周縁 小論

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JR鳥栖駅の周辺整備に230億円 その81%は道路整備 どうなる駅東口の新設

2017年04月29日 18時47分34秒 | 行政/政治
▽鳥栖市が計画するJR鳥栖駅の周辺整備事業が、佐賀県やJR九州などとさらなる調整が必要になったという。この結果、橋本康志市長は、着工時期を明言していないものの、少なくとも2017年度中の着工は絶望的だろう。
 
▽驚いたのは、周辺整備事業名目で投じるカネ。市は総額230億円と概算している。この額は、市の17年度一般会計当初予算232億円に匹敵する。工期は10年と予測しているため、単年度23億円が鳥栖駅の周辺に打ち込まれるわけだ。
 
▽市の計画では、駅を橋上化する一方、駅西口前広場や周辺道路を拡幅するという。事業費の内訳は、駅舎20億円、公共通路(線路を跨ぐ歩道橋)20億円、周辺道路187億円。分かるように、道路の整備費が異様に突出している。
 
▽3月定例議会では、市議が事業の遅れを指摘したのに対し、園木一博・企画政策部長は「新駅舎、駅前広場など一定のメドがついたと認識していたが、周辺道路や交差点などで佐賀県などとさらなる調整が必要になった」と答弁したという。
 
▽分からないのは、まず新駅舎という答弁。いつから鳥栖駅を建て替える話になったのか。確か市長の諮問機関が「駅舎は既存の建物を保存すべき」と答申していた。駅前の西口広場は、数年ほど前に拡張したり、信号機の位置を変更したりしていた。さらに何をやると言うのだろうか。
 
▽周辺道路の県道とは、県道205号と県道220号なのか、よく分からない。この2つの県道と市道の交差点を立体交差化するとか、しないとか、そういう話が折り合っていないのだろう。
 
▽かねて指摘してきたが、この話は明治時代以来、東口がない鳥栖駅に、どうやって東口を迅速に開設できるかを考えるのが先決。抱き合わせに周辺道路や駅舎をいじくる話まで一緒くたにするから、一歩も先に話が進まなくなってしまう。ピントがぼける。
 
▽鳥栖駅の1日平均の乗降客数は7000人ほど。この程度の規模の駅舎の東口すら新設できないのなら、トップは潔くその座を辞した方がいい。出来もしないような大風呂敷を広げるよりも、優先順位を付けて予算を効率的に使って物事を少しでも前に進める。市長や周辺職員は、そういう発想がないのだろうか。
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