【RESTLESS】 2011/12/23公開 アメリカ 90分
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ヘンリー・ホッパー、ミア・ワシコウスカ、加瀬亮、シュイラー・フィスク、ジェーン・アダムス、ルシア・ストラス、チン・ハン
天国より近くにいる君へ
交通事故で両親を失い、自身も臨死を体験した少年、イーノック。以来、日本人の特攻青年ヒロシの霊が見えるようになり、今では唯一の話し相手となっていた。すっかり死にとらわれてしまった彼は、見ず知らずの故人の葬式に紛れ込むことを繰り返していた。ある日、それを見とがめられた彼は、参列者の少女アナベルに救われる... (allcinema ONLINEより)
両親を事故で失い自らも臨死体験をした少年と余命3か月の少女との切ないラブ・ストーリー。だったのね。
監督は『エレファント』『ミルク』のガス・ヴァン・サント。
主演はデニス・ホッパーの息子ヘンリー・ホッパー、『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカ。共演に日本人特攻隊の青年役で加瀬亮。
公開前にテレビで紹介してたのを観た時、少年役の子がイケメン君だなーと思ってたのを思い出して観ました(笑)。あのデニス・ホッパーの息子だったとはびっくり。お父さんの若い頃の画像を探したら確かに似ている!! すみません~不純な動機です、、、。でも角度によってはそうでない時も、、、
アメリカ産にしてはとっても繊細なお話でした。ミア・ワシコウスカちゃんもアリスの時とは全く雰囲気が違う。そりゃ余命3か月の少女の役ですからねぇ、かなり痩せてて本当に病気かと思わせるほど...。ヘンリー君の心が不安定な繊細な演技も良かった。
なぜに特攻隊の青年の幽霊が?と思ったけど舞台はアメリカ。雰囲気的にヨーロッパのどこかかと思ってた。加瀬さんの存在が良かったし流ちょうな英語でした。あの手紙の内容がまた良くて泣けました。それにいいお辞儀でしたわ。
一度死を体験した少年とこれから死を体験する少女、そして愛する人の最期に立ち会った人と立ち会えなかった人の心情が丁寧に描かれていて死がテーマなんだけど、終わりではなくて旅立ちという感じでそっと余韻の残る素敵な作品でした。
両親のお葬式に立ち会うことができなかったイーノック、見ず知らずの人のお葬式に紛れ込んで死というものはどういうことなのか知りたかったんでしょうね。そんな時にアナベルに出会ったことで、彼女によって両親の死、そして彼女の死を受け入れることができたのですね。
ラストの表情がとても良かったです。
このところ犯罪ものやバイオレンスものが続いていたので良いのを観た!!
永遠の僕たち [DVD] | |
ヘンリー・ホッパー,ミア・ワシコウスカ,加瀬 亮 | |
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
見栄えのいい子を持ってきたなーと思ったら、息子さんとは…確かに目のあたりとか似てますもんね!
彼女の死を前にしたラストのイーノックの微笑みがとっても素敵で心があたたかくなる作品でした
私,どうにもミアワシコウスカが苦手、、、、
これはすごくガスヴァンサントらしい映画だったよね~
多感で個性的な若い男女の恋。透明感ある作品。
美少年フェチ 笑
本当に繊細なおはなしですよね。
死がテーマですけどどこか温かみのある作品でしたね。
また見栄えがいいから余計いい!
とても心に残る素敵な作品でした。
キャストがまた素敵でした。
そうなると入り込みづらいよね。
この監督さん、繊細なお話がうまいなー。
>美少年フェチ 笑
もうちょっと育ったくらいが...(笑)