Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

向き合う力

2016-07-29 21:20:47 | 本-その他
図書館から借りた『向き合う力 (講談社現代新書)』を読了。
著者は女優の池上季実子氏。彼女のことは知らなかったし、タイトルで読み始めたようなものです。女優業もなかなか大変ですね。
第6章に書かれている彼女の生い立ちは壮絶でした。父親からの「しつけ」、学校での苛め…。一生懸命人形劇の準備をしたのに逆に怒鳴りつけるなんて、何て酷い父親でしょう。よくあんな仕打ちを受けて非行に走らなかったのが不思議です。小さな子どもの場合、たとえ酷い目に遭ってもなかなか助けを求めるのは難しいことですよね。
他にも不慮の事故で後遺症が残り、大変な思いをしている彼女。人生って本当に波乱ですね。
特に第6章のことを考えると、もう本書は二度と読みたくないかなと。別に本書の内容自体は問題ないのですが、あまりにも子ども時代が可哀想でなりません。

向き合う力 (講談社現代新書)
クリエーター情報なし
講談社


最新の画像もっと見る