数年ぶりの

春に仕事が始まるまで、数年ぶりにはじめてしまいました。

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今回はこれです

2017-02-24 08:52:30 | 日記
   テーマ   
登場人物
 新井美咲(あらい みさき)
 籾山(もみやま)

ここは大手旅行会社のツアー企画を担当する部所。
話はここから始める。
「新井さん、午後からの早退の届けがまだ出ていないと連絡が有ったけど、今日でなかった、忙しいと思うけど早めに出すように。」
「はい、分かりました。」
「新井さん、旅行は今日だった。」
「え、午後の便を予約してあるので。」
「良いわね、気を付けて行ってきてね。」
「ありがとう。」
明日から、三連休になるので以前から計画を立てていた、もちろん付き合っている彼との沖縄旅行、仕事の関係で今回の手配は私が全て行った。一応、会社では付き合っていることは話していないので、今回は女友人と旅行に行くと会社の人達に言っている、それに全て別々に手配をしている、別に分かっても良いけど、なにかとその後が面倒なので。その彼と付き合い始めて今年でようやく四年になる、すこし長い付き合いになるので、お互いの気持ちはある程度分かる、その彼から最近連絡が有って、仕事が忙しいので、先に搭乗手続きを終わらせて搭乗しても良いからと連絡が有った。仕事を終わらせて直接羽田空港に職場から行く準備をしていたので、予定よりも早く着いてしまった。彼が来るのを待っていたが、そろそろ手続きが終わろうとしていたので、彼が来るのを待たずに手続きを終わらせ、飛行機の搭乗場所で待つことにした。もちろん、連絡を取ろうとしたけど、なぜか留守電状態になっている。搭乗する時が来ても彼はまだ来ていないようだ、私も搭乗しなくてはならないので先に行くことにした。座席は隣同士なので、ギリギリに来てくれると思いながら座席に着いた。座席に着いてから、しばらくすると、彼がようやく来たのか、隣の座席に座る彼を見た時、え、彼では無い。
「あの、座席を間違っていませんか。」
「え、この座席で間違いないですけど。」
そう言って男性は座席番号を確認すると、確かに間違っていないと言って座席に付いた、確かに私が今回の座席を予約したのに、横に座ったのは知らない男性だった。
「あの、この座席は何時予約しました。」
「搭乗手続きをする時にカウンターで空いているかを聞いたときにキャンセルが有ったので通路側なら空いていると言うのでその場で座席を変更したんです。」
彼は何時頃にキャンセルしたのだろう、それにしても連絡も無かったし、仮にキャンセルしても、連絡が無いのはどうしたなんだろう。
「あの、この座席に誰か予約していたのですか。」
「え、知り合いが。」
「私が座席の変更をしたのは一時間も前ですよ。」
しばらくしてから飛行機は定刻で羽田空港を飛び立ち、一緒に行くはずの彼を乗せないまま一路、沖縄へと飛んで行った。沖縄までは数時間、隣に居るのは彼では無く知らない男性が居る。窓の外から見える青い空と海、わくわくした気持ちが一瞬で消えてしまった。そんな私の気持ちが伝わったのか隣の男性が声をかけてきた。
「沖縄には誰かと行く予定だったのですか。」「ええ、友人が来るはずだったのですが。」
「そうですか、それでは今回の旅行は一人になってしまいましたね。」
「そうですね、仕方が無いです、予約はしてあるのでそれにこの時点ではキャンセルも出来ないし、仕方が無いです。」
「でも、その友人も行けないことを連絡してくれればよかったのに。」
「良いです、沖縄に着いたら連絡をしてみます。あなたは仕事ですか。」
「いや、仕事ではないです、友人が沖縄で結婚式を挙げると言うので、他の友人たちは昨日先に行っているけど、僕は用事が有ったのでこの便になりました。」
その後しばらくお互い話はなく、沖縄には定刻より少し遅れて着いた。沖縄ではレンタカーを借りているけど、お昼御飯を食べていなかったので、空港内で食べることにした。どうせこのままホテル向かっても時間を持て余すと思い、どこで食べようかと探して、取りあえず目の前に有った所に入っていくと、飛行機で隣に座っていた男性が先に座っていた。
「あ、食事ですか。」
「え。」
そう言って開いている席に着き、メニューを見ていた。席が隣しか開いていなかったのでそれとなく気にしていた。注文も終わり、食べだしたとき、携帯の着信音がした、私ではなく隣の彼だった。別に聞いてはいなかったけど、彼の話していることが聞こえていた。
詳しくは分からないけど、迎えに来れなくなったという電話らしい。
「あの、どちらのホテルまで行かれるのですか。」
「○○ホテルです。」
「え、私が予約しているホテルと同じです。」「そうですか。」
「今の電話の話が聞こえていたのですけど、迎えが来れなくなったのですか。」
「そうなんです、迎えに来ると言っていたけど、急に今夜の準備をすることになり、迎えに行けないと言ってきて。」
「そうですか。あの、これから私、レンタカーを借りに行くのですけど、もし迷惑でなければ、ホテルまで運転してもらえれば、送りますけどどうします。」
この旅行で彼と二人で沖縄を車で回るために、ちょっとふんぱつしてオープンカーを借りていた、普段は軽しか運転していないので、オープンカーの運転には自信が無いので、運転してもらえればと話をきりだした。食事の後に空港からレンタカー会社まで行き、予約しておいた車に乗り込み一路ホテルへとむかった。一般道路を使うと一時間以上掛かるので高速道路を使うことに、その移動中の二人の会話は。
「籾山さんは沖縄には何度か来ているのですか。」
「ぼくは今回が初めてです、他の地方は行くのですけどさすがに沖縄は一人で来てもね、      新井さんは。」
「女友達と二度ほど来ていますが、来る人で楽しみが違いますね。」 
「それって、彼と来たらですか。」
ちょっと質問がまずかったかなと籾山は思い、話を変えた。
「新井さん、今日ホテルに着いてから何か用事でも有ります。」
「夕食を取るしかないので、その後は別に用事はないです。」
「それでは、明日の式の前に友人だけで飲み会をするので良ければ来ませんか、それと、明日の式に参列しませんか。」
「明日の式にですか。」
「ええその後、私とこの車で水族館にでも行きましょう。」
つい数時間前に沖縄行の飛行機の中で初めて会った人、どこのだれか知らないのに良いのだろうかと思っていると、ホテルに着くまでの間に自分がこう言う男だと言う事をずうつと話していた。
話を聞く限り、心配するような男性で無いことが分かり、今晩と明日の式に参加することにした。もちろん、水族館にも行くことを約束した。  
          おわり
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