【SHRINK】 2009年劇場未公開 アメリカ 105分
監督:ジョナス・ペイト
出演:ケヴィン・スペイシー、マーク・ウェバー、ダラス・ロバーツ、キキ・パーマー、サフロン・バロウズ、ロビン・ウィリアムズ
邦題のとおり、精神科医ヘンリー・カーターの憂鬱を描いたおはなし。
出した本もベストセラー、テレビにも引っ張りだこの人気精神科医のヘンリー。彼のもとにはハリウッドで活躍する脚本家やちょっと落ち目の女優などセレブな顧客が多く、忙しい毎日を送っていた。しかし、その裏ではアルコールやドラッグに浸かった生活だった...
本当はアクション映画が観たかったんですが見始めてあっ暗いはなし...違うのにしようかなと思ってたんですが、なぜか気になってそのまま最後まで観てしまいました。
いわゆる精神科医ヘンリー・カーターを中心となった群像劇というやつですね。
群像劇というとパッと浮ぶのが『クラッシュ』ですが、そこまでの感動はないけれどヘンリーの患者や友人たちが最後に揃うというものです。ロビン・ウィリアムズがちょこっとだけ出演してます。
でも精神科医なのにだるそうでやる気なさそうだし、アルコールやドラッグにまで手を出してるなんて、なんて医者なの!と思ってしまうけれど、彼なりの事情があるわけで...さすがに自分自身を診ることはできないか、、、。
ある日、母親が自殺したことで悩む女子高生が患者としてヘンリーの前に現れたところから、おはなしが進み始めます。実はヘンリーも同じ境遇で、彼女を救おうにもまず自分も救えてないんですもん。彼女とどう接しながらどう変化していくのかなという所が見所だと思います。
悩める人たちの再生を描いた作品で全体的には良い作品だと思うのですが、ちょーっとテンポがスローすぎるかな。
精神科医ヘンリー・カーターの憂鬱 [DVD] | |
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ポニーキャニオン |
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