シザーハンズ（第二回午前十時の映画祭）

【EDWARD SCISSORHANDS】 1991/07公開 アメリカ PG12 98分
監督：ティム・バートン
出演：ジョニー・デップ、ウィノナ・ライダー、ダイアン・ウィースト、アンソニー・マイケル・ホール、キャシー・ベイカー、アラン・アーキン、ヴィンセント・プライス

汚れを知らない　優しいエドワード。

丘の上の広い屋敷に年老いた発明家が住んでいた。彼はたった一人で人造人間エドワードを作っていたが、完成間近に急死。エドワードはハサミの手のまま取り残されてしまった。化粧品のセールスで屋敷を訪れたペグは気の毒に思い彼を家に連れて帰る。エドワードはそこでペグの娘キムに恋してしまう...。

 

「第二回午前十時の映画祭」32週目、これは絶対外せないので早速観てきました。
初めてのジョニー・デップ作品で地上波で観ました。劇場鑑賞は今日が初。そしてジョニーに初めてであった作品、でもどっぷりファンになったのはもうちょっと後で“ハサミの人はジョニー・デップっていう人だよね～”と言ってた頃。

ティム・バートン作品としても最初に観た作品なのかも。かな～り久々に観たけどやっぱり好き、好き♪
思いっきり楽しませてくれるけれど、とっても切なく悲しい物語。
クリスマス時期になると観たくなる作品ですね。

とにかく発想が面白い。手がハサミで出来てる人造人間だなんて。ジョニーの素顔はおがめないけれど何気ない仕草が可愛かったりクスッとしたり、時には怒りを表したりと見てるだけで様々な表情にニンマリしてしまいます。

エドワードはとにかく純粋でそれは最後まで変わらないんだけど、まわりの人たちの勝手さで振り回されてしまい、最終的には追い詰められてしまうのが悲しい。あのおばさんネットーワークもすごいけど、あの勝手さと手のひら返した言動にはイラッとくるな。人の温かさと冷たさを見事に描いてる作品ですね。

一番切なくてうるうるきちゃうのは、後半でのキムを抱きしめられなくて悲しそうな表情をするところにきゅん。キムに一目惚れするところもいいな。最初の服を着るところも悪戦苦闘してる姿と表情もきゅんだし。4択で愛する人にプレゼントするを選んだ所もいいー。この作品の良さはやっぱりジョニーの演技力ですね。

この時のウィノナ・ライダーがほんっとに可愛いキレイ。クリスマスの時の白い服がとても似合っていて、氷のカケラが舞っているところでぐるぐるするところが印象的。

しかし、せっかくうっとり観てたのにハタッと気づいた。エドワードは外の世界を知らないのに溶け込むのが早かったし、住民の人たちもあまり驚かない。なによりもお城での大きな氷、どうやって調達したんだろーとか、大きな冷凍庫があったのかなとか、いらんこと考えてしまいました、、、。ま、発明家の家だしね何でもあるか(笑)

 

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	ジョニー・デップ,ウィノナ・ライダー,ダイアン・ウィースト
	20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン