みなさんは「大相撲」と聞くとどんなイメージですか?
私は「おじいちゃんが夕方になるとテレビで観てたなあ」とか
「小学生の時にお祭りでちびっこ相撲があったなあ」
「相撲部屋の稽古ってなんだか大変そうだなあ」。。。と接点はかなり少ない感じ。
でも海外に住んでたとき「日本の国技は相撲」という事実を強く意識させられる出来事もあり
日本に戻ったら実際にこの目で観に行こう!と思っていたのでした。
そして!2010年の初場所に行ってきました~
相撲に詳しい友だちと待ち合わせて14時半頃には両国の国技館へ。
チケットは往年の親方がもぎってくれるらしい!おお!これはファンには堪らないですね。
中に入ると大相撲キャラ「ハッキヨイ!せきとりくん」が。色合いと微妙なバランスがカワイイのか可愛くないのか(笑)
でも、こう、伝統文化の相撲に+アルファで「レジャーランドに来た」ような盛り上げ感が加わるのは間違いなし
そしていよいよ足を踏み入れます。ほわ~なんか広い、広い!!
空中で宙吊りになっている茅葺の屋根、日の丸が摩訶不思議な空間の演出を助けていて
異空間に来たワクワク感が一気に高まる!2時半過ぎだと人もまだマバラ。
あ、ちなみにラジオが100円で借りれてこれがとっても素敵な情報満載。
テレビみたいに解説がついてた方が楽しめそう、という人は入り口で是非借りてみてね。
このラジオの情報のお陰で、元・出島力士(現 親方)からお茶漬けをゲット。
合言葉は「断髪」ですた握手したもらったら手が大きい!肉厚~!!
まだ十枚目の取り組み中だったので有名な人を見つつお土産屋を冷やかしに。
外国人だったらソソられるんだろうなぁという「和!しょんまげ!」な雰囲気のデザインから
コアなファンも喜びそうな本物さんそっくりフィギュアまで各種揃っております
今回初めて知ったのだけど、力士は体が大きいだけじゃなくて身長が高い人が多い。
幕内の力士に至っては42人中38人が180cm以上ありますおっきー!驚き!
ブルガリア出身の「琴欧州」は203cmもあるよ!ひぇ~
体重もみなさん想像以上にありました。120キロくらいかなぁと漠然と思ってたけど実際は150キロ前後の人がほとんど。
十枚目の名物(?)「山本山」はなんとなんと264キロもあります!!264キロだよ!小学生10人分くらい
そして青森出身の力士が多かったのも印象的。年は青森出身力士が出るたびに名前を叫んでました(笑)
大きな目玉のひとつ、幕内力士の土俵入り~
私たちの席は東でも西でもなく「正」だったのだけど、これが土俵入りで理由が分かりました。
これは「正面」の「正」。横綱がこちらを向いてしこを踏んでくれて感激!!
それぞれの力士の廻しも鮮やかながら、行司さんの着ているお召し物の色合いもまた素敵
行司さんって数名しかいないと思ってたけど、10~20人くらいの行司さんが現れて面白い。
そしていよいよ横綱の土俵入り~朝青龍って人気あるんだね。
「この人は毎日奥さんのお手製ジュースを飲んでるんだよ」とか
「この人はガブリヨリって技が得意だから「がぶちゃん」って呼ばれてるの」などなど
友だちが教えてくれるコネタが面白くて面白くて、最後まであっとゆうまでした
この日は白鵬が初黒星。ふふふ、見よ!この見事な座布団たちの舞い!!
友人が持ってきてくれた大相撲雑誌を見ながら観戦したけれど、オペラグラスや双眼鏡を持ってる人もちらほら。
その内のひとり(近くに座っていたおじさん)が「サッチーがいるよ!」と。↑頭抱えてます。見えるかな?
この後は友人たちと5人でちゃんこへ。
ちゃんこ道場、うまか~ いままで食べてたちゃんこはなんだったの?!ってくらいおいしかった
塩マキとか他にも色々いっぱい伝統作法がある相撲。勉強してまた観に行きたいな