるよね



海沿いなので海鮮物が新鮮かつ大きくて、本当においしかった~

今年の冬には新幹線がついに!青森まで開通するようです。
夏のねぶたも最高だし、青森、オススメです


今年もみなさまにとって幸多き年になりますように
健康で、元気に、いっぱい笑って、楽しい2010年にしましょうね