原発や今後必要なエネルギーを考えるブログ&五行詩

原発は基本的に反対です。

反対の情報などを紹介します。

事故の無い原発でも、冷却水から大量の低放射能(内部被ばく)を放出している

2012年03月19日 | 原発冷却水・放射能垂れ流し

                     

原発事故が無くても冷却水から報道されていない低レベル放射能(内部被ばく)による乳児死亡率が高いことが検証されています。原発自体がこの地球で稼働さすべきものでない代物であることを、アーネスト・スターングラス博士の講演から学んでください。そして、ひとりでも多くの人に伝えて、決して完全でない原発を廃止しましょう。

「放射線と健康」

アーネスト・スターングラス博士

アーネスト・スターングラス博士はピッツバーグ医科大学放射線科の放射線物理学名誉教授です。1967年から同大学の放射線物理・工学研究所を指揮し、X線と放射線医療診断における放射線量を低減させる新しい投影技術の開発をしました。さらに、放射性降下物と原子炉核廃棄物による人間の健康に対する広範囲な医学的影響調査研究を行い、その結果をアメリカ議会で発表しています。

 

著書に「低レベル放射能」1972年、「隠された放射性降下物」1981年、「ビッグバン以前」1997年などがあります。現在は、ニューヨークの非営利団体である放射線と公共健康プロジェクトの科学ディレクターです。アメリカ物理学会会員であり、以前は北米放射線学会会員でした。

2006年3月、長年に渡って低レベル放射線の危険性を訴えているアーネスト・スターングラス博士が初来日し、全国で講演会を行いました。スターングラス博士は、アメリカとソ連が核実験を繰り返していた冷戦当時、核実験の死の灰(放射性降下物質)による放射線の影響で世界の子どもたちの白血病やガンが急増している事実を議会で報告し、それがきっかけとなって米ソ核実験停止条約が締結されました。

以下は青森市での講演記録です。

http://gallery.harmonicslife.net/main.php?g2_itemId=204

 

容量が多いので、コピーして検索してください。

とくにスライド5が決定的な統計であり乳児死亡率が原発のある場所が高いのです。これは、事故がなくても冷却水から一般には報道されていない放射能による低レベル放射線(内部被ばく)によるものです。

 

 

講演の内容は、原発からの放射能がもたらす、報道されていない内部被ばくで赤ちゃんや死ななくてもいい人まで亡くなっているということです。

 

詳しくはこの紙面でお伝えできませんが、概略を紹介します

原子力発電所が排出する大量の水蒸気は皆被爆した水であり、それ自体からは放射能はほとんど検出されませんが、しかし、その水蒸気のほとんど100%が「オキソニウム・ラジカル」と「ハイドロキシ・ラジカル」から構成されているものであり、それが大気中に垂れ流されている状態です。大気の一成分がラジカル因子で汚染されているのですから、どうしようもありません。私たちが使用する飲み水や、吸い込む空気から、あるいは降り注ぐ雨から、最も危険なラジカル因子が体内に侵入して来るのですから、どうにも避けようがないのです。地球の大気や水は、すでにガイガー・カウンターでは検出できない「放射線」によって重度に汚染されている状態だと言っても構わないでしょう。

現在、ガンに犯されて生死の淵に立たされている多くの人間が、それがどうして自分の体内に発生したものか、本当の真実を何も知りません。もちろん、その最たる犯人である原子力発電所を運営している電力会社も法律で定められた安全基準の下に運転しており、まさか水蒸気ガスそのものが、最も激烈な発癌剤である事を知るよしもありません。これらは人類の無知(現代科学の無知)が産んだものであり、真実を知らない驕った科学者達の手によって行われた殺意の無い大量殺人と呼べるものです。つまり「人類の無知」が人を死に至らしめているのです。

強烈な発癌物質の一つである「ダイオキシン」が、一体どの様なメカニズムでガンを誘発するのか、あなたは知っていますか? あるいはガン細胞を殺す抗癌剤が一体どの様なメカニズムで細胞を殺すのか、今の医学者は本当に知っているのでしょうか? 両者は全く異なる化学物質なのに、なぜか水に作用して生み出すものは同じものです。それは「オキソニウム・ラジカル」と「ハイドロキシ・ラジカル」です。この意味があなたに分かりますか? なぜ抗癌剤と発癌剤が一緒なのでしょう。「抗癌剤を打てば殺される」というガン患者の悲痛な叫びを、医者たちはちゃんと聞いているのでしょうか? それが農薬のパラコートと何も変わらない「ラジカル因子発生剤」である事を知らないはずはありません。

以上で放射能の話は終わりますが、私たちはもう少し真剣に、放射能と癌発生を考えなければならないと思います。電気を優先させるか、それとも命を選択するのか、私たち人類は早急に結論を出さなければならないのです。



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