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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

新・にほんご紀行

2016-10-03 21:42:57 | 本-言語関連
図書館から借りた『新・にほんご紀行』を読了。
本書は日本語に関するエッセイ。TVの言葉、オノマトペ、日本語の風景と、大きく3つに分かれています。
著者はバラエティやドラマなど、随分いろいろなTV番組を見ているなぁなんて思います。TVを見れば世の中で使われている日本語がよく分かるでしょうし、TVを見ながら日本語を研究しているのでしょうね。
オノマトペも本書で扱っているのはほんの一部でしょうが、日本人って本当にそれが好きなのかと。
後半では、実際に新聞に載っていた本や辞書の広告が。現在でも新聞の朝刊の1面には本や雑誌の広告が載っているけれども、江戸時代からあるのですね。
敬語についても触れられていましたが、正しい敬語を使うのって難しいですよね。親しい人との会話なら気軽に話せていいのですが、目上の人とだとどうしても敬語を使わざるを得ませんしなかなか大変です。本書にあるように、将来敬語は簡略化されるのでしょうか?
余談ですが、タイトルの『新・にほんご紀行』を『新・にほごん紀行』に見えてしまうのは日本語検定受検経験者ならではでしょうか?日記帳には正しいタイトルを書かなくては。タブレットで文字を入力する時、予測変換で「にほごん」って出てくるのですよね(笑)。

新・にほんご紀行
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