作家の林雄介のgooブログです

農林水産省の元キャリア官僚、今は作家。

なぜ大学に進学する必要があるのか?2話。(*^_^*)日本は米国型階級社会になる。

2017-07-25 01:50:28 | 日記
いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

なぜ大学に進学する必要があるのか?。

理由の1つ目は、無駄な学歴コンプレックスを持つ必要がなくなるということです。やはり社会的にある程度成功すると、学歴が欲しくなります。財界人でも政治家でも、学歴が欲しくなるのです。ただし、麻生さんやダイゴ、小泉さんクラスになると学歴がなくても生きていける世界の住人なので欲しがりません。とはいえ、西本願寺の代々の門主は東大です。世襲の最大宗教なので、やはり門主が東大を出ていないと体裁が悪いのです(仏教は京大が強い学閥。天台宗のトップはだいたい京大)。

ちなみに、私の父方の祖父は大卒ですが、母方の祖父は旧制中卒です。ちなみに祖父のお父さんの兄弟は医大大学中に死んでいます(豪族だった母方の家運が傾いた。高学歴な家族が早死にしはじめたら家運が傾いていることが多い)。もっとも明治時代の旧制中ですから、今の地方国立大程度の学歴ですけどね。

家運が傾くと、やはり皆さんでも高卒から公務員とか、地方国立大から公務員が限度なんですよ。
仮に、私が祖父の代に生まれたら、やはり大学は無理で、医学校や師範学校に行っていたと思います。

2つ目は、学閥による人脈。早稲田は早稲田で、慶應義塾は慶應義塾で、一橋は一橋で、地方帝大は地方帝大で、東大、京大は東大、京大で学閥があります。米国は、学閥による階級社会です。

昔から本やblogで書いているように、米国型階級社会に必ず日本は移行します。

「林先生がなんとかできないのか?」とよく皆さんからいわれますが、戦国時代、織田信長と決戦直前に上杉謙信が急死しています。また、幕末、公武合体派の孝明天皇が急死し、幼い明治天皇が擁立され江戸幕府が潰されたのです。

また、三国志の孔明も死んでいます。もしも、孔明が長生きしていたら、中国の統一が遅れたはずです。また劉備の馬鹿息子が統一中国の皇帝になれば、三国志以上の内戦が勃発したはずです。

また、菅原道真さんや聖徳太子のように、高い神格を持ち、大臣の位にあった人間もわりと早死にしたり、失脚したりしています。

つまり、人類という単位で考えた時に、人類が滅亡しないように偉人はいつの時代でも一定数、生まれ変わってきますが、個々人の成長は別だということです。
ゆえに、おそらく日本は階級社会になるでしょうし、仮に階級社会にならなかったとしても個人レベルで勉強しなくてもよいという結論にはならないのです。
続く。

林雄介with,you。