周縁 小論

〜斜視でゴマメの歯ぎしり的なブログ〜

6年前の観光情報を流し続ける神経の図太さ 新鳥栖駅のデジタルサイネージ

2017年05月12日 10時21分44秒 | 行政/政治

▽刺身と情報は鮮度が命とされる。観光情報も例外ではない。デジタルサイネージは、鮮度を支えるツールとして広く使われている。しかし、使い方次第では“街の恥”を広く知らしめる結果にもなってしまう。

▽九州新幹線の新鳥栖駅待合室に置かれているデジタルサイネージが、その好例だろう。設置者は鳥栖市。映像と音声、テロップを使って、近郷近在の観光情報やグルメ情報にとどまらず、北部九州の主な観光地を紹介している。

▽ところが、画像が一段落した後に流れるテロップを読んで驚いた。映像が制作されたのは平成23(2011)年。つまり九州新幹線が全線開業した年だ。鳥栖市が、CRCCメディアに委託し制作したと明記している。


▽CRCCメディアは久留米市百年公園に本社を置くケーブルテレビ会社。放送エリアは、鳥栖市、みやき町、久留米市、柳川市、大川市、大木町の6市町。鳥栖市に本社を置く久光製薬が筆頭株主だ。同社のケーブルテレビは、福岡県側のエリアでは「くーみんテレビ」、佐賀県側では「はっぴとすビジョン」の愛称を使っている。ちなみに、久光製薬は佐賀市、小城市、吉野ヶ里町、神崎市の4市町が放送エリアの佐賀シティビジョン、愛称「ぶんぶんテレビ」の大株主でもある。

▽鳥栖市の怠慢は当然批判されるとしても、メディアを名乗る会社が6年も前に撮影した映像を新幹線の待合室で平然と流す。その神経の図太さは、貼り膏薬では治らない。映像に登場する子供たちも既に20歳を超えているはず。肖像権との兼ね合いを考えないのだろうか。

▽デジタルサイネージの電源プラグは、駅舎内にある鳥栖観光コンベンション協会の“お姉さん?”たちが、毎朝コンセントに差し込み、毎夕抜いている。ただ流れる映像を視ているのか、は知らない。仮に知っていたとしても、鳥栖市役所の担当課に連絡していないのかも知れない。

▽せっかくデジタルサイネージを設置するのなら、通信と組み合わせて使い、最新の映像に切り替えた方がいい。経費がかかるのなら、電源プラグを外しておくか、映像を早急に更新すべきだ。そのうち、映像と実態がそぐわなくなり、苦情が来るだろう。

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