原題:BUG
公開:2008/07/05
製作国:アメリカR-15
上映時間:102分
監督:ウィリアム・フリードキン
出演:アシュレイ・ジャッド、マイケル・シャノン、リン・コリンズ、ブライアン・F・オバーン、ハリー・コニック・Jr
人間が人間でいられなくなる──
+あらすじ+
アメリカ、オクラホマ州。レストランバーでウェイトレスをするアグネスは、最近仮釈放された元夫ジェリーの暴力から逃れるため、一人でモーテル暮らしをしていた。そんなある日、同僚女性からピーターという流れ者の男を紹介されるアグネス。彼の心に自分と同じような癒えない傷があることを感じ取り、徐々に心を許していく。そんな中、ピーターは目に見えないほど小さな“虫”の存在に異常な警戒心と恐怖心を露わにしていく。やがてピーターは“虫”に関するある秘密をアグネスに打ち明けるのだったが…。(allcinema ONLINEより)
BUG=虫、パソコンではプログラムの誤り、不具合のことだったりしますが、この作品は虫のBUGと人間のBUGをうまく合わせたお話となっておりますね。人間が不具合を生じたらこんな感じ?みたいな・・・。
最初はそれほど面白くなかったんですが、謎のピーターという男が虫の存在を意識しはじめてから急展開になっていって何だかすごい方向に行っちゃいました(笑。
もともとアグネスが暮らしているモーテル自体もあまり衛生的に良くなさそうな感じだったのでダニとかいそうだなとは思ってましたよ。そしたらピーターがアグネスに見えないような虫で大騒ぎしはじめたので、あら精神異常?と思い始め、ああ妄想かと、、、。
でも観ていくうちにピーターの妄想なのか、その後現れた医者がうそを言ってるのかよくわからんことになっていきました。こっちまでおかしくなりそう(汗。
それにピーターよくしゃべるしゃべる、だんだん同調してきたアグネスもよくしゃべるしゃべる・・・このお二方の迫真の演技には参りました。
このピーター役のマイケル・シャノン、はて?どこかでと思ったら『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』に出てたんですねぇ。変わり者の役はお得意なんだうろか・・・。この方の作品はあまり観てないな。
すっきりしないうちに終わっちゃいましたが、なんかすごく勢いのある内容でした、、、。結局、何か本当なのかわかりませんでした。二人の演技というかセリフに圧倒されたまま終わった感じです。面白いのかそうでないのか・・・よくわからないけど圧倒されちゃいましたよ(笑。
狂気は伝染する?
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